[win] Outlook Express トラブル |
Internet Explorer 6 SP1 累積修正 (810847) を適用後、Outlook Express でメールを編集中に Mshtml.dll でエラーが発生して Outlook Express が終了される現象が発生することがあります。
これは累積修正で更新された Mshtml.dll Build 1141 の障害です。この障害は英語版では Q816506 の Mshtml.dll Build 1173 で修正されていますが、2003/04/24 提供の Internet Explorer 用の累積的な修正プログラム (813489) (MS03-015) で日本語版でも正式に修正されているため、これを適用してください。また Outlook Express 自体にも「Outlook Express 用の累積的な修正プログラム (330994) (MS03-014)」が用意されているため、330994 の適用もお勧めします。
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Outlook Express 6.0 SP1 の累積修正プログラム (331923/MS03-014:330994) を適用後、アドレス帳 (wab) を操作するとデスクトップなどに ~ (チルダ) という名前のファイルが作成されたり、Outlook Express で添付ファイルの前回保存先フォルダが記憶されなくなるなどの障害が発生します。
~ ファイルは、修正適用以前は *.wa~ ファイルとして作成されていたアドレス帳のバックアップですが、以下の手順で作成場所を指定できます。
- Outlook Express を起動するアイコンを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- [ショートカット] タブの「作業フォルダ」に、~ ファイルを作成するフォルダのパスを記入します。
作業フォルダの変更時に「アクセスは拒否されました」と言われる場合、ショートカットのプロパティの [全般] タブで「読み取り専用」にチェックされていないことを確認してください。
Outlook Express で、受信したメールに対して「返信」すると、受信メールから引用した文字が化けることがあります。
これは Internet Explorer を 5 以上にアップグレードしたにもかかわらず、Outlook Express を 4.0x のままアップグレードしなかった場合に発生する障害です。
Internet Explorer 5.x のセットアップを再実行して、Outlook Express もアップグレードしてください。
ATOK12 と McAfee Virus Scan が導入されているシステムで、Outlook Express を使うと、Outlook Express 終了時にページ違反が発生します。
これを回避するには Just System から配布されている ATOK12 の修正版をダウンロードして適用してください。
Outlook Express 5 (OE5) を起動しようとすると、MSIMN がモジュール WAB32.DLL でページ違反を発生して起動できないことがあります。アップグレード失敗などで Windows アドレスブック (WAB) が破損しているとこの症状が発生するため、アドレス帳をリネームしてから Outlook Express を起動してください。
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ] をクリックします。
- 名前に *.wab を、探す場所に「ローカルハードドライブ」を設定し、「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかったアドレス帳の名前を変更します。(拡張子は wab のままにしてください。)
- Outlook Express を起動します。
- [ファイル]−[インポート]−[アドレス帳] から先ほど名前を変更したアドレス帳をインポートします。
(ステップ 5 はアドレス帳の破損状況に依存し、必ずしも成功しません。)
Outlook Express のアイコンをクリックしても、「起動できません」と言われたり、何も起きなくなることがあります。
これはインターネットアカウントマネージャに関するレジストリが破損しているためなので、次の手順で回復させることができます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER にある Identities キーを展開します。
- 右側にある changeing、incoming ID、outgoing ID を削除します。
- Outlook Express を起動します。
この処置でも Outlook Express を起動しない場合、次の作業を行います。
- 念のためメールデータやアドレス帳をバックアップします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER にある Identities キーを削除します。
- Outlook Express が起動しますが、アカウント設定が削除されているので必要な設定を再度行ってください。
メールの差出人が EUDORA PRO を使っており、text/enriched 形式で送信したメールを Outlook Express で受信すると、文字化けして読むことができません。この場合次のいずれかの方法で対処してください。
- 受信メールを保存して読む
- 文字化けしたメールを開き、[ファイル]−[名前を付けて保存] をクリックします。
- ファイルの種類に *.eml を指定して任意の名前で保存します。
- 保存した eml ファイルをダブルクリックして開きます。
- 別の形式で再送信してもらう
- 送信側で EUDORA PRO を起動し、[特別]−[設定] から [スタイルテキスト] を text/plain に変更してもらい、メールを再送信してもらいます。
あるときから Internet Explorer (IE) のスタートページに検索バーが表示されたり、IE の検索が知らないページに変更されていたり、Outlook Express (OE) でメールを作成すると見慣れぬ署名が記入されていることがあります。また、お気に入りに見覚えの無いリンクが追加されていることもあります。
この場合、まず以下の手順を実行し、問題が継続するかどうかを確認してださい。
- Web 設定のリセット
- Internet Explorer を起動し、[ツール]−[インターネットオプション] をクリックします。
- [プログラム] タブをクリックし、「Web 設定のリセット」をクリックします。
- 「はい」をクリックします。(ホームページを変更しない場合はチェックを解除しておきます。)
- Internet Explorer の修復
- コントロールパネルから「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
- 「Microsoft Internet Explorer 5 とインターネットツール」を選択して「追加と削除」ボタンをクリックします。
- 「Internet Explorer を修復する」を選択して「OK」をクリックします。
以上の手順を実行後も、Windows を再起動するとスタートページが書き換えられる場合、「Windows 起動時にエラーが発生します」の手順で書き換えを行っているプログラムを特定し、問題のプログラムを起動しないように設定してください。
また、悪質なスパイウェアやウィルスに感染している可能性もあるため、「ウィルスやスパイウェアをチェックするには?」を参照してチェックしてください。
特定のサイトが配布する拡張機能によっても同様の症状が発生するため、GoHip という文字に見覚えがある場合は手順に従ってアンインストールしてください。
- インターネットに接続します。
- Removal Instructions for GoHip! Browser Enhancement ページにアクセスします。
- 「1.CLICK HERE」をクリックし、デスクトップなどに機能削除用ファイル (remove.exe) をダウンロードします
- ダウンロードした remove.exe をダブルクリックします。
言うまでもないと思いますが、拡張機能の導入や削除はご自分の判断で行なって下さい。
同様なサイトとして secondpower.com がありますが、こちらも Customer Service ページから「1.Download and run this UNINSTALL PROGRAM」をクリックして機能削除用ファイル (ui.exe) をダウンロードして実行してください。
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Outlook Express のアドレス帳から、登録したユーザーが消えてしまった場合、次の作業で再表示できることがあります。
- Outlook Express を起動し、ツールバーの [アドレス] を起動します。
- [表示]−[フォルダおよびグループの一覧] をクリックします。
- 左側にフォルダやユーザー名が表示されるので、「メインユーザー」などをクリックしてアドレス一覧が表示されることを確認します。
Outlook Express 5 以降のメールファイルやアドレス帳ファイルである *.dbx ファイルや *.wab ファイルに読み取り専用属性がついているとインポートに失敗します。
CD-R などに保管したものを直接インポートしたり、CD-R からハードディスクにコピーしたままだと、読み取り属性がついているので、次の手順で読み取り属性を解除してください。
- Ctrl キーを押しながら、インポートしたい dbx ファイルたちや wab ファイルをクリックしていきます。
(複数選択できます。)
- Ctrl キーから手を離し、選択されたいずれかのファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
(ここでクリックしてしまうと、複数選択が解除されてしまいます。)
- 「読み取り専用」のチェックを解除します。
- 「OK」をクリックします。
また、dbx ファイルをインポートしようとしても、「ファイルが見つかりません。または別のアプリケーションで開かれている可能性があります」というメッセージが出てインポートできないことがあります。
dbx ファイルの中に Folders.dbx ファイルがない場合にもこのエラーが発生するので、受信トレイ.dbx ファイルなどと同じフォルダに Folders.dbx ファイルもコピーしてください。
IE5.0 の最初のバージョンに付属する Outlook Express 5 は、MAPI インターフェースの不具合で Palm デバイスと HotSync できません。
この場合、5.00.2314.1300 以上のバージョンにアップグレードして下さい。
最新の雑誌付録などで配布されている IE5 に付属のものは HotSync 可能です。Windows 2000 に付属の Outlook Express も HotSync 可能です。
Palm デバイスで Outlook Express 5 のメールメッセージを HotSync すると、Palm デバイスのメールアプリケーションで文字化けし、正しく表示できないことがあります。
この場合、Outlook Express で次の設定をしてから HotSync して下さい。
- Outlook Express を起動します。
- [ツール]−[オプション] をクリックし、[読み取り] タブをクリックします。
- 「フォント」ボタンをクリックし、エンコードを [日本語(JIS)] に設定して「OK」をクリックします。
