こんなケースになっていませんか?
良い物件で内装も思ったようにできた、スタッフも揃えて、あとはオープンするだけ。そう思って開業したが、オープン後の売上が今一つ。そんなお話は世間では沢山あります。
・今現在、売上がイマイチだと感じていませんか?
・オープンして数年経ち、売上の限界を自分で決めてしまっていませんか?
・今より売上が伸びる方法があるのなら、知りたいと思いませんか?
売上を上げるにはWebを活用した方法やfax、チラシ配り等、一時的に上げる方法や新たな商品・サービスを提供する等で顧客の心を掴む方法もあります。
一般的に店舗のリピーター率は平均して10~20%と言われています。なんと80%以上のお客様が次回は来店しないのです。80%のお客様のうち、あと少しでもお客様がリピーターになったら、凄いと思いませんか?もし5%増えたら、毎月の売上が継続して伸び続ける可能性は大いにあります。
リピーターを増やすには?
継続的に売上を上げるには、スタッフに力を付けてもらう方が一番です。
・良いスタッフがいない。
・スタッフが辞めてしまう。
・スタッフの数が足りない。
日頃より、飲食店経営者のお話を聞いていると、人材に関するお悩みを多く耳にします。中でも人材の教育に関しては、皆さん頭を悩ませているようです。
その原因の多くは、プレーヤーとして飲食店の現場に立ち、業務を行うことには慣れていても、教えるということに慣れていないからなのです。
採用に関する現状
採用難の昨今、スタッフの定着は現場の死活問題です。優秀なスタッフを育てること、優秀なスタッフの離職を防ぐことは容易ではありません。近年、アルバイトの給与水準の引き上げなど、さまざまな側面で定着率の向上を図っているようですが、一筋縄ではいきません。
都道府県別有効求人倍率を調べたところ、平成28年7月時点では、全国平均1.37倍、東京に関してはなんと、2.04倍もの数値です。東京は全国で一番人不足だったのです。
人材不足と人件費の上昇により、収益の低下も著しい。人がいないとなれば、新規出店や多店舗展開の動きも鈍くなります。このまま現状の変化に対応できないと、弊社の関わりのある飲食業界は更に衰退の一歩を辿ってしまいます。
雇用にまつわる助成金・補助金制度
飲食店には、雇用にまつわる助成金・補助金制度があります。内容を良く理解し、制度を活用することで、上記のような問題にも対応できる可能性があります。
職場定着支援助成金
従業員の離職率を低下させるために「評価・処遇制度」「研修制度」「健康づくり制度」「メンター制度」の各種雇用管理制度を導入・実施した事業主には最大40万円が支給され、さらにその結果目標を達成することができれば、追加で60万円の支給が受けられる制度。なお、低下させる離職率(目標値)は企業規模によって異なります。
■補助上限額:100万円(制度導入助成40万円、目標達成助成60万円)
■補助対象者:雇用管理制度の導入などを通じて従業員の離職率低下に取り組む事業主のうち、一定の条件を満たすもの
職場定着支援助成金(個別企業助成コース) |厚生労働省
キャリアアップ助成金
有期契約労働者や短期契約労働者、派遣労働者といった「非正規雇用労働者」のキャリアアップを促進するために設けられ、正社員化や人材育成、処遇改善などの取組を実施した事業主に対する助成金制度。近々アルバイトやパート従業員を正社員にしようとお考えの方は、厚生労働省作成のパンフットを事前に一読下さい。
■補助上限額:有期→正規 60万円など、年にて1年度1事業所当たり15人まで。
次回予告
飲食店経営者の皆様にお聞きします。アルバイト・パート採用にかかる平均コストを意識したことはありますか?2009年の約29,000円/名から、4年で1.7倍の約52,000円/名にまで上昇しています。
参考:アルバイト・パート1名の採用コストは4年で1.7倍上昇! 人材確保のポイントは「応募時の対応」。 | 共同通信PRワイヤー
採用コストが高い、せっかく採用した人材がすぐ離職しては、経営もなかなか安定しません。飲食店にとって人材の定着率アップは喫緊の課題と言えそうです。
人材不足が社内で話題に挙がる機会が多くなった頃・・・。ふと上司の紹介で「ある方」と出会いました。人材不足を解決する「その秘密」とやらを探ってみることにしました。場所は新宿へ、いざ出陣!
あなたのお店に忍び寄るアルバイトの大量離職。
儲かるお店はやっている!人材確保、離職防止の●●セミナーに行ってみた。