winfaq home [winme] トラブル

セットアップ

起動と終了

使用中のエラー

使用中に問題が

何々ができません

表示がおかしい

ディスク管理

デバイス

ダイヤルアップ/ネットワーク


セットアップ

再セットアップしたいのですが、プロダクトキーを忘れてしまいました

プロダクトキーを記録した CD-ROM ケースや、OEM 用のファーストステップガイドを紛失し、プロダクトキーがわからない場合は、次の手順でレジストリを参照して下さい。

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion を開きます。
  3. 右側の ProductKey のデータにプロダクトキーが記録されています。

また、「窓の手」の [システム] タブからもこの情報を見ることができます。

セットアップ時のSUxxx エラーの意味と対処方法は?

セットアップで「NTKERN 初期化中にエラー」が発生します

セットアップ中の最初の再起動で、「NTKERN 初期化中にエラーが発生しました。Windows 保護エラーです。」というメッセージが表示され、セットアップが継続できないことがあります。
これはメモリーモジュールの一部のチップに障害がある場合に発生するため、次の作業で物理メモリーの使用量を制限して回避できることがあります。

  1. Ctrl キーを押しながらコンピュータを起動します。
  2. Safe mode command prompt only を選択します。
  3. キーボードの種類を選択します。
  4. コマンドプロンプトが表示されたら、次のコマンドを実行します。
    C:\>Edit Windows\System.ini
  5. [386Enh] セクションを捜し、このセクションに次の行を追加します。
    MaxPhysPage=01000
  6. [ファイル]−[終了] から変更を保存して、コンピュータを再起動します。

この処置でも問題が継続する場合は、メモリーの交換を検討してください。

メモリー不足でセットアップが起動できません

setup /im /is でセットアップを開始して下さい。
セットアップで多くの基本メモリが必要な理由は、DOS ベースのスキャンディスクを実行するためです。

フォーマットしてセットアップを実行する場合や、以前の Windows でスキャンディスク実行後であれば、ScanDisk を実行する必要はないため、/im /is オプションをつけて Windows9x/Me のセットアップを開始することができます。

すでに Windows が導入されている PC に OEM 版を導入できません

Windows95 や Windows98 が導入されてる PC に Windows9x/Me OEM 版を導入しようとすると、SU0168 エラーが発生して、セットアップを継続できません。

この動作は仕様ですが、フォーマットせずに回避する方法が「セットアップ時のSUxxx エラーの意味と対処方法は?」に掲載されています。
このセットアップを行うとき、起動ディスクで起動してセットアップを開始してください。

Windows Me セットアップ中、ハードウェアチェックでセットアップが中止されます

Windows Me は Pentium 150MHz 以上、メモリー 32MB 以上の PC にしか導入できません。この仕様を満たしていない場合、セットアップのハードウェアチェックでトラップされ、セットアップは強制終了するように設計されています。 満足に動作しなくてもテスト的に古い PC に Windows Me を導入したい場合、次の方法でハードウェアチェックを回避することができます。
  1. DOS もしくは Windows9x を起動します。
  2. 次のコマンドを実行します。
    C:\>x:\setup /nm
    (ここで x は Windows Me の CD-ROM がセットされた CD-ROM のドライブレターです。)

以前の Windows が導入されている環境にフルバージョンをセットアップできません

すでに Windows9x が導入されている環境に Windows 98/Me のフルバージョンや OEM 版を導入しようとすると、「アップグレードパッケージが必要」と言われてセットアップが中止されてしまいます。
この場合、以下の手順でセットアップしてください。
  1. CD-ROM にアクセス可能な起動フロッピーディスクを作成します。
    (Windows98 なら、「アプリケーションの追加と削除」で作成した起動ディスクが使えます。)
  2. 起動ディスクで PC を起動します。
  3. 次のコマンドを実行します。
    A:\>ren C:\Windows\win.com *.bak
    A:\>ren C:\Windows\winver.exe *.bak
    A:\>E:\setup
    (この例では、Windows9x は C:\Windows に導入されており、CD-ROM は E ドライブと仮定しています。)

コンピュータ名やワークグループ名が文字化けします

Windows Me は、セットアップ時に入力されたユーザー名や会社名を元にコンピュータ名やワークグループ名の初期値を設定します。
もしユーザー名や会社名に「ー」(長音) が含まれていた場合、コンピュータ名やワークグループ名が文字化けするので、ネットワークのセットアップ画面で訂正してください。
セットアップ中に訂正しなかった場合は、「マイネットワーク」を右クリックし、[識別情報] タブをクリックして訂正してください。

Windows Me をアンインストールすると、かな漢字変換時に変換候補が表示されません

Windows Me をアンインストールして Windows98 に戻した場合、IME98 で漢字変換をしても、変換候補が表示されません。
これは Windows Me によってアップグレードされた辞書ファイルを IME98 で使えないためなので、Windows Update や Office Update から IME98 SR1 を適用してください。


起動と終了

Windows Me が全く起動しなくてもレジストリを回復できますか?

Windows Me にはネイティブ DOS サポートが削除されたため、レジストリが破損しても Windows98 のように Safe Mode Command Prompt Only で起動してレジストリを回復させることができません。
レジストリの損傷により Windows Me が起動しない場合は、次のような手順でレジストリを回復させてください。
  1. Windows Me の起動ディスクで PC を起動します。
  2. ヘルプ(青い画面)が起動したら、Alt キーを押しながら、F、X キーを順に押します。
  3. 次のコマンドを実行します。
    A:\>SCANREG /RESTORE

「電源を切れる状態になりました」で停止します

システム BIOS セットアップメニューから APM を有効に設定して下さい。もし BIOS が APM をサポートしていない機種の場合、電源が切れないのは仕様になります。
仕様や具体的な操作方法は PC 付属のマニュアルか、マザーボード付属のマニュアルを参照してください。
一部の富士通製 PC で、BIOS で APM を有効にしても起動しても APM が無効になる場合は、APM 障害回避ドライバを導入後に BIOS で APM を有効にして下さい。
APM 障害回避ドライバは Windows98 CD-ROM の \DRIVERS\JAPAN\UTIL\FUJITSU フォルダにある SETUP.EXE を実行すると導入されます。

また、Windows から省電力機能が削除されている場合も同様の障害が発生するため、コントロールパネルの「ハードウェアの追加」を起動してハードウェアの自動認識を行い、省電力デバイス (APM もしくは ACPI) を組み込んでください。

Windows 起動時に各ドライブが開いてしまいます

Windows98/Me 起動時に、C ドライブや D ドライブのフォルダが勝手に開いてしまうことがあります。
前回のシャットダウン時にフォルダを開いていた場合は正常動作ですが、すべてのウィンドウを閉じてから Windows を終了している場合、シマンテック社のノートン インターネット セキュリティや、パーソナル ファイヤーウォールと、他の何らかのソフトウェアが干渉している可能性があるため、次の手順で IAMAPP.EXE の起動タイミングを変更するか、手動起動することで問題を回避してください。

Run レジストリでの起動を停止

  1. インターネットセキュリティもしくはパーソナルファイアウォールを起動します。
  2. [オプション]−[インターネットセキュリティ(orパーソナル ファイアーウォール)] をクリックします。
  3. スタートアップを「手動」に設定して「OK」をクリックします。

[スタートアップ] での起動

  1. 「スタート」ボタンを右クリックして [開く] をクリックします。
  2. 「プログラム」−「スタートアップ」を開きます。
  3. フォルダ内を右クリックして [新規作成]−[ショートカット] をクリックします。
  4. コマンドラインに以下のような文字列を記入します。
    "C:\Program Files\Norton Internet Security\Iamapp.exe" /load
    (この例では、C ドライブの Program Files\Norton Internet Security フォルダに iamapp.exe がコピーされていると仮定しています。)
  5. 任意の名前を設定してショートカットの作成ウィザードを完了します。

起動時にスタックオーバーフローが発生します

Windows9x/Me 起動時に「スタックオーバーフローのため、スレッドを停止します。最近インストールされた VxD がスタックを消費しすぎている可能性があります。SYSTEM.INI の MinSPs 設定を増やすか、最近インストールされた VxD を削除してください。現在 x SP がアロケートされています。」(x は数字) というエラーが発生することがあります。
これはドライバが使用するスタック領域が不足したことを示すので、次の作業を行って領域を増やしてください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から System.ini を起動します。
  2. [386Enh] と書かれた行を探し、この行の下に次のような行を挿入します。(大文字小文字を区別します。)
    MinSPs=8
  3. メモ帳を閉じて Windows を再起動します。
MinSPS= にはエラーメッセージで現在アロケートされている数字よりも大きい数字を 4 の倍数で増やしてください。

起動時に文字化け画面が表示されます

Windows 起動時に文字化け画面が表示され、Enter キーを押さないと起動が続行しないことがあります。このとき文字化け画面の一部に MSNP32.DLL などの文字列が見えることがあります。
これはネットワークコンポーネントが正しく導入されていないために発生するため、次の作業でネットワークコンポーネントを再導入して下さい。
(LAN カードが登録されている場合は、LAN カードのドライバを再導入する手順を事前にチェックしておいて下さい。LAN アダプタの再設定が難しい場合は、ネットワークアダプター関連だけは削除しなくても結構です。)
  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「ネットワーク」を起動します。
  2. 登録されているネットワークコンポーネントを紙などにメモします。このとき各コンポーネントのプロパティも書き留めておくことをお勧めします。
  3. 登録されているすべてのコンポーネントを削除します。
  4. 「OK」をクリックして設定を保管します。
  5. [スタート]−[Windows の終了] から Windows を再起動します。
  6. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「ネットワーク」を起動します。
  7. メモを参考に、再度ネットワークの設定を行ないます。
なお、文字化け画面を文字化けせずに読むためには、「どうすれば高速再起動できますか?」の手順で再起動してください。

起動画面が標準のものでなくなってしまいました

何らかのデスクトップテーマや、カスタマイズツールを導入後、Windows の起動画面が標準のものでなくなってしまうことがあります。
Windows9x/Me の起動画面は C:\logo.sys という名前のビットマップファイルを表示しているだけなので、標準に戻したい場合は、logo.sys ファイルを削除してください。(削除しても何も問題はありません。)
(標準の起動ロゴは C:\IO.SYS ファイルに含まれています。Windows9x の場合、フォルダオプションで「すべてのファイルを表示する」に設定し、Windows Me の場合はさらに「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを解除しないと io.sys はエクスプローラで表示されません。)

起動時に「MPREXE が応答しません」で Windows9x/Me がハングします

起動時に「MPREXE が応答しません」といって Windows がハングする場合、次のような原因と対処方法が考えられます。

Windows 終了時に Msgsrv32.dll で保護違反が発生します

Windows 終了時にサウンドを鳴らす設定をしていると、このエラーが発生することがあります。
特に Sound Blaster シリーズを使用している場合、AWE64 や AWE32 が SB16 互換と誤認識されているとこのエラーが発生することがあります。
この場合、デバイスマネージャで SB16 互換デバイスを「使用不可」に設定してください。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [デバイスマネージャ] タブをクリックします。
  3. サウンドに Sound Blaster 16 or compatible デバイスがあれば、これをダブルクリックします。
  4. 「このハードウェアプロファイルで使用不可にする」にチェックを入れ「OK」をクリックします。

起動時、デバイス FIFTH を初期化中 Windows 保護エラーが発生します

ソースネクスト社の驚速シリーズがインストールされた PC で、件名のようなエラーが発生することがあります。
この場合、コンピュータを Safe Mode で起動してから驚速をアンインストールして下さい。

ログオン/ログオフを繰り返すとシステムリソースが減少します

Windows98/SE/Me で、ログオンとログオフを繰り返すとシステムリソースが減少していくことがあります。
数回ログオンとログオフを実行したあとは必ず Windows を再起動させて下さい。

コンピュータを起動すると勝手にインターネットに接続しようとするのですが

インターネットへの接続を要求するソフトウェアを自動起動する設定をしています。
以下の作業でそのようなソフトウェアを起動していないかチェックしてください。
  1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行] で msconfig を実行します。
  2. [スタートアップ] タブをクリックします。
  3. コンピュータ起動時に自動起動するプログラムが表示されるのでチェックしてください。

参考:名前からインターネット関連プログラムと間違われやすいプログラム
internat:多国語キーボードインジケータ (International Keyboard Language Indicator Applet)

参考:以下のようなプログラムが動作していると、自動接続が行われます。

参考:Visual Studio 導入後、自動的にインターネットに接続するようになった場合は、以下の内容を持った DisableAutoConnect.reg という名前のテキストファイルを作り、このファイルをダブルクリックすると自動接続しなくなります。
REGEDIT4
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\OLE]
"EnableRemoteConnect"="N"

ネットワークカードを入れたら起動するとき1分くらい止まります

Windows98 以降、DHCP クライアントが拡張され、DHCP サーバーが見つからない場合でも、自動的に IP アドレスを設定する機能 (IP Auto Configuration) がつきました。
DHCP サーバーが見つからない場合、169.254 で始まるネットワーク上で一意の IP アドレスが割り当てられます。
(以前 DHCP サーバーからアドレスを割り当てられたことがある場合は、そのアドレスを使用します。)

この機能が有効な場合、コンピューターを起動するときに行われる IP 自動構成に非常に長い時間 (約1分) かかるため、起動がとてもおそくなります。
IP 自動構成を禁止するには以下の作業を行ってください。

  1. Windows98 CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。
  2. CD-ROM の Tools\MTSUtil フォルダーを開きます。
  3. ipac_off.inf ファイルを右クリックし、[インストール] をクリックします。
    (レジストリが変更され、IP 自動構成は OFF になります)

手動で IP アドレスを設定している場合や、正常に DHCP サーバーが稼動している場合は、IP 自動構成が行われないので上の操作を行う必要はありません。

ダイヤルアップルーターは通常 DHCP サーバー機能を備えていますが、DHCP サーバーがない環境で TCP/IP を使用する場合は、以下の作業で IP アドレスを手動構成することをお勧めします。

  1. 「ネットワークコンピュータ」アイコンを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. LAN アダプタにバインドされた TCP/IP をダブルクリックします。
  3. 「○ IP アドレスを指定」にチェックを入れ、IP アドレスに 192.168.0.1、サブネットマスクに 255.255.255.0 などを指定します。
  4. 「OK」 をクリックします。

IP アドレスは例にあげたようなプライベートアドレスを使用して下さい。また、IP アドレスはそれぞれのパソコンで重複しないものを設定する必要があります。(この例では、最後の数字だけを 1 から 254 の範囲で変えてください。他の部分を変更すると接続できません。)

1GB 以上のメモリーを載むと起動時に「十分なメモリーがありません」といわれます

最近の PC は 1GB 以上のメモリーを搭載可能な機種がありますが、1GB 以上の物理メモリーを搭載すると Windows9x 起動時に「Windows を初期化する十分なメモリーがありません。Config.sys や Autoexec.bat から、不要なものを削除してください」というメッセージが表示され、Windows が起動できないことがあります。 これを回避するには次の作業で、768MB までの物理メモリーにしかアクセスしないよう制限するか、Windows NT/2000 へのアップグレードをご検討ください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から System.ini を起動します。
  2. [386Enh] セクションに次の行を挿入します。
    MaxPhysPage=30000
  3. 変更を保管してメモ帳を閉じます。
Windows が起動しない場合やセットアップの初回再起動時にこのエラーが発生する場合は、メモリーモジュールを外す、次の作業で System.ini を書きかえてください。
  1. Ctrl キーを押しながら PC を起動して Startup Menu を表示させます。
  2. Safe Mode Command Prompt Only を選択します。
  3. コマンドプロンプトが表示されたら、次のコマンドを実行します。
    C:\>cd Windows C:\WINDOWS>Edit System.ini
  4. [386Enh] セクションに次の行を挿入します。
    MaxPhysPage=30000
  5. Alt キーを押しながら F、X キーを押し、変更を保管してエディタを閉じます。

512MB 以上のメモリーを搭載すると、メモリー不足エラーが発生します

Windows9x/Me に 512MB 以上のメモリーを搭載すると、Windows 起動時に「Windows を初期化するのに十分なメモリーがありません」といわれたり、DOS プロンプトを起動すると「プログラムを実行する十分なメモリーがありません」といわれて起動できないことがあります。
これは、Vcache (ディスクキャッシュ管理プロセス) がシステムアリーナ上にマップするメモリーサイズが大きすぎるために発生するので、「ファイルシステムに割り当てるキャッシュサイズを制限したい」を参照してキャッシュサイズを 512MB 以下に抑制してください。

Me でサスペンドや休止状態が正しく動作しないのですが

サスペンドや休止状態に失敗する場合、Windows\Susfail.txt ファイルを参照して、失敗の原因となるデバイスを確認してください。
サスペンドや休止状態からの復帰に失敗する場合、Windows\Resume.txt ファイルを参照して、失敗の原因となるデバイスを確認してください。

モニターの種類を変更後、シャットダウンするとハングします

Windows Me で画面のプロパティからモニターの種類を変更後、コンピュータをシャットダウンするとハングすることがあります。
モニターの種類を変更したあとは、次の手順でシャットダウンしてください。
  1. Ctrl+Alt+DEl キーを同時に押します。
  2. 「シャットダウン(S)」ボタンをクリックします。

Me 起動時に NMFTASK が原因で、Kernel32.dll でエラーが発生します

NEC 社製 PC を Windows Me にアップグレードすると、毎回起動時に「NMFTASK が原因で、Kernel32.dll でエラーが発生しました。」というエラーメッセージが表示されることがあります。
これは初期導入されている、自動メール受信ユーティリティもしくはアクティブメニュー NX が Windows Me に対応していないためなので、NEC の Windows Me サポートページから対応モジュールをダウンロードして適用してください。

Windows Me で BIOS アップデートに使う起動ディスクが作れません

Windows Me の format は /s オプションをサポートしていません。エクスプローラにも、システムファイル付きでフォーマットするオプションがありません。
起動ディスクは、従来どおり次の手順で作成することができます。

  1. フロッピーディスクをフロッピードライブにセットします。
  2. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
  3. [起動ディスク] タブをクリックし、「ディスクの作成」ボタンをクリックします。
なお、format /s 相当の起動フロッピーは次の手順で作成できます。
  1. フロッピーディスクをフロッピードライブにセットします。
  2. [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から「MS-DOS プロンプト」を起動します。
  3. 以下のコマンドを実行します。
    C:\WINDOWS>format a:
    C:\WINDOWS>cd command\ebd
    C:\WINDOWS\COMMAND\EBD>copy io.sys a:
    C:\WINDOWS\COMMAND\EBD>copy command.com a:
参考:SYS コマンドは残っていますが、C ドライブの修復専用になっています。

Windows Me で Windows の終了などから「スタンバイ」が消えてしまったのですが

Windows98 と同様の理由で「スタンバイ」が消えることがありますが、Windows Me では次の手順で回復させることができます。

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から msconfig を起動します。
  2. [全般]タブの「詳細設定」ボタンをクリックします。
  3. 「スタンバイ機能は使用不可です」と書かれた右にある「使用可能にする」ボタンをクリックします。
    (ACPI で動作するノート PC の場合、「DeepSleep を使用可能にする」にチェックを入れます。)
  4. 「OK」「OK」をクリックし、再起動を要求されたら再起動します。
参考トピック:Windows98:「Windows の終了」から「スタンバイ」が消えてしまいました

Windows Me で休止状態が使えないのですが

PC メーカーまたはマザーボードメーカーで、お使いの PC の BIOS が Windows Me の休止状態をサポートするかどうか確認して下さい。
また、次のようなデバイスが装着されていると、休止状態に入れないことがあることが報告されています。 修正されたドライバで問題が解消することがあるので、各メーカーのサイトから更新されたドライバをダウンロードして適用してください。

参考:休止状態に入れない原因は C:\Windows\nohiber.txt ファイルに記録されます。

Me にアップグレード後、「多国語インジケータはすでに起動されています」が表示されます。

Windows9x から Me にアップグレードすると、Windows 起動時に「他国語インジケータはすでに起動されています」というメッセージが表示されることがあります。
以前の Windows で Global IME などを導入していると発生することが報告されています。
レジストリの Run で Internat が複数回起動されているのが原因なので、次の作業で起動を停止させてください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から msconfig を起動します。
  2. [スタートアップ] タブをクリックし、internat が1つだけ起動されるようにチェックを解除します。
  3. 「OK」をクリックして設定を保存し、Windows を再起動します。

使用中のエラー

Runtime Error 216 が発生します

コンピュータ使用中に Runtime Error 216 が発生することがあります。
トロイの木馬ウィルスに感染するとこのエラーがよく発生することがあるため、最新のウィルスチェックプログラムを導入してウィルスに感染していないかチェックしてください。

たびたび Kernel32.dll でページ違反が発生します

たびたび Kernel32.dll でページ違反が発生し、発生元が Explorer、Guide.exe、Msgsrv32、Commgr32、Mprexe など毎回違う場合、パスワードリストファイルが損傷している可能性があります。次の手順でパスワードリストファイルを再作成して下さい。(注意:この作業で保存したパスワードはすべて削除されます。)

  1. [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ] をクリックします。
  2. 名前に *.pwl と入力し、「検索開始」ボタンをクリックします。
  3. 表示されたファイルをすべて削除します。
  4. Windows を再起動します。

また、ページ違反の発生元が MSIMN の場合、Happy99 ウィルスに感染している可能性があります。

インターネットオプションの[セキュリティ] タブをクリックするとページ違反が発生します

コントロールパネルや、IE から「インターネットオプション」を起動し、[セキュリティ] タブをクリックすると、エクスプローラのページ違反や一般保護違反が発生することがあります。

INETCPL.CPL で Explorer のページ違反が発生する場合

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Internet Setting \Zones を削除します。

MACXW4.DRV で Explorer の一般保護違反が発生する場合

  1. デスクトップを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [設定] タブをクリックし、画面の色を HiColor 以下に減色します。

特定のアプリケーション起動時に Shell32.dll でエラーが発生します

Adobe PhotoDeluxe など特定のアプリケーション起動時に、プログラム開始エラーが発生し、SHELL32.DLLファイルは欠落エクスポートSHLWAPIDLL:SHRegGetUSValueA にリンクされています。と報告されることがあります。

これは、IE5 以降に更新された Shell32.dll と、アプリケーション導入フォルダにある SHLWAPI.DLL ファイルとの整合性がとれないことが原因なので、アプリケーション導入フォルダにある SHLWAPI.DLL ファイルを削除してください。(Windows が持つ SHLWAPI.DLL が使用されるようになります。)

DIBENG.DLL で一般保護違反が発生します

Windows を使用中に、エクスプローラなどが DIBENG.DLL で一般保護違反を起こすことがあります。多くの場合、ビデオデバイスドライバの障害なので、お使いのビデオカードメーカーの Web サイト、もしくはお使いの PC メーカーの Web サイトから最新版のドライバをダウンロードして、ドライバを更新してください。

エクスプローラが PDM.DLL でページ違反をおこします

Windows98 SE および Windows Me で特定の操作を行うと、エクスプローラが PDM.DLL でページ違反を起こすことがあります。
これは MS-Office 2000 コンポーネントである HTML ソース編集 を導入した場合に発生するので、Office 2000 導入時にこのコンポーネントをインストールしないようにするか、導入してしまった場合は、Windows\System フォルダから PDM.DLL を削除してください。
Windows 起動時に削除できない場合は、MS-DOS モードで再起動するか、起動ディスクで起動してから del コマンドで削除してください。

デフラグやスキャンディスク実行時にメモリー不足エラーが表示されます

大容量ドライブをスキャンディスクしたりデフラグした場合、「十分なメモリーがありません」というエラーが発生することがあります。
8GB 以上のドライブを 8KB より小さいクラスターサイズでフォーマットしている場合、これらのプログラムが想定しているクラスター数を上回るため、このエラーが発生します。
(FAT32 で 8GB 以上のドライブを作成した場合、通常クラスターサイズは 8KB になりますが、format オプションや Partition Magic などのツールを使うと 4KB クラスターでもフォーマットできます。)

この場合、スキャンディスクやデフラグをあきらめるか、ドライブを 8KB クラスターで再フォーマットしてください。

参考:デフラグ、スキャンディスクの注意点

タスクモニタやデフラグでページ違反が発生します

タスクモニタは各アプリケーションの起動情報を記録し、デフラグ時にこの情報を使ってファイルを最適化配置することができます。
起動情報は Windows\Applog 以下のファイルに記録されますが、このファイル群に損傷があると、タスクモニタでページ違反が発生することがあります。また、デフラグ時にも同じ原因でページ違反が発生することがあります。

この症状が発生した場合、Windows\Applog 以下のファイルを全て削除して下さい。

MS-DOS プロンプトを開くとハングします。

S3 ViRGE ビデオチップを使ったビデオカードを使っている場合、MS-DOS プロンプトを起動しようとするとハングすることがあります。
ビデオカードのメーカーに問い合わせて、最新のビデオドライバーを入手してドライバーを更新してください。

参考:Windows98 CD-ROM の Drivers\Display\s3 に ViRGE 用の更新されたドライバーが提供されています。メルコ社製品を使っている場合は、Windows98 CD-ROM の Drivers\Japan\Display にあるドライバーが利用できます。

その他のビデオカードを使用している場合も、ドライバの不具合で DOS プロンプトを開けないことがあります。

フリーセルで一般保護違反が発生します

Windows95 で IME ツールバーが表示される設定になっていると、フリーセルで一般保護違反が発生することがあります。
この場合、IME ツールバーの左上にある赤丸を右クリックして、[タスクバーに入れる] をクリックし、ツールバーを格納してください。

IME ツールバーを表示させている場合の問題は、IME 2000 でよく発生しますが、IME95 や ATOK でも発生します。

青い画面の例外 xx (例外 0E など) の意味を教えてください

Windows 使用中に、例外 0E などの例外エラーが発生する場合があります。
例外エラーは Intel x86 CPU (および互換 CPU) がエラーを検知した場合に、OS に返されるコードです。(ですから、Windows に限らず、OS/2 や NetWare、Linux など、x86 CPU 上で動作するどの OS でも発生します。)

各例外コードの意味は、以下のマイクロソフトの技術資料などを参照してください。 より詳しく知りたい場合は、Intel の x86 CPU 技術資料を参照してください。

「ATL.DLL が実行できない」という英語のエラーが発生します

Windows9x でエクスプローラを操作したり、アプリケーションを起動しようとすると、「Can not run Unicode version of ATL.DLL on Windows 95.Please install the correct version.」というメッセージが表示され、操作が正しく行えなくなることがあります。

これは、何らかのアプリケーションに付属してきたファイルによって、ATL.DLL が Windows9x と互換性のない Unicode バージョンに置き換えられたことが原因なので、マイクロソフトのサイトから ANSI バージョンの ATL をダウンロードして実行してください。

Me にアップグレードしたら Outlook 2000 が起動しません

Windows9x から Windows Me にアップグレード後、Outlook 2000 を起動しようとすると「Outlookが原因で OLEAUT32.DLLにエラーが発生しました。Outlookは終了します。問題が解決しない場合は、コンピュータを再起動してください。」というエラーが発生して Outlook 2000 が起動できなくなることがあります。
Office Update で「Microsoft Outlook 2000 個人用フォルダ バックアップ」を導入している場合にこの現象が発生することがあるので、再度 Pfbackup.exe をダウンロードして実行し、メニューから「全部削除」を選択してください。

システム設定ユーティリティ(MSconfig)を起動するとエラーがでます

システム設定ユーティリティ (MSconfig) を起動すると、「ウィンドウレジストリ内の環境変数とレガシファイル AUTOEXEC.BAT や CONFIG.SYS 内の環境変数との同期が取れません」というエラーが発生することがあります。
これは Autoexec.bat 内の環境変数設定と、レジストリに記録されている環境変数設定の調整に失敗しているために発生するので、次の方法で Autoexec.bat の内容を調整してください。
  1. [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[MS-DOS プロンプト] を起動します。
  2. 次のコマンドを実行します。
    C:\WINDOWS>ren C:\AUTOEXEC.BAT *.old
    C:\WINDOWS>cd system
    C:\WINDOWS\SYSTEM>regenv32 -c2
REGENV32 コマンドの詳細については、「Autoexec.bat とレジストリの同期はどうなっているのですか?」を参照してください。

トレンドマイクロ社のウイルスバスター 2003 をインストールしている場合、TSC.EXE の不具合で同様の現象が発生するため、修正版をダウンロードしてください。

参考リンク

Windows Me で定期的に Wuauclt のエラーが発生します

Windows Me 使用中に、定期的に Wuauclt のエラーが発生することがあります。
Wuauclt は Windows Me に標準の Windows Update 自動アップデート機能ですが、Windows Update 環境に問題があるとエラーが発生することがあるので、次の手順で自動アップデートを停止させてください。
  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「自動アップデート」を起動します。
    (このアイコンが表示されない場合は、[すべてのコントロールパネルのオプションを表示する] をクリックしてください。)
  2. 「自動アップデートを使用せず、手動でコンピュータを更新する」にチェックして「OK」をクリックします。
また、インターネット接続共有が設定された Windows98 SE を Windows Me にアップグレードした場合にも Wuauclt でエラーが発生することがあります。
この場合は、次の手順で一度インターネット接続共有を削除してから自動アップデートを開始してください。
  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
  2. [Windows ファイル] タブをクリックし、リストから [通信] を選択して「詳細」ボタンをクリックします。
  3. 「インターネット接続共有」のチェックを解除して「OK」「OK」をクリックします。
  4. Windows を再起動します。
  5. インターネットに接続し、自動アップデートの使用許諾契約書に同意します。
  6. インターネット接続共有を使う場合は、1〜2 を再度実行し、「インターネット接続共有」にチェックして「OK」「OK」をクリックします。
  7. ウィザードの指示に従って、インターネット接続共有の設定を完了します。

ヘルプを起動すると「Help Center の起動に失敗」エラーが発生します

Windows Me のヘルプやシステム情報を起動すると、「Help Center の初期化に失敗しました。Microsoft のサポートへ次のエラー番号を報告してください : 2147024893」エラーが発生することがあります。
これは Windows Me セットアップ時に WMI コンポーネントが正しく組み込まれなかったことが原因なので、次の手順で修復してください。
  1. [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ] から[MS-DOS プロンプト] を起動します。
  2. 次のコマンドを実行します。
    C:\WINDOWS>cd system
    C:\WINDOWS\SYSTEM>copy Regsvr32.exe wbem
    C:\WINDOWS\SYSTEM>cd wbem
    C:\WINDOWS\SYSTEM\WEBM>for %%f in (*.dll) do regsvr32 -s %%f
    C:\WINDOWS\SYSTEM\WEBM>winmgmt /regserver

Me の My Pictures フォルダを開くとスクリプトエラーが表示されます

Windows Me で My Pictures フォルダを開くと、次のようなスクリプトエラーが発生することがあります。

このページのスクリプトでエラーが発生しました。
ライン:282
文字:17
エラー:未定義のエラーです。
コード:0
URL:file://C:\WINDOWS\Web\ImgView.htt