- 「エンコードの設定」ボタンをクリックし、「受信メールに標準のエンコードを適用する」にチェックして「OK」をクリックします。
- 「OK」をクリックしてオプション画面を閉じます。
Outlook Express のメール本文中に書かれた URL をクリックすると、エクスプローラが起動し、C ドライブの内容などが表示されることがあります。
これは、Internet Explorer が「通常使うブラウザー」に設定されていないことが原因です。
Internet Explorer を起動して、「通常使うブラウザーに設定しますか?」ときかれたら「はい」をクリックしてください。もし、何も聞かれない場合は、以下の作業でこのメッセージを出すように設定してください。
- Internet Explorer を起動します。
- メニューバーの [表示]−[インターネットオプション] (IE5 以降の場合は [ツール]−[インターネットオプション]) をクリックします。
- [プログラム] タブを選択し、[Internet Explorer の起動時に、通常使うブラウザを確認する] チェックボックスをオンにして、「OK」をクリックします。
- Internet Explorer を再起動し、通常使うブラウザーに設定します。
(チェックボックスをオンにするだけでは意味がないことにご注意ください。)
IE を起動して「OK」をクリックしても現象が回避できない場合、次の作業を行ってください。
- Internet Explorer を起動します。
- メニューバーの [表示]−[インターネットオプション] (IE5 以降の場合は [ツール]−[インターネットオプション]) をクリックします。
- [プログラム] タブを選択し、「Web 設定のリセット」ボタンをクリックします。
- リセットしますか?で「はい」をクリックします。
(ホームページはリセットする必要がないので、チェックは解除してかまいません。)
これらの処置を行っても症状が継続する場合、IE5 の修復や、IE の再導入で問題を修正することができます。
Windows9x を Windows Me にアップグレード後、Windows Me 上でアドレス帳に連絡先を追加した場合、Windows Me をアンインストールすると追加したデータは消えてしまいます。
データを保護したい場合は、Windows Me をアンインストールする前にアドレス帳ファイル (*.wab) をバックアップしておき、Windows9x + IE5.01 以上の環境にインポートしてください。
Windows XP に SP1 を適用後、Outlook Express 6 でユーザーの切り替えを行うことができなくなります。
これは SP1 の障害と思われますが、一時的な回避策として以下の設定を行って運用してください。
- Outlook Express を起動し、[ファイル]−[ユーザー]−[ユーザーの管理] をクリックします。
- 「プログラムを起動するときは、次のユーザーを使用する」のチェックを解除して「OK」します。
- Outlook Express を再起動し、任意のユーザーでログオンします。
なお、この障害は hotfix 331923 で修正されています。
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Windows 2000/XP で、標準添付の Outlook Express や Outlook で、メールサーバーパスワードを設定して「パスワードを保存する」にチェックをしているにもかかわらず、パスワードが保存されず、毎回入力しなければいけないことがあります。
これはユーザープロファイルレジストリに問題があるためなので、次の手順で問題のキーを削除してください。(Q264672)
- すべてのアプリケーションを終了させます。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedt32 を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Protected Storage System Provider を開きます。
- メニューバーの [セキュリティ]−[アクセス許可] をクリックします。
XP では Protected Storage System Provider キー (フォルダのアイコン) を右クリックして [アクセス許可] をクリックします。
- ACL から現在ログオンしているユーザーをクリックし、読み取りとフルコントロールに「許可」のチェックがあることを確認します。
- 「詳細」ボタンをクリックし、以下のようになっていることを確認します。
種類 | 名前 | アクセス許可 | 適用 |
許可 | <ログオンユーザー> | フルコントロール | このキーとサブキー |
- 「すべての子オブジェクトのアクセス許可を元に戻し...」にチェックして「適用」ボタンをクリックします。
- 確認ダイアログに「はい」をクリックします。
- 「OK」「OK」をクリックします。
- Protected Storage System Provider キーをダブルクリックし、ユーザーサブキーをクリックします。
ユーザーサブキーはこんな (S-1-5-21 ...) 形式です。
- ユーザーサブキーを削除します。
- Windows を再起動します。
セットアップ直後、Administrator でログオンすると、この問題が発生することがあります。
Outlook Express 4 のメッセージファイル(*.ids、*.mbx)を Outlook Express 5 にインポートしようとすると、「メッセージが見つからない」というエラーで失敗することがあります。
OE5 のインポート機能はメッセージファイルが mail という名前のフォルダに格納されていることを前提にしているので、*.ids、*.mbx ファイルが mail フォルダに格納されていることを確認して下さい。
また、メッセージが保存されている場所として mail フォルダの親フォルダを指定する必要があります。
