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名古屋で松尾芭蕉しのぶ集い

10月22日 19時19分

名古屋で松尾芭蕉しのぶ集い

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江戸時代の俳人、松尾芭蕉を偲ぶ集いが名古屋で開かれました。
これは地元の俳句のグループなどが、今月12日が命日の芭蕉を偲ぼうと企画しました。
集いが開かれた名古屋市のテレビ塔の下は、芭蕉が41歳のときに訪れた場所とされ、当時仲間と読んだ句を刻んだ石碑があります。
22日、県内で活動する俳句グループのメンバーなど合計70人が集まり、はじめに、主催者を代表して名古屋市の俳人、伊藤敬子さんが「この地での私的発見が芭蕉の一生を決めたのです」と名古屋の存在の大きさを紹介しました。
そのうえで、奥の細道を代表する句を披露し、「今一度しみじみとした芭蕉の思いを味わいましょう」と話しました。
挨拶が終わると、参加者らは石碑を囲み、伊藤さんが詠む句に耳を傾けながら芭蕉を偲びました。
名古屋は、芭蕉が立ち寄りその後の作風を決めたと場所の1つとされ、伊藤さんは「芭蕉の作風を変えるほど、名古屋は文化が高いところです。そうした文化の高さを継承していきたいです」と話していました。

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