これは TweakUI でデスクトップに最初に配置するアイコンとして「マイドキュメント」以外のものを設定している場合に発生するので、次の手順で標準の設定に戻してください。

  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から TweakUI を起動します。
  2. [デスクトップ(Desktop)] タブをクリックし、一番下の「デスクトップに最初に配置するアイコン(First icon on desktop)」を [マイドキュメント] に変更して「OK」ボタンをクリックします。

Windows Media Player 7 でスクリプトエラーが発生します

Windows Media Palyer 7 を実行すると、Line:204 wmptour.hta でスクリプトエラーが発生することがあります。
画面の色数を 16 色にしているとこのエラーが発生するので、コントロールパネルの「画面」で、色数を 256 色以上に上げてください。

システム情報で PCI ステアリング用 IRQ ホルダのエラーが表示されます

Windows Me でマイクロソフトシステム情報 (MSInfo32) を起動し、[コンポーネント]\[問題のあるデバイス] を表示すると、PCI ステアリング用 IRQ ホルダでエラーコード 22 と表示されることがあります。
Code 22 はデバイスが起動していないことを示しますが、IRQ シェアリング (PCI デバイス間での IRQ 共有) で、4 つある IRQ ホルダのすべてを使わない場合、未使用の IRQ ホルダは起動されないので、このような表示になります。
「(必要が無いので)使っていない」という意味なので、この表示があるために問題になることはありません。

新規作成したフォルダを開くと Explorer が shell32.dll でページ違反を起こします

エクスプローラで新規作成したフォルダを開こうとすると、Explorer が shell32.dll でページ違反を起こすことがあります。
これは StreamMRU レジストリに不正な値が登録されている場合に発生するため、次の手順でレジストリをクリーンナップしてください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を開きます。
  2. HKEY_USERS\.Default\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StreamMRU を開きます。
  3. 右側の (標準) を除くすべての値を削除します。
  4. HKEY_USERS\.Default\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Streams を開きます。
  5. 右側の (標準) を除くすべての値を削除し、Streams キー以下のキー (数字のフォルダ郡) もすべて削除します。

「Default IME の応答がありません」というエラーが発生します

シャットダウン時などに「Default IME の応答がありません」というエラーメッセージが表示されることがあります。
また、起動時に SENS のエラーが発生する場合もあります。 スパイウェアが動作しているためにこのエラーが発生することがあるため、Ad-aware などを使ってスパイウェアを削除してください。

一般的には、Windows の特定インターフェースにアクセスするプログラムが原因なので、「Windows 起動時にエラーが発生します」を参照して問題となる自動起動プログラムを停止させてください。

関連リンク

MOSEARCH でページ違反が発生します

MS Office XP をインストールした PC で、頻繁に MOSEARCH がページ違反を起こすことがあります。
これは、Ofifce XP に含まれるインデックスサービスのエラーなので、次の手順で停止させることをお勧めします。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から msconfig を起動します。
  2. [スタートアップ] タブをクリックし、mosearch のチェックを解除して「OK」をクリックします。
  3. Windows を再起動します。

欠陥エクスポート xxxx.DLL にリンクされています?

何らかのアプリケーションをインストール後、別のアプリケーションを起動しようとすると、「欠陥エクスポート xxxx.DLL にリンクされています」というメッセージが出て、起動できないことがあります。

よくあるのは MFC42.DLL などのクラスライブラリファイルですが、Windows98 が持っているファイルならば次の作業で回復させることができます。

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から sfc を起動します。
  2. 「インストールディスクからファイルを1つ抽出する」を選択し、ファイル名を入力して「開始」ボタンをクリックします。
  3. 復元元として、Windows98 CD-ROM の Win98 フォルダを指定し、保存先として、このファイルをコピーしたい先を指定します。(たいていのシステムファイルは Windows\System にコピーします。)
  4. 「OK」ボタンをクリックすると、CD-ROM からファイルがリストアされます。

Windows Me で Windows Me CD-ROM からファイルを抽出する場合、MSconfig を起動して「抽出」ボタンをクリックしてください。


使用中に問題が

FILES を設定する DOS プログラムが動きません

いくつかの DOS アプリケーションは FILES の値を増やさないと動作しませんが、Windows Me は PIF でも Config.sys をサポートしないので、この値を設定することができません。
FILES の数を変更したい場合は、次の手順を実行してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から System.ini を起動します。
  2. [386Enh] セクションに次のような行を追加します。
    PerVMFiles=150
  3. 変更を保管してメモ帳を閉じます。

ANSI.SYS を使う DOS プログラムが動きません

Windows Me は 16bit デバイスドライバのサポートがないため、16bit ドライバである ANSI.SYS を組み込むことができません。
Windows Me に付属の ANSI.SYS を使う場合は、次の手順で起動ディスクを作成し、起動ディスクで PC を起動してください。
  1. コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」で起動ディスクを作成します。
  2. 起動ディスクに ANSI.SYS をコピーします。
  3. Config.sys に次の行を追加します。
    DEVICE=ANSI.SYS /X
Windows Me の MS-DOS プロンプトで ANSI シーケンスによる画面制御を使いたい場合は、PANSI などのフリーウェアをご使用ください。

NEC の PC で、設定を変更しても再起動すると戻ってしまいます

NEC の一部機種には CyberTrio-NX が導入されており、ユーザーが設定を変更できないモード (ベーシックモード) になっています。
ベーシックモードでは、設定が保存されなかったり、コントロールパネルの特定の機能が使えません (表示されません)
画面の設定などを変更したい場合は、次のようにアドバンストモードに変更してから行ってください。
  1. [スタート]−[プログラム]−[CyberTrio-NX]−[Go To アドバンストモード] をクリックします。
  2. 実行したい設定変更を行います。
なお、常にアドバンストモードで使いたい場合は次の手順を実行してください。
  1. [スタート]−[プログラム]−[CyberTrio-NX] から「CyberTrio-NX セットアップ」を起動します。
  2. CyberTrio-NX のプロパティで「アドバンストモード」にチェックして「OK」をクリックします。
  3. Windows を再起動します。

すぐにシステムリソースがなくなるのですが

システムリソース(グラフィックエンジン:GDI、およびウィンドウマネージャ:USER のヒープメモリ領域) はアプリケーションを使用すれば減少しますが、著しく減少する場合、次のような原因が考えられます。(システムリソースの詳細については「システムリソースって何?どうしたら増やせるの?」を参照してください。)

ノート PC の一部機種で APM の不具合によりシステムリソースが著しく減ってしまうことがあります。
(特に IE5.0 導入後に顕著に発生します。)
この場合、以下の作業で APM の設定を変更することで回避できます。

  1. 「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [デバイスマネージャ] タブをクリックします。
  3. [+] システムデバイス の + をクリックします。
  4. 展開されたリストから、「アドバンスト パワー マネジメント サポート」をダブルクリックします。
  5. [設定] タブをクリックします。
  6. 「電源状態のポーリングをしない」にチェックを入れ「OK」をクリックします。
  7. システムのプロパティの「OK」をクリックします。
  8. Windows98 を再起動して下さい。

類似ケースで、IBM 製ノート(ThinkPad)の一部機種で以下のような現象が起こる場合があります。

このような現象が発生した場合は、ThinkPadユーティリティディスケット V4.13a 以降にアップデートして下さい。4.13 以前に含まれるバッテリーメータープログラムを導入している場合、この現象が発生します。

また、Lotus 1-2-3 98 の出荷版には不具合があり、1-2-3 を使用しているとシステムリソースが著しく減少します。これを修正するには 1-2-3 98 Update Kit 1 をダウンロードして適用して下さい。

Windows 16bit アプリケーションで、IME98 を使用している場合も、システムリソースが著しく減少することがあります。これを修正するには、Windows Update から IME98 SR-1 を適用して下さい。

VirusScan と OE5 を使っている場合は、「OE5 の起動と終了を繰り返すとシステムリソースが減少します」も参照してください。

システムモニターでいつも CPU 使用率が 100% になります

[スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[システムツール] からシステムモニタを起動し、CPU 使用率を計測した時に、以下のような現象が発生することがあります。

これは Windows98/Me に付属のシステムモニターの障害です。(413018)

より正しい CPU 使用率を把握したい場合は、マイクロソフトの KernelToys に含まれる Windows Process Watcher(WinTop) を使用してください。
(Windows95 用ですが Windows98/Me でも動作します。)

使えるフォントの数がどんどん減るのですが

フォントキャッシュファイル (ttfCache) が破損すると、アプリケーションで使用可能なフォントの数がどんどん減っていきます。

フォントトラブル対処法とフォントの限界」を参照して回復することができます。

[送る]−[デスクトップ] が消えてしまいました

[送る] メニューから [デスクトップに送る] メニューが消えてしまった場合、次の作業で回復できます。
  1. [スタート] ボタンを右クリックし、[エクスプローラ] を開きます。
  2. スタートメニューフォルダの少し上にある Sendto フォルダをクリックします。
  3. エクスプローラの右側を右クリックし、[新規作成]−[テキストドキュメント] をクリックします。
  4. 作成されたファイルの名前を「デスクトップに送る.DESKLINK」に変更します。

Me ではタスクスケジューラが起動していないようなのですが?