Internet Explorer や Outlook Express を起動すると、Kernel32 が Explorer や、Commgr32、Mprexe、Msgsrv32 などでページ違反を起こすことがあります。
パスワードリストファイルが破損しているとこのエラーが発生することがあるので、次の手順でパスワードリストファイルを削除して下さい。
(パスワードリストファイルを削除すると、ファイルに記憶させたパスワードも消去されます。ISP などのパスワードを Windows に覚えさせている場合は、事前にパスワードを確認して下さい。)
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ] をクリックします。
- *.pwl を指定して「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかった pwl ファイルを全て削除します。
Outlook Express 5 もしくは 6 (OE) を起動しようとすると「MSOE.DLL を読み込めなかったため、Outlook Express を起動できませんでした」と表示されて、OE が起動できないことがあります。
OE のファイル不整合が原因で、このエラーが発生することがあるため、Internet Explorer のカスタムセットアップを行い、OE を再インストールしてください。
IE6 をインストールした Windows Me を使用している場合、アドレス帳を削除すると同じエラーが発生するため、「アプリケーションの追加と削除」の [Windows ファイル] からアドレス帳をインストールしてください。
Outlook Express 起動時に MSIMN が Kernel32 や MSHTML.DLL でページ違反を起こすことがあります。
MSHTML の障害が原因でこのエラーが発生する場合があるので、マイクロソフトセキュリティアップデートページから MSHTML 問題の修正プログラムをダウンロードして適用して下さい。
Outlook Express 起動時に MSIMN がモジュール MSOEACCT.DLL でページ違反を起こして起動できないことがあります。
これはインターネットアカウント情報が破損している場合に発生するので、次の作業でインターネットアカウントレジストリを修復してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Internet Account Manager \Accounts\0000000x を開きます。
(ここで x は 1 から始まる数字です。登録されたアカウントの数だけ項目があります。)
- 右側のエリアに注目し、POP3 Server や POP3 User Name、SMTP Server などを書き留めます。
(プロバイダーから送られた設定情報を持っている場合、このステップは必要ありません。)
- HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Internet Account Manager \Accounts\0000000x を削除します。(00000001、00000002
など複数ある場合は、すべて削除します。)
- コンピュータを再起動します。
- Outlook Express を起動し、[ツール]−[アカウント] からアカウントを再設定します。
Outlook Express 起動時に MSIMN が Msoe.dll でページ違反を起こすことがあります。
Outlook Express のデータストアである *.dbx ファイルに、読み取り専用属性が設定されているとこのエラーが発生することがあるので、次の作業でファイルの属性をチェックしてください。
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ] をクリックします。
- 名前に *.dbx と入力し、検索先に C ドライブなどを指定します。
- 「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかった dbx ファイルを 1 つづつ右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- 「読み取り専用」にチェックされている場合、これを解除します。
- 「OK」をクリックします。
(4〜6 は見つかったすべてのファイルに対して行います。)
Outlook Express を起動時やメール受信時に、MSIMN が Kernel32.dll や Msoe.dll でページ違反を起こすことがあります。
特定のメッセージルールが設定されている場合に発生することがあるので、次の作業でメッセージルールを再設定してください。
- Outlook Express を起動します。
(起動時に送受信するように設定されているとページ違反が発生するので、接続は行わないでください。)
- [ツール]−[メッセージルール]−[メール] をクリックします。
- 「サーバーからダウンロードしない」「サーバーから削除する」のいずれかが設定されている場合は、これを削除します。
- 「OK」をクリックします。
Outlook Express でメール作成時に、「RICHED32.DLL が読み込めません」エラーが発生することがあります。
特定の DLL ファイルが消失したか、損傷したことが原因の場合があるため、次の手順で DLL ファイルを回復させて下さい。
- Windos CD-ROM をセットします。
メーカー製 PC で Windows CD-ROM がない場合は、C:\Windows\Options\Cabs フォルダが CD-ROM に相当します。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から SFC を起動します。
Windows Me の場合は msconfig を起動します。
