番外枠
以下、AS、MAL、Reddit、4chan、YTより引用。(CRで公式配信中です。)
黒王様関連(特に完全に断定してるレス)が、本スレを圧迫しかねないので
先にまとめ。他にもこの人じゃ？的なレスや、考察など幾らかありますが
そちらは本スレにて。また、一部冒涜的な内容や、ネタバレ？を含みます。
不明
傷だらけの腕、掌に空いた穴、モーゼの杖、本質的に
「黒王(The Black Lord)」と呼ばれてる事を考えると・・・
(註：lord は、支配者のことで「領主」「王」を指しますが、"Lord"
表記では「キリスト」、"Lord God"では「天なる神」を指します)
不明
そこ、キリスト教徒たちのトラウマを誘発する(triggering)のは
やめなさい。
(註：trigger は、俗的に「トラウマ・スイッチを押す」こと)
モーゼじゃないのかと思ったけど、イエスでもおかしくないか。
23歳 女性
どうしてだか、あの黒王がイエスか何かに思えるのだけど・・・O.O
イエスだと度胸のある(ballsy)展開だと思うけど
別に誰かの為に死んだ人物って歴史上彼だけってわけじゃないしなぁ。
>耳あるものは聞け(Those who have ears listen)
これってかなり漠然としてるけどキリストっぽいよね。
(註：Whoever has ears, let them hear./耳ある者は聞きなさい は
マタイ11章15節、ヨハネの黙示録3章22節など度々でてきます)
俺のCivシリーズの経験から言えば、彼はガンジーだ。
いいね。すごくガンジーであって欲しい。
不明
手のひらに傷跡も見えるし、イエスだっていうのは間違いないと思う。
はは、ありだな。(笑) ただ彼だとちょっと年を取り過ぎてる気もする。
単にこの世界に長く居るってだけかもしれないけど。彼が犠牲になった
あとの人類を苦々しく思ってれば、動機自体はべつに不思議ではないか。
不明
十字軍や異端審問、ユダヤ人を恒常的に差別したり、多くの凶悪犯罪や
残虐行為なんかが彼の名と宗教の下に行われてることを考えたら、彼を
責めることはできないね。
不明
こういうのって、キリスト教徒は侮辱的に感じたりするのか？
不明
むしろ、キリスト教徒の殆どはこういうの楽しみにすらしてるだろう。
黒王がムハンマドだったら知らないけど・・・
このアニメに文句があるとすればナチス成分が足りないってことだけだ。
不明
それで、ヒトラーがロンギヌスの槍を振り回すのはいつなんだ？
不明
これは「地球に居たイエス」ではなくて
磔にされたあとで人類への希望を失ったただの「堕ちたイエス」だしなぁ。
不明
神学によっては、イエスが人と神の両方だったことを主張するものもある
からな。ここでのイエスは、神の力でエンドとして再誕させられ他の者と
変わらない肉体を与えられた「ただのイエス」だ。
不明
キリスト教の聖典を決めるのにコンスタンティヌス1世が二カイア公会
議を招集した際、キリストの神性を語るような多くのエピソードがわざ
わざそぎ落としたくらいだしな・・・その点、このアニメは「キリスト
のアリウス主義」に則ってるって言えば済む。
(註：アリウス派 は、上記会議で三位一体を否定して、あくまでイエス
は「神の義理の息子」になったから力を得ただけとする宗派のこと)
間違いなく、俺の知ってるイエスだ。
不明
黒王についてはOPも手がかりになりそう。
是非、黒王には"Jesus Christ！"って言って欲しい。
不明
彼は地球と同じように虐げられているモノの味方をしてるだけだろう。
たとえば、彼が仮に虐げられてるエルフを救おうとしてたら、主人公と
同じ立ち位置になっていた。その対象がオークに変わっただけでやって
ることは何も変わってない。
不明
ちょっとアクティブになっただけでな。(笑)
不明
(もしも「イエス様ならどうなさるだろう？」と誰かに聞かれたら
彼が「テーブルをひっくり返して鞭をもって人々を追いかけ回す」
こともありえたと思い出させよう)
不明
今回出たイエスは復活した双子のほうじゃなