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【ドラニュース】

1位・柳がいれば神宮は鬼門じゃない

2016年10月24日 紙面から

 神宮の申し子は竜の救世主だ!!中日からドラフト1位指名された明大・柳裕也投手(22)が23日、ヤクルトの本拠地・神宮球場での白星量産を誓った。竜は過去10年間、神宮で勝ち越したのは2度だけ。チームの鬼門で期待の右腕が結果を残す。この日は、東京六大学秋季リーグで明大が立大との2回戦に勝ち、2季連続39度目の優勝が決定。前日の同カードに完投勝利した柳は登板しなかったが、主将はチームメートから胴上げされた。また6位指名を受けた東海大・丸山泰資(たいすけ)投手(21)は、中田スカウト部長、石井チーフスカウトから指名あいさつされた。

 あれ、柳がいない。明大ナインがマウンド付近で優勝の喜びを爆発させる。ただ、その輪に柳の姿はなかった。

 「自分ももちろんうれしかったです。みんなが喜ぶ姿を見ながら『このチームで野球をやってきてよかった』と思っていました」

 エースで主将という重責から解放されたのか。優勝の瞬間はブルペン。駆けだしていく中継ぎ陣の背中をながめながら、ゆったりとマウンドへ歩みを進めた。

 インタビューでは、11月に開催される明治神宮大会での日本一を宣言。スタンドとベンチから柳コールがわき起こり、大歓声を受けながらチームメートに胴上げされた。

 4点リードの9回の登板も考えられた。善波監督は「(ヤクルトからドラフト2位指名された)星が先発して、最後は3年生の斉藤が投げれば次につながると思って、そうしました」と起用法を説明。柳も「監督のおっしゃる通りです。自分の出番はないと思っていました」と話した。主将として東京六大学リーグ春季、秋季で計17試合に登板し11勝1敗。4年間トータルでは23勝8敗、防御率1・84。通算奪三振は歴代8位となる338だ。

 柳は間違いなく、神宮球場を苦にしない投手。「慣れていますし、投げやすいと思っています。この球場に育ててもらいました」。自身も好相性を実感し、頼もしいコメントを残した。過去10年間、中日が神宮で勝ち越したのはたったの2度。今季は3勝9敗で防御率5・63。屈辱的な数字を残した。たとえ学生野球でも、鬼門で成績を残した柳の加入は心強い。

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