- 「インストール ディスクからファイルを 1 つ抽出する」を選択し、GAPI32.DLL を指定して「開始」ボタンをクリックします。
- 同様に RICHED32.DLL ファイルもリストアします。
Outlook Express でメール作成時、[宛先:] をクリックすると受信者リストが表示されますが、ここで名簿の姓と名が逆に表示されることがあります。
これはアドレス帳の並び順が名前優先になっているためなので、次の作業で姓を優先に設定してください。
- Outlook Express を起動します。
- ツールバーから [アドレス] をクリックてアドレス帳を起動します。
- [表示]−[並べ替え] で [名前] と [姓] に黒丸をつけます。
Outlook Express でメールを送信しようとすると、MSIMN が Msoe.dll や Directdb.dll でページ違反を起こしたり、十分なディスクがない、送信できないなどのエラーメッセージが表示されることがあります。
これは Folders.dbx ファイルが損傷しているときの典型的な症状なので、次の作業で修復してください。
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ] をクリックします。
- 名前に Folders.dbx と入力、検索先に C ドライブなどを指定します。
- 「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかった Folders.dbx をクリックしてから F2 キーを押し、ファイルの拡張子を dbx から ddd などに変更します。
- Outlook Express を起動します。(Folders.dbx ファイルは自動再作成されます。)
Outlook Express でメールを送信しようとすると、SMTP プロトコルで不明なエラーが発生し、エラー番号 0x800C013B が表示されることがあります。
送信済みアイテム.dbx ファイルが損傷していると、このエラーが発生することがあるため、次の作業でこのファイルを切り離してください。
- [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ] をクリックします。
- 名前に *.dbx と入力、検索先に C ドライブなどを指定します。
- 「検索開始」ボタンをクリックします。
- 見つかった 送信済みアイテム.dbx をクリックしてから F2 キーを押し、ファイルの拡張子を dbx から ddd などに変更します。
- Outlook Express を起動します。(送信済みアイテム.dbx ファイルは自動再作成されます。)
Outlook Express 6 で、受信したメールの添付ファイルが「次の添付ファイルは安全でないためメールからのアクセスが削除されました」と表示され、開いたり保存できないことがあります。
これは、OE6 のセキュリティ機能によるものなので、以下の設定を確認してください。
- OE6 を起動し、メニューバーの [ツール]−[オプション] をクリックします。
- [セキュリティ] タブにある「ウィルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない」にチェックされている場合は解除して「OK」をクリックします。
ただし、添付ファイルは決して直接開いたりせず、ファイルとして保管してウィルスチェック後に開くことをお勧めします。
また、上記オプションを有効にしたまま、「ウィルスの可能性がある添付ファイル」として判断されるファイルの種類 (拡張子) を変更するには、以下の手順を実行してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Microsoft \Internet Explorer を展開します。
- [編集]−[新規]−[キー] から UnsafeFiles キー (フォルダのアイコン) を作成します。
- UnsafeFiles キーをクリックし、以下のキーを作成します。
- ファイルの種類を追加したい場合、[編集]−[新規]−[キー] から Include キーを作成します。
- 特定のファイルの種類を除外したい場合、[編集]−[新規]−[キー] から Exclude キーを作成します。
- Include または Exclude キーをクリックし、[編集]−[新規]−[キー] から拡張子名のキー (例:.exe) を作成します。
Outlook Express 5 でメールの送受信を行うと、自動的にダイヤルアップが切断されることがあります。
この現象は、自動切断やアカウント別接続が設定されている場合に発生するため、次の設定を確認してください。
自動切断
- OE5 を起動し、[ツール]−[オプション] をクリックします。
- [接続] タブをクリックし、「送受信が終了したら切断する」のチェックを解除します。
アカウント別接続
- OE5 を起動し、[ツール]−[アカウント] をクリックします。
- [メール] タブをクリックし、使用しているアカウントをダブルクリックします。
- [接続] タブをクリックし、「このアカウントには次の接続を使用する」のチェックを解除します。
Outlook Express でメールを受信すると、同じメールが複数回ダウンロードされることがあります。
同一の POP サーバーに対して複数のメールアカウントを定義しており、アカウント間で「サーバーにメッセージのコピーを置く」設定が異なっている場合にこの現象が発生するため、次の手順で設定を統一してください。
- OE5 を起動し、[ツール]−[アカウント] をクリックします。
- [メール] タブをクリックし、リストの最初のアカウントをダブルクリックします。
- [詳細設定] タブの「サーバーにメッセージのコピーを置く」のチェックを解除するかチェックします。
- 「OK」をクリックします。
- 手順 2〜4 をすべてのメールアカウントで行います。
