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【芸能・社会】平幹二朗さん死去、82歳 自宅浴室内で倒れ、家族が発見2016年10月24日 紙面から
重厚な演技と格調高いせりふ術が持ち味の俳優、平幹二朗(ひら・みきじろう)さんが死去したことが23日、分かった。82歳。広島市出身。葬儀・告別式の日取り、喪主は未定。俳優平岳大は長男。 東京都世田谷区内の自宅の浴室内で倒れているのを、訪れた家族が23日午後6時半ごろ発見し119番した。警視庁北沢署員が駆け付けたが心肺停止状態だったという。平幹二朗さんは1人暮らし。同署は事件性はないとみている。 俳優座養成所を経て、1956年俳優座入団。「ファウスト」「三人姉妹」などの舞台で若手ホープとして注目を集めたが退団し、フリーに。同年、劇団四季で「ハムレット」を演じ、高く評価された。 テレビ、映画への出演も多く、63年スタートの「三匹の侍」(フジテレビ系)のニヒルな浪人役や、NHK大河ドラマ「樅ノ木は残った」「国盗り物語」などで国民的人気を集めた。 舞台では76年以降、演出家蜷川幸雄さんと組み、「王女メディア」「近松心中物語」などでヒットを連発。その後も「NINAGAWAマクベス」「元禄港歌」「タンゴ・冬の終わりに」「オイディプス王」「グリークス」など数多くの蜷川作品に出演した。 肺がん手術を受けたが回復。シェークスピア作品に意欲的に取り組み、「ヴェニスの商人」「リア王」「オセロー」などに出演、一人芝居「親鸞」にも挑戦するなど精力的に舞台を務めた。98年紫綬褒章。2005年旭日小綬章。 1970年に俳優の佐久間良子と結婚、84年に離婚した。 今年10月に始まったフジテレビ系月9ドラマ「カインとアベル」に出演中だった。 PR情報
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