Windows Me はタスクスケジューラが使用可能になっていても、Windows98 のようにタスクトレイにアイコンが表示されません。
これは単純な仕様変更です。

一部のスクリーンセーバーが正しく動作しません

Windows Me で次のスクリーンセーバーが正しく動作しないことがあります。 デスクトップの背景を (なし) にしている場合、スクリーンセーバーが実行されず、デスクトップに何も表示されなくなるので、このスクリーンセーバーを使わないか、使うときは背景も設定してください。
(ひとつでもウィンドウが開いていれば、背景がなくてもスクリーンセーバーが正しく動作します。)

WinZip をアンインストールすると、圧縮フォルダが機能しません

Windows Me の圧縮フォルダは Zip 圧縮を利用しているので、WinZip などの Zip 圧縮ツールのインストールやアンインストールで *.zip に対するレジストリが変更されると機能しなくなることがあります。
この場合、次の手順でレジストリ設定を回復させてください。
  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
  2. [Windows ファイル] タブをクリックします。
  3. リストから [システムツール] をクリックし、「詳細」ボタンをクリックします。
  4. 「圧縮フォルダ」のチェックを解除します。
  5. 「OK」「OK」をクリックし、再起動を求められたら、「はい」を選択します。
  6. 1〜3 の手順を実行します。
  7. 「圧縮フォルダ」にチェックを入れます。
  8. 「OK」「OK」をクリックし、再起動を求められたら、「はい」を選択します。

「ヘルプとサポート」や「システム復元」が起動しません

Windows Me の「ヘルプとサポート」や「システムの復元」は DirectX 7.1 の機能を使用しているため、一部のビデオカードを使用した場合に正しく表示されなかったり、起動できないことがあります。
お使いのビデオカードメーカーから、Windows Me 対応ドライバを入手して適用してください。

ヘルプとサポートでトラブルシューターを選択するとパスワードを求められることがあります

コンテンツアドバイザーが有効な Windows Me で、[スタート]−[ヘルプ] からヘルプとサポートを起動し、トラブルシューティングの先にある各トラブルシューターをクリックするとコンテンツアドバイザーのパスワードを求められることがあります。
この場合、「この Web サイトを常に表示する」にチェックをし、アドバイザパスワードを入力して「OK」をクリックして下さい。
この操作を行うことで、ヘルプとサポートでパスワードを求められることはなくなります。

Windows Me のツアーでキーボードショートカットが機能しません

Windows Me のヘルプとサポートから起動できるツアーで、「新機能(W)」、「Windows Me の基本(G)」などのキーボードショートカット (Alt+W など) が機能しません。
これは Windows Me の障害です。

Alt+半角/全角キーを押さないと、IME が起動しません

Windows Me 導入後、「半角/全角」キーを押すだけでは IME2000 が起動せず、Alt キーを押しながら「半角/全角」キーを押すことで IME2000 が起動できるようになることがあります。
これは、キーボードが 101 キーボードと誤認識されている場合に発生する現象なので、次の手順で正しく 106 キーボードと認識させてください。
  1. 「マイコンピュータ」を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  2. [デバイスマネージャ] タブをクリックし、[+] キーボードを展開します。
  3. 「101/102 キーボード」などと表示されているエントリをダブルクリックします。
  4. [ドライバ] タブをクリックし、「ドライバの更新」ボタンをクリックします。
  5. 「ドライバの場所を指定する」を選択して「次へ」をクリックします。
  6. 「特定の場所にあるすべてのドライバの一覧を...」を選択し、「次へ」をクリックします。
  7. 「106 日本語 (A01) キーボード (Ctrl+英数)」を選択し、「次へ」をクリックします。
  8. 「次へ」「完了」をクリックしてドライバの更新を完了させます。
  9. 指示に従い Windows を再起動します。

ボリュームコントロールの設定が保存されません

ボリュームコントロールで WAV や MIDI の音量を変更した後で、Windows を再起動すると設定が元に戻ってしまうことがあります。
この場合、「Windows Media Player でデジタル再生を止めるには?」を参照して Windows Media Player 7 のデジタル再生を OFF にしてください。

「マイコンピュータ」などのフォルダを開くのに時間がかかります

IE5 を導入すると、日本語の長い名前を持つファイルを含むフォルダを開くのに時間がかかるようになります。(Ootlook Express でメールをファイルとして保存すると、Subject がファイル名になるため、この条件を満たしやすくなります。)
これは IE5 による Windows シェル変更に伴う障害です。回避するためには「マイドキュメント」などの特殊フォルダでは、日本語の長いフォルダ/ファイル名を使わないようにしてください。

エクスプローラでフォルダツリーを閉じると、一瞬閉じてまた開きます

Internet Explorer をアップグレード後、エクスプローラで展開されたフォルダツリーを [-] をクリックして閉じようとすると、一瞬閉じたあと再度展開されてしまうことがあります。
Internet Explorer の修復を行っても問題が継続する場合、エクスプローラの Web 表示を行わないことで回避することができます。

デバイスマネージャを開くとダイヤルアップします

デバイスマネージャを開くと、sucatreg.exe が crl.microsoft.com に接続するため、ダイヤルアップが開始されることがあります。
(おそらく) ドライバに含まれる証明書の署名に問題のある、特定のデバイスドライバを使っている場合にこの現象が発生するため、次の手順で証明書の確認を行わない設定で回避できる場合があります。
  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール]−[インターネットオプション] をクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックし、セキュリティセクションの「発行元証明書の取り消しを確認する(Check for publisher’s certificate revocation)」のチェックを解除して「OK」をクリックします。
Thanks to Fujimoto さん

起動ごとに Windows フォルダに 0 バイトの一時ファイルが作成されます

Windows を起動するたびに Windows フォルダに ffa0bc77_{xxx (省略) xxx}.tmp といった名前をもった 0 バイトのファイルが作成されることがあります。

このファイルは MS Office 2000 などに含まれるマシンデバッグマネージャ (MDM) が作成するため、スクリプトのデバッグをしない場合は MS 技術情報の手順で MDM を削除してください。

MDM は Web ページに記述されたスクリプトのデバッグ機能を提供しますが、Web スクリプトのデバックを行わない場合は停止して問題ありません。

関連リンク

Media Palyer でムービー再生時、音声が倍速再生されるのですが?

Windows Media Palyer でムービーを再生すると、映像は正しく再生されるにも関わらず、音声だけが倍速で再生されることがあります。
これは再生デバイスの不具合と考えられるので、サウンドデバイスドライバを更新するか、次の手順で再生デバイスの変更を試してください。

  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「マルチメディア(サウンドとマルチメディア)」を起動します。
  2. [オーディオ] タブの再生デバイスを別のものに変更します。
  3. 「OK」をクリックして設定を保存します。

何々ができません

アプリケーションの追加と削除から [起動ディスク] タブが消えてしまいました

起動ディスクタブはレジストリで表示/非表示を設定することが可能です。表示されない場合は、次のレジストリをチェックしてください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \Software\Microsoft \Windows \CurrentVersion \Setup を開きます。
  3. 文字型の EBDPage を削除します。

マイドキュメントを開けません/ページ違反が発生します

デスクトップにある「マイドキュメント」を開こうとすると「マイドキュメントを開けません」といわれたり、ページ違反が発生することがあります。 レジストリの Personal 値が破損しているとこの症状が発生するため、次の作業でレジストリを修復して下さい。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. KEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Explorer \User Shell Folders を開きます。
  3. 右側に表示される文字列型の Personal をダブルクリックします。
  4. 値にマイドキュメントフォルダのフルパス (C:\My Documents など) を設定します。

エクスプローラを詳細表示しても「属性」が表示されなくなりました

Windows98 SE や Windows2000 のエクスプローラでは、詳細表示にしても「属性」(HSAなど) を表示する列がなくなりました。
この列を表示させたい場合、以下の手順でレジストリを変更してください。
(Windows 2000/Me の場合は「エクスプローラを詳細表示しても「属性」列がないのですが」を参照してください。)

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Explorer \Advanced にあるDWORD 値の ShowAttribCol を 1 に設定します。
  Download   showattrib.reg

ムービーメーカーに BMP ファイルを取り込めません

ムービーメーカーでビットマップファイル (*.bmp) を取り込もうとすると、「インポートできません」といわれることがあります。
ビットマップの色数が 256 色未満だと取り込めないので、ペイントなどを使って、色数を増やして保存し直したものを使ってください。

Windows Me にシステムファイルチェッカーがありません

システムファイルの抽出機能は MSConfig に統合されました。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から MSConfig を起動し、[全般]タブの「ファイルの抽出(X)」を使ってください。

Windows Me にはマイクロソフト バックアップがないのですが

Windows Me 本体には従来のバックアップ (MSBackup) がありません。
バックアップをインストールしたい場合は、次の手順を実行してください。
  1. Windows Me CD-ROM をセットします。
  2. CD-ROM の add-ons\msbackup を開き、msbexp.exe をダブルクリックします。
  3. インストールが完了し、再起動を求められたら Windows を再起動します。
これで、[スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[システムツール] に「バックアップ」が登録されます。

Windows Me にドライブコンバータがないのですが?

FAT16 ドライブを FAT32 ドライブに変換するドライブコンバータはスタートメニューからは削除されました。
ドライブコンバータは次の方法で起動してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から CVT X: を起動します。
    (ここで X は FAT32 に変換したいドライブのドライブレターです。)
ブートドライブをコンバートする場合は、Windows Me 起動ディスクで起動してからコマンドを実行してください。

Windows Me に Sendto フォルダがないのですが?

右クリックメニューの [送る] にアプリケーションを登録しようとしても、SendTo フォルダが見つからないことがあります。
Windows9x までは SendTo は隠しフォルダではありませんが、Windows Me は Windows 2000 と同じく SendTo が隠しフォルダになっています。
エクスプローラで SendTo を表示させるには、次の手順を実行してください。
  1. エクスプローラの [ツール]−[フォルダオプション] をクリックします。
  2. [表示] タブをクリックし、「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックします。
  3. 「OK」をクリックして設定を保管します。
これで、Windows フォルダに SendTo フォルダが表示されます。

ファイルの検索ができません

Windows Me で [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ] などで検索をしようとして、「検索開始」ボタンをクリックしても何もおきないことがあります。
TweakUI が導入され、特定の設定がされている場合にこの現象が発生することがあるので、次の手順で設定を解除してください。
  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から Tweak UI を起動します。
  2. [Desktop (デスクトップ)] タブをクリックします。
  3. リストにある「検索結果」にチェックを入れます。
  4. 「OK」をクリックします。

アプリケーションの追加と削除から起動ディスクが作成できません

Windows Me で、アプリケーションの追加と削除の [起動ディスク] タブにある「起動ディスクの作成」ボタンがグレーアウトされて押せないことがあります。次のいずれかの場合にこの現象が発生するため、各項目をチェックしてください。

スクリーンセーバーを変更できません

画面のプロパティでスクリーンセーバーを変更しても、変更が反映されないことがあります。System.ini が読み込み専用になっているとこの現象が発生するので、次の作業で読み込み専用を解除してください。

  1. [スタート]−[検索]−[ファイルやフォルダ] で System.ini を指定して「検索開始」をクリックします。
  2. 見つかった System.ini ファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  3. 「読み取り専用」のチェックを解除して、「OK」をクリックします。

[新規作成]−[ショートカット] でショートカット作成ウィザードが起動しません

デスクトップなどを右クリックし、[新規作成]−[ショートカット] をクリックしても、「新しいショートカット」という名前のアイコンが作成されるだけで、ショートカットウィザードが起動しないことがあります。
これは、シェルレジストリが損傷している場合に発生するため、次の作業で修復してください。

  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_CLASSES_ROOT \.lnk \ShellNew にある文字列型の Command をダブルクリックします。
  3. 値として RunDLL32 AppWiz.Cpl,NewLinkHere %2 を設定します。

参考:Windows95 や NT4.0 で、IE4.0 によるデスクトップのアップデートを導入していない場合、値の最後の %2 は%1 になります。

アニメーションカーソルが使えません

マウスポインタをアニメーションさせようとしても、設定が反映されないことがあります。
アニメーションカーソルは次の状況の場合使用できません。

新規のツールバーが作成できません

Windows98/Me では、タスクバーを右クリックすると [ツールバー] メニューからアドレスバーやクイック起動バーを作成することができますが、このメニューが使用できなくなることがあります。
TweakUI でアクティブデスクトップの特定機能を使用不可にするとこの症状が発生しますが、次の作業で回復することができます。(以下の表記は 日本語化パッチを適用した TweakUI を参照しています。)

  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] をクリックします。
  2. TweakUI を起動します。
  3. [IE] タブをクリックし、「フォルダ表示の拡張機能を使用」にチェックを入れて、「OK」をクリックします。

フォントのインストールができなくなりました

フォントフォルダの [ファイル] メニューをクリックしても [新しいフォントのインストール] が表示されないことがあります。多くの場合フォントフォルダのシステム属性が解除されているためなので、次のいずれかの方法で回復できます。
  1. [スタート]−[Windows の終了] をクリックします。
  2. 「MS-DOS モードで再起動する」にチェックして「OK」をクリックします。
  3. 以下のコマンドを実行します。
    C:\WINDOWS>attrib +s fonts
    C:\WINDOWS>exit

または

  1. TweakUI を起動します。
  2. TweakUI は Windows98 CD-ROM の Tools\Powertoy フォルダに格納されています。(Second Edition にはありません)
  3. [修復] タブからフォントフォルダの修復を実行します。

また、Windows\System\fontx.dll や Windows\Fonts\desktop.ini の破損でもこの症状が発生することがあります。

IME2000 で単語登録ができなくなりました

IME 2000 で単語登録しようとすると、入力域で文字が入力できないことがあります。
Global IME が導入されているとこの症状が発生することがあるため、以下の手順で Global IME を削除してください。

  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
  2. 導入された他国語 IME を選択し、「追加と削除」ボタンをクリックします。
最近の Global IME ではこの障害は修正されています。マイクロソフトのサイトで Global IME をダウンロードしてアップデートしてください。

表示がおかしい

エクスプローラで詳細表示にすると何も表示されないのですが

エクスプローラで [表示]−[詳細] で詳細表示にすると、ファイルやフォルダが何も表示されないことがあります。(大きいアイコンや小さいアイコン、一覧などの場合は表示されます。)

これは Windows の上書き再導入などが原因で、詳細表示時の列幅がすべて 0 になっているためなので、以下の手順で回復させることができます。

  1. エクスプローラを起動します。
  2. [表示]−[詳細] をクリックします。
  3. 各列の名前 (名前、サイズ、種類など) があるべき行のエクスプローラウィンドウ中央の境界線付近にマウスカーソルをもっていくと、「←|→」マークになるので、ここでドラッグ&ドロップして列の幅を広げます。
    3.がめんどうな場合、真っ白な右側の領域をクリックした後、Ctrl キーを押しながらテンキーの「+」を押します。(列幅が自動調整されます。)

フォルダを [詳細] 表示にしても次に開くと大きいアイコンに戻ってしまいます

「マイコンピュータ」や「ネットワークコンピュータ」など、特定のフォルダで、[表示]−[詳細] などを設定しても、次にそのフォルダを開くと「大きいアイコン」表示に戻ってしまう場合があります。
これは表示設定情報が損傷しているためなので、次の作業で設定を正しく保持することができます。
(ただし、フォルダ表示のリセット動作を伴うため、他のフォルダの表示情報にも影響があります。)

  1. 「マイコンピュータ」などを開き、[表示]−[フォルダオプション] をクリックします。
  2. [表示] タブをクリックし、「全フォルダをリセット」ボタンをクリックします。
  3. 「マイコンピュータ」などを閉じます。
  4. 「マイコンピュータ」などを開き、[表示]−[詳細] をクリックします。
  5. [表示]−[フォルダオプション] をクリックします。
  6. [表示] タブをクリックし、「現在のフォルダ設定を使用」ボタンをクリックします。

フォントやアイコン、最大化/最小化ボタンがおかしくなりました

普通に使っているうちに、デスクトップのアイコンがおかしくなったり、フォントが横を向いてしまうことがあります。ウィンドウの最大化や閉じるボタン([_][□][×])も特定のフォント (Marlett) で表示しているため、最大化ボタンが数字などになった場合にも適用されます。

これは、Windows のアイコン情報やフォント情報を一時記憶しているファイル(キャッシュファイル)が破損しているためなので、以下の作業でこのファイルを消して下さい。再起動するとキャッシュファイルが自動的に再作成され、不具合が修正されます。

  1. エクスプローラを起動します。
  2. [表示]−[フォルダオプション] をクリックします。
  3. [表示] タブをクリックし、詳細設定で「すべてのファイルを表示する」にチェックして「OK」します。
  4. エクスプローラで Windows フォルダーを開きます。
  5. ttfCache ファイルを削除します。(フォントがおかしい場合)
  6. ShellIconCache ファイルを削除します。(アイコンがおかしい場合)
  7. Windows98 を再起動します。

また、Safe モードで起動した場合も、これらのキャッシュファイルを再作成しますので、同じ効果を得ることができます。キャッシュファイルを手動削除した場合、メモリー上のキャッシュが書き戻されてしまい回復できないケースがあるため、Safe モードで再起動したほうが確実に回復できます。

この障害に関する、より確実な回復方法や詳細な情報は、「フォントトラブル対処法とフォントの限界」を参照してください。

Windows Me にアップグレードしたら、既存のファイル名が大文字になってしまうのですが

Winodws9x から Windows Me にアップグレードした場合、html ファイルなど既存のファイルのファイル名が大文字に変換されてしまうことがあります。
大文字、小文字を意識したファイル名をつけている場合、事前にバックアップすることをお勧めします。

Windows Me で Pentium 4 の表示がずれているのですが

コントロールパネルから「システム」を起動すると、使用している CPU 名が表示されますが、Pentium 4 を搭載している PC の場合、右にずれて表示されます。
Windows Me の不具合ですが、実害はないので気にしないでください。

DOS プロンプトのカーソルが上になってしまいました

MS-DOS プロンプトのカーソルが下 (_) でなく上になってしまうことがあります。
ウイルスバスター 2001 をインストールしている場合にこの現象が発生することがあります。

仮想メモリの設定で、ディスク空き容量がマイナスになります

コントロールパネルから「システム」を起動し、[パフォーマンス] タブの「仮想メモリ(V)」ボタンを押すと、スワップファイルのサイズを手動設定することができますが、ここでシステムドライブの容量がマイナスの値で表示されることがあります。
ドライブのサイズが 32GB を超える場合にこの現象が発生しますが、表示上だけの問題なので気にしないでください。最大値と最小値を設定する場合は、キーボードから直接数字を入力してください。

復元ポイントのカレンダーに 1899 年と表示されます

Windows Me で「システムの復元」を起動して復元ポイントを参照すると、1899年12月30日だけが表示され、他のカレンダーが表示されないことがあります。また、「ヘルプとサポート」を起動しても空白が表示されたり、リンクが正しく動作しない場合があります。

この現象は htc の関連付けが破壊された場合に発生するため、以下のようなレジストリをインポートして回復させてください。(Q275646)(Q275651)

REGEDIT4
[HKEY_CLASSES_ROOT\.htc]
"Content Type"="text/x-component"
[HKEY_CLASSES_ROOT\MIME\Database\Content Type\text/x-component]
"CLSID"="{3050f4f8-98b5-11cf-bb82-00aa00bdce0b}"
"Extension"=".htc"
[HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{3050f4f8-98b5-11cf-bb82-00aa00bdce0b}]
@="Microsoft Html Component"
[HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{3050f4f8-98b5-11cf-bb82-00aa00bdce0b}\InProcServer32]
@="C:\WINDOWS\\SYSTEM\\MSHTML.DLL"
"ThreadingModel"="Apartment"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CLASSES\.htc]
"Content Type"="text/x-component"

以下のバッチファイルは、上記の回復手順を自動実行します。

  Download  batch file htc.bat

メール作成時や、いくつかのアプリケーションで日本語が文字化けします

Outlook Express の「件名」などで日本語を入力すると、文字化けすることがあります。
これは英語版アプリケーションを導入した時に RICHED32.DLL が英語版に置き換わった場合に発生するので、次の作業でこのファイルを Windows CD-ROM からコピーしてください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から sfc を起動します。
  2. 「インストールディスクからファイルを1つ抽出する」を選択し、RICHED32.DLL を指定して「開始」をクリックします。
  3. 復元元として Windows98 CD-ROM の Win98 フォルダを指定して、「OK」をクリックします。

参考:IE5.0 のイースターエッグを表示した後、設定を日本語に戻さないと Outlook Expless の一部で文字化けが発生します。

Windows Me で Windows Me CD-ROM からファイルを抽出する場合、MSconfig を起動して「抽出」ボタンをクリックし、あとは手順 2 以降を実行してください。


ディスク管理

ハードディスクを追加したら既存のドライブレターが変わってしまったのですが

物理的にハードディスクを追加し、このディスクに FDISK で区画を作成後に再起動すると、最初のハードディスクのドライブレターが変更されてプログラムが起動しなくなることがあります。
PC は基本区画に優先的にドライブレターを割り振るため、追加したハードディスクに基本区画を作成すると、既存のハードディスクの論理ドライブが1つずつずれてしまうため、追加したハードディスクには基本区画を作成せず、拡張区画を作成し、その中に論理ドライブを定義してください。

フロッピーディスクが改ざんされます。

Windows9x/Me でフロッピーディスクにアクセスすると、フロッピーディスクのブートセクターの一部分 (OEM-ID) を書き替えます。
このため、この部分をチェックサムにしているようなディスク (BIOS アップデートディスク、プログラムディスク) は正しく動作しなくなります。

これを回避するためには、書き込み禁止にしてからフロッピーディスクをセットして下さい。
(エクスプローラでアクセスしたり、dir コマンドでアクセスしただけで、フロッピーディスクは書きかえられてしまいます。)

どんどんディスクの空き容量が減るのですが

MagnaRAM 97 などの Windows95 用メモリー管理ソフトウェアを Windows98 にインストールすると、スワップファイルサイズが無制限に大きくなり、空き容量を圧迫します。
Windows98 でメモリー管理方法が変更されたため、Windows95 用のメモリー管理ソフトは正しく動作しないのでインストールしないで下さい。

また、FAT32 で数 GB の大容量ドライブを作成した場合、インターネットのキャッシュファイルが数百 MB 程度保存する設定になるので、キャッシュファイルサイズを以下の作業で調整してください。

  1. Internet Explore を起動します。
  2. [表示]−[インターネットオプション] をクリックします。
  3. [全般] タブのインターネット一時ファイルの「設定」をクリックします。
  4. 使用するディスク領域を調整して下さい。
  5. 「OK」を2回クリックして設定を保存して下さい。

デフラグに失敗します/とても時間がかかります

デフラグを実行しても、途中で処理が中断されてやり直しになったり、異常に長い時間を要することがあります。
デフラグ、スキャンディスク実行時の注意点」ページを参照して対策を行ってください。

新品のフロッピーディスクをフォーマットするとハングします。

フォーマットされていないフロッピーディスクをエクスプローラーでフォーマットしようとすると非常に長い時間(数分から数十分)がかかることがあり、一見するとハングしたように見えます。
未フォーマットのフロッピーディスクは、以下のようにしてフォーマットしてください。

  1. フロッピーディスクをフロッピーディスクドライブにセットします。
  2. [スタート]−[プログラム]−[MS-DOS プロンプト] を起動します。
  3. format a: と入力し、Enter キーを押します。

フロッピードライブがない PC で、エクスプローラに「リムーバブルドライブ A」が表示されます

フロッピーディスクドライブを装備していない PC で、「マイコンピュータ」を開くと「リムーバブルディスク A:」が表示されます。
これは DOS からの情報を引き継ぐ Windows9x/Me の仕様なので、気にしないでください。(Q205859)

win386.swp という巨大なファイルがあり、消すこともできません

C:\ または C:\Windows フォルダに win386.swp という巨大なファイルがありますが、これは Windows の仮想メモリとして使われるスワップファイル (メインメモリの内容を一時的に退避させる領域) です。
ですから、消すこともできませんし、DOS などで消しても Windows が起動すると再作成されます。

Windows Me にアップグレードしたら圧縮ドライブにアクセスできません

Windows Me はリアルモードサポートが削除されたため、従来のディスク圧縮は使用できません。
Windows Me セットアップ時に圧縮ドライブがマウントされていると、警告が表示され、セットアップは終了します。
圧縮ドライブがマウントされていない場合、Windows Me のセットアップは可能ですが、圧縮ドライブにはアクセスできなくなります。
アクセスできない圧縮ドライブにアクセスしたい場合、次のいずれかの方法を試してみてください。
  1. [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[MS-DOS プロンプト] をクリックします。
  2. 次のコマンドを実行します。
    C:\Windows>Drvspace /MOUNT
  1. Windows9x の起動ディスクで PC を起動します。
  2. Scandisk を実行します。

Windows Me で C ドライブの空きがどんどんなくなるのですが

Windows Me は、定期的に復元ポイントを作成しているため、C ドライブの空き容量がどんどん減っていくことがあります。
復元ポイントは次のようなイベントをトリガーにして作成されます。 C ドライブの容量を確保するためには、復元ポイント保管用フォルダの容量を制限したり、復元ポイント保管用フォルダを移動して下さい。

関連リンク


デバイス

ボリュームコントロールが起動しません。タスクバーにスピーカーアイコンが表示できません。

タスクトレイにスピーカーアイコンが表示されない、ボリュームコントロールが起動しなくなる、コントロールパネルの「サウンド」で「ボリュームコントロールをタスクバーに表示」にチェックできないなどの症状が出て、音量をコントロールできないことがあります。 多くの場合、正しい優先デバイスが登録されていないことが原因なので、次の手順で優先デバイスを確認してください。
  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「マルチメディア」(Me の場合はサウンドとマルチメディア) を起動します。
  2. [オーディオ] タブをクリックし、再生の優先デバイスに正しいデバイスが選択されていることを確認します。
  3. 確認後、「OK」をクリックして設定を保存します。

CD-ROM が使えなくなりました

Windows98 にアップグレード後、マザーボードの IDE コントローラ(Intel PIIX4 など) に接続された CD-ROM にアクセスできなくなることがあります。
これは、Windows98 の PnP が1チャネル(Primary IDE Port)しか認識しないことがあるためですが、以下の作業で回復させることができます。
  1. デスクトップの「マイコンピュータ」を右クリックし、プロパティをクリックします。
  2. [デバイスマネージャ] タブをクリックします。
  3. [+]ディスクコントローラを展開します。
  4. IDE コントローラ(Intel 82371AB PCI Bus Master IDE Controller など)を選択し、「プロパティ」をクリックします。
  5. [設定] タブをクリックします。
  6. デュアル IDE チャネルの設定で [両方の IDE チャネルを使用可能にする] に設定します。

ASUS V6600 (GeForce256) 使用時、ムービーメーカーが停止することがあります

ASUS V6600 ビデオアダプター搭載機で、ムービーメーカーを使って録画を繰り返すと、ムービーメーカーがハングすることがあります。
ASUS のサイトから更新されたデバイスドライバをダウンロードして適用してください。

Me で IntelliType をセットアップするとエラーが発生します

IntelliType Pro 1.1 までは Windows Me に対応していません。
マイクロソフトのハードウェアサポートサイトから対応版をダウンロードしてください。

SideWinder ドライバのセットアップ中に _ins5576 エラーが発生します

Windows Me に Microsoft SideWinder Strategic Commander を導入すると、_ins5576 エラーが発生して正常に導入できないことがあります。
(エラーダイアログに対して「閉じる」をクリックし、導入を続行できる場合もあります。) Windows Me に Strategic Commander を導入する場合は、次の手順を実行してください。
  1. Ctrl キーを押しながら Strategic Commander CD-ROM をセットします。
    (これで Autorun が禁止されます。)
  2. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] で D:\setup\setup.exe を実行します。
    (CD-ROM ドライブは D と仮定しています。)

EPSON の TWAIN ドライバがエラーになります

EPSON の TWAIN ドライバが Windows Me がサポートする TWAIN 1.7 と互換性が無いためにエラーが発生します。
EPSON から更新されたドライバを入手してください。

USB 接続された HP 社のプリンターが使えません

Hewlett-Packard (HP) 社プリンターを USB 接続し、デバイスドライバなどを正しく組みこんでも印刷が正しく実行できません。
HP 社のプリンターを USB 接続するときは、プリンターに付属するソフトウェアを必ず導入してください。

コントロールパネルの「ネットワーク」からアダプターを追加できません

Windows Me ではコントロールパネルの「ネットワーク」からアダプターの追加機能は削除されました。
PnP で検出されない LAN アダプターなどのネットワークデバイスの追加は、「ハードウェアの追加」から行って下さい。

デバイスマネージャの PC カードサービスに (!) がついています

PC カードを挿入後、デバイスマネージャを開くと、PCMCIA カードサービスに (!) がついていることがあります。
再起動すると元に戻ります。

Me で PS/2 接続の Natural KeyBoard Pro が正しく動作しません

Windows Me に標準装備の Natural KeyBoard Pro ドライバは USB 用のみなので、PS/2 接続の場合は正しく動作しません。
PS/2 接続する場合は、Natural KeyBoard Pro 付属の CD-ROM からドライバをインストールしてください。

CD-ROM をセットしても自動実行 (オートラン) しないのですが

Windows では CD-ROM を挿入するとデータ CD および音楽 CD は自動実行 (AutoRun) されますが、CD-R ライティングソフトウェアなどがオートランを禁止することがあります。

オートランは TweakUI の [パラノイア] タブでデータ CD と音楽 CD 別にオン/オフすることが可能です。
ただし、前提として CD-ROM デバイスの「挿入の自動通知」にチェックがされている必要があるので、次の手順でチェックしてください。

  1. 「マイコンピュータ」を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  2. [デバイスマネージャ] タブをクリックします。
  3. CD-ROM を展開して、CD-ROM デバイスをダブルクリックします。
  4. [設定] タブをクリックし、「挿入の自動通知」にチェックされていることを確認します。
また、窓の手などで「全てのデスクトップアイテムを隠す」設定がされている場合も AutoRun しないので、このような設定をしている場合は解除してください。

ダイヤルアップ/ネットワーク

ネットワーク上の特定の PC にアクセスすると、ページ違反が発生します

LAN 上の他の Windows9x などのフォルダなどにアクセスしようとすると、エクスプローラでページ違反が発生することがあります。
アクセス先のコンピュータ名やワークグループ名に、日本語 (英数半角以外の文字) が使用されている場合にこの現象が発生することがあるので、コンピュータ名やワークグループ名は、英数半角文字を使ってください。
なお、コンピュータ名やワークグループ名は次の手順で変更することができます。
  1. デスクトップの「ネットワークコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [識別情報] タブをクリックし、「コンピュータ名」「ワークグループ」を設定します。
  3. 「OK」をクリックし、Windows を再起動します。

IE 起動時に「コンテンツアドバイザの設定情報を確認してください」が表示されます

コンテンツアドバイザの規制ファイルである RATINGS.POL ファイルが破損している場合、IE 起動時にこのエラーが表示されます。
次の手順で RATINGS.POL ファイルを削除して、コンテンツアドバイザを再設定してください。
  1. IE が起動していたら終了します。
  2. [スタート]−[プログラム]−[MS-DOS プロンプト] を起動します。
    (Me の場合は[スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[MS-DOS プロンプト] です。)
  3. 次のコマンドを実行します。
    C:\WINDOWS>cd system
    C:\WINDOWS\SYSTEM>attrib -r -h ratings.pol
    C:\WINDOWS\SYSTEM>ren ratings.pol *.old
  4. IE を起動し、[ツール]−[インターネットオプション] をクリックします。
  5. [コンテンツ] タブをクリックし、必要な規制を再設定します。

ダイヤルアップに時間がかかるのですが?

プロバイダーのアクセスポイントにダイヤル後、「ネットワークにログオン中」で1分程度止まってしまうことがあります。
この場合、以下の作業で「ネットワークへログオン」を解除してください。
このオプションは、Windows NT を導入している企業の NT ネットワークにログオンする場合に必要なもので、個人がインターネットへ接続する場合に設定してあると、Windows9x/Me が NT ネットワークにログオンをあきらめるまでの1分間を無駄にしてしまいます。

  1. マイコンピュータをダブルクリックします。
  2. ダイヤルアップネットワークをダブルクリックします。
  3. ダイヤルアップ接続に使うアイコンを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  4. [サーバーの種類] タブをクリックします。
  5. 「ネットワークへのログオン」のチェックを解除します。
  6. 「OK」をクリックします。

また、ダイヤルアップネットワークで NetBEUI や IPX/SPX をバインドしているとパフォーマンスに悪影響があるので、これらのプロトコルを使用しない場合は、上記の画面がでているところでこれらを解除してください。(インターネットに接続する場合は両プロトコルとも必要ありません。)

「接続を終了しますか?」メッセージが表示されなくなりました

IE や OE を終了すると、「接続を終了しますか?」と聞かれますが、ここで「自動切断を使用しない」にチェックすると、以後このメッセージが表示されなくなります。
再度このメッセージを表示させたい場合は、次の作業を行ってください。
  1. IE を起動し、[ツール]−[インターネットオプション] をクリックします。
  2. [接続] タブをクリックし、ダイヤルアップ接続に使う接続名を選択します。
  3. 「設定」ボタンをクリックし、表示された画面の「詳細」ボタンをクリックします。
    (Windows Me の場合、さらに [ダイヤル] タブをクリックします。)
  4. 一番下の「接続が必要なくなったとき切断する」にチェックし、「OK」を2回クリックして設定を保存します。
Easy CD Creator や NEC の「サポートセンタ」が導入された環境で、IE5.01 終了時に「切断しますか」ダイアログが表示されないことがあります。
この現象が起きた場合は、タスクトレイのダイヤルアップアイコンをクリックして、ダイヤルアップ接続を手動で切断してください。

ダイヤルアップに失敗します

ダイヤルアップに失敗する場合、エラー番号別に次のように対処して下さい。

「ダイヤルのプロパティ」が反応しなくなりました

モデムの設定で「ダイヤルのプロパティ」ボタンが反応しなくなった場合は、TAPI 設定ファイルが壊れているので、以下の作業で telephon.ini を作りなおしてください。

  1. [スタート]−[プログラム]−[MS-DOSプロンプト] をクリックします。
  2. C:\WINDOWS> が表示されます。
    (Windows をセットアップした場所によってはちがうこともあります。)
  3. そのまま以下のコマンドを入力します。(各行ごとに Enter キーを押します。)
    ren telephon.ini telephon.bak
    tapiini
    exit

この作業でダイヤルのプロパティの内容は初期状態に戻ってしまうので、再設定が必要です。特に、トーン (プッシュ回線) かパルス (ダイヤル回線) の設定は確実に行ってください。

ダイヤルアップのパスワードを保存したい

ダイヤルアップで「パスワードを保存する」にチェックしても保存されなかったり、「パスワードを保存する」がグレーアウトされていてチェックできないことがあります。これは次のような原因が考えられます。

以下の作業を行い、各作業後にパスワードが保存されるかを確認して下さい。
(パスワードの保存が確認できれば、それ以降の作業は不要です。)

関連 Tips 「ネットワークコンピュータ」を表示させない

Microsoft ネットワーククライアントを導入すると、デスクトップに「ネットワークコンピュータ」ができますが、これを表示させないためにはレジストリの
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer に DWORD 値の NoNetHood を作り、1を設定して下さい。
次回ログオンから「ネットワークコンピュータ」アイコンは表示されません。

ネットワークコンピュータに何も表示されません

いくつかの原因が考えられますが、ここではアダプターカードは正常に動作している場合について記述します。

Windows95 の共有フォルダに接続できません

Windows95 のマイクロソフト共有サービスで共有していたフォルダーを、Windows98 クライアントから参照できません。(Windows95 クライアントからは問題なく接続できます。)

Windows98 はデフォルトのプロトコルが TCP/IP に変更されています。
Windows95 はデフォルトで NetBEUI と IPX/SPX がバインドされており、Windows98 とは1つも一致しないので、デフォルトのままでは接続できません。

Windows95 の共有フォルダにアクセスするために、Windows98 で以下の作業を行なって下さい。

  1. 「ネットワークコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [ネットワークの設定] タブの「追加」ボタンをクリックします。
  3. リストから [プロトコル] をクリックして、「追加」ボタンをクリックします。
  4. 製造元マイクロソフトの NetBEUI を選択し、「OK」をクリックします。
  5. 「ネットワーク」画面に戻ったら「OK」をクリックし、コンピュータを再起動します。

一度ログオフしないとネットワークが使えません

起動時にログオンプロンプトが表示されず、一度ログオフしないとネットワークにアクセスできない場合、レジストリに AutoLogon が設定されています。
次の作業を行って Autologon を削除してください。
  1. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Network \Real Mode Net を開きます。
  3. この場所に AutoLogon が存在する場合、これを削除します。
  4. レジストリエディタを終了します。

    この手順を自動化する Inf ファイルが Windows98 CD-ROM に収録されています。
    Tools\MTSUtil にある、AUTOLOG.INF を右クリックして [インストール] をクリックして下さい。
Windows\Options\Cabs から Windows を再セットアップすると、レジストリに AutoLogon が設定されることがあります。

ICS クライアントで「ページが表示できません」「サーバーが見つかりません」が表示されます。

インターネット接続共有 (ICS) サーバーでは問題なくインターネットに接続できるのに、ICS クライアントの Web ブラウザーでは「ページが表示できません」や「サーバーが見つかりません」エラーが表示されることがあります。 この場合、次の項目をチェックしてください。

Windows Me をアンインストールしたらアドレス帳データが消えました

Windows9x を Windows Me にアップグレード後、Windows Me 上でアドレス帳に連絡先を追加した場合、Windows Me をアンインストールすると追加したデータは消えてしまいます。
データを保護したい場合は、Windows Me をアンインストールする前にアドレス帳ファイル (*.wab) をバックアップしておき、Windows9x + IE5.01 以上の環境にインポートしてください。

Windows Me で NetBEUI を追加できないのですが?

富士通などのメーカー製 PC で Windows Me がプリインストールされている場合、コントロールパネルの「ネットワーク」でプロトコルを追加しようとしても、プロトコルのリストに表示されず、インストールできないことがあります。
この場合、次の手順で inf ファイルをコピーしてから、手動インストールしてください。(他メーカーの PC でも適用可能な場合があります。)
  1. エクスプローラで、任意のフォルダを作成します。(例:C:\inf)
  2. Windows\inf フォルダから、次のファイルを 1. で作ったフォルダにコピーします。
  3. 「マイネットワーク」を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  4. 「追加」ボタンをクリックし、ネットワークを選択して「追加」をクリックします。
  5. 「ディスク使用」をクリックし、ファイルのコピー元として、1. で作ったフォルダを指定して「OK」をクリックします。
  6. 導入したいコンポーネントを選択して「OK」をクリックします。

Windows Me に 32bit DLC プロトコルがないのですが

Windows Me には、Windows9x にあった 32 bit DLC プロトコルがありません。
このプロトコルは、ロード時にリアルモードのサポートが必要なため、Windows Me では使用できないので削除されました。

32 ビット DLC プロトコルが組み込まれている Windows9x を Windows Me にアップグレードしようとしても、プロトコルを削除するようにメッセージが表示され、アップグレードが続行できないように設計されています。(274392)

Windows Me でダイヤルアップアダプタを削除したら復活できません

Windows Me では、コントロールパネルの「ネットワーク」から LAN アダプタを追加することができませんが、「ハードウェアの追加」から強制的に追加することが可能です。ところが、ダイヤルアップアダプタは「ハードウェアの追加」からでも追加することができません。
ダイヤルアップアダプタを削除してしまった場合は、次の手順で復活させることができます。

  1. [スタート]−[設定] から、ダイヤルアップネットワークを開きます。
  2. 「新しい接続」アイコンをダブルクリックしてウィザードを起動します。
  3. 任意の接続名や電話番号を記入して、ウィザードを完了させます。
    ウィザードが完了すると、ダイヤルアップアダプタは自動的に復活しています。

Me にアップグレードしたらブラウザに何も表示されなくなりました

Windows9x を Windows Me にアップグレードした場合、IE が自動的に IE5.5 にアップグレードされるため、IE5.5 + Reget1.6 の障害に該当していつまでたっても Web ページが表示されなかったり、Kernel32.dll でページ違反が発生したりすることがあります。

Windows98 でホームネットワークウィザードを実行するとハングします

Windows98 でホームネットワークウィザードを実行すると、「マイドキュメント」の共有の個所で PC がハングすることがあります。
これは、Windows98 CD-ROM イメージがハードディスクになかったり、コントロールパネルの「ネットワーク」に Microsoft ネットワーク共有サービスコンポーネントが導入されていない場合に発生するので、次の手順で Microsoft ネットワーク共有サービスを導入しておいてください。
  1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「ネットワーク」を起動します。
  2. [ネットワークの設定] タブの「ファイルとプリンタの共有」ボタンをクリックします。
  3. チェックボックスに両方ともチェックし、「OK」ボタンをクリックします。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. 要求に従って Windows98 CD-ROM をセットします。
  6. Windows を再起動します。

Windows95 でホームネットワークウィザードを実行するとハングします

Windows Me のホームネットワークウィザードで作成したフロッピーディスクを、Windows95 で実行すると Windows95 がハングすることがあります。
このフロッピーに含まれるプログラムは、IE3.0 以上のコンポーネントが導入されていることを前提にしているためです。
ホームネットワークウィザードを Windows95 で実行する場合、あらかじめ IE3.0 以上を導入するか、手動でネットワークの設定を行って下さい。

Netscape 6.1 が起動しなくなりました

起動できていた Netscape 6 や 6.1 が突然起動しなくなることがあります。
これは、トレンドマイクロ社のウイルスバスター 2001 をアップデートした場合に発生するので、トレンドマイクロ社から修正モジュールをダウンロードして適用してください。

参考リンク


Windows.FAQ > WindowsMe.FAQ
トラブル | セットアップ | 起動と終了 | 使用法ヒント | ネットワーク | デバイス | カスタマイズ | パフォーマンス | ディスク管理 | 新機能 | PC Health | DOS サポート |