すべてのアカウントでチェックをつけるか、つけないかを統一してください。
Outlook Express のメールアカウントパスワードの保存にチェックしても、メールパスワードが保存されず、メール受信時に毎回パスワード入力を求められることがあります。
Windows Washer などの IE オートコンプリート制御ソフトウェアを導入しているとこの症状が発生する場合があるので、この種類のソフトウェアを導入していないか確認して下さい。
Outlook Express 終了時に MSIMN が Kernel32.dll や Wsock32.dll でページ違反を起こすことがあります。
何らかのプログラムによって Wsock32.dll ファイルが Outlook Express と互換性のないバージョンに変更されるとこのエラーが発生するので、次の作業で Wsock32.dll を Windows98 CD-ROM から抽出してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から SFC を起動します。
- 「インストールディスクからファイルを1つ抽出する」を選択し、Wsock32.dll を指定して「開始」をクリックします。
- 復元元として Windows98 CD-ROM の Win98 フォルダを、復元先として Windows\System 指定して、「OK」をクリックします。
リカバリー CD-ROM が付属し、Windows98 CD-ROM が添付されない機種の場合は、復元元として C:\Windows\Options\Cabs フォルダを指定できます。
VirusScan4 がプリインストールされている Window98 PC で、Outlook Express 5 の起動と終了を繰り返すと、システムリソースが減少していくことがあります。
これは特定の環境で発生する VirusScan4 の不具合なので、ネットワークアソシエイツ社から修正版をダウンロードして適用して下さい。
Outlook とアドレス帳を共有していると、アドレス帳内に新規フォルダを作ることはできません。
どうしてもフォルダを作りたい場合は、次の手順で共有を解除して下さい。
- Outlook Express を起動します。
- ツールバーから「アドレス」をクリックします。
- [ツール]−[オプション]−[共有] をクリックし、「Microsoft Outlook や ...連絡先の情報を共有しない」を選択します。
いくつかの原因が考えられます。
Imagehlp.dll が損傷しているか消失している
McAfee VirusScan のアンインストールなどが原因で Imagehlp.dll が損傷/消失すると、OE の起動に時間がかかるようになります。
次の手順で Imagehlp.dll をリストアしてください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から SFC を起動します。
- 「インストールディスクからファイルを1つ抽出する」を選択し、Imagehlp.dll を指定して「開始」をクリックします。
- 復元元として Windows98 CD-ROM の Win98 フォルダを、復元先として Windows\System 指定して、「OK」をクリックします。
リカバリー CD-ROM が付属し、Windows98 CD-ROM が添付されない機種の場合は、復元元として C:\Windows\Options\Cabs フォルダを指定できます。
オートコンプリートの履歴が破損している
オートコンプリートの履歴が破損している場合、次の手順で履歴をクリアしてください。
- Internet Explorer を起動し、[ツール]−[インターネットオプション] をクリックします。
- [コンテンツ] タブをクリックし、「オートコンプリート」ボタンをクリックします。
- 「フォームのクリア」「パスワードのクリア」ボタンをクリックし、「OK」をクリックします。
レジストリの ProtectedStorage に不正な情報が記録されている
ProtectedStorage キーに正しくない情報が記録されている場合も OE の起動に時間がかかります。
次の手順で ProtectedStorage キーを初期化してください。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services を開き、ProtectedStorage をクリックします。
- [レジストリ]−[レジストリファイルの書き出し] で任意の reg ファイルに ProtectedStorage キーを書き出します。
- ProtectedStorage キーを削除します。
- [スタート]−[プログラム]−[MS-DOS プロンプト] を開き、次のコマンドを実行します。
C:\WINDOWS>cd system
C:\WINDOWS\SYSTEM>pstores -install
- Windows を再起動します。
Outlook Express でメールを送受信しようとすると、POP サーバー名が localhost に書き換えられていることがあります。
これは、アンチウィルスソフトがメールのウィルスチェックを行っているためなので、問題がなければ放置してください。
問題がある場合は、アンチウィルスソフトウェアの設定で、メールの監視機能を解除してください。
Outlook Exoress で送受信を行うと表示される進行状況画面は、送受信が完了すると自動的に消えますが、何かの拍子で送受信が正常終了した後も画面が消えなくなることがあります。
この場合、画面の右下にあるピンが刺さった状態になっていないか確認してください。
ピンが刺さっている場合は、このアイコンをクリックしてピンを外してください。
McAfee VirusScan や Personal Firewall がセットアップされていると、Outlook Express で以下のような問題が発生することがあります。