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幻想流浪録 作者:聖龍

第一章 すべてのはじまり

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第五話 修行二日目(後)

「ふぅ〜、妖力を形にするのは以外と難しいな」

昼餉を食い終わった鏡夜は妖力を形にする練習をしていたがなかなか形にできず手こずっていた。

「紫の方を見に行くとするか。」

鏡夜は、息抜きとして紫の方を見に行くことにした。

「ハァ・・・ハァ・・・!」

紫のほうも苦戦をしているのか肩で息をしていた。

「・・・・紫、力み過ぎだ。」

鏡夜は、見かねたのかアドバイスをした。

「・・・いいか?妖力を使うのと纏うのは違う。」

鏡夜は、そう言うと右手に妖力を纏い、左手には妖力を纏わない状態で木に手刀をした。

すると、右手は貫いたが左手は貫かなかった。

「今の紫は、妖力をただ使っているだけだ。」

「・・・・」

「イメージを大切にするんだ。」

まぁ、頑張れと鏡夜は紫の頭を撫でると笑顔でそう言った。

「イメージかぁ・・・よし!頑張るぞ!」

紫は、グッと両手を握り締めると決意を新たに頑張り始めた。

一方、鏡夜はさっきの紫との会話で何かヒントを掴んだのかさっそく試していた。

その方法とは・・・

妖力をある一点に集中して形にしたいものをイメージをして、妖力をその形に変えるというものだった。

そのあと、なんだかんだあって夕食を食べて寝る時間になり寝た。

こうして、朝からハプニングがあったが修行二日目が終了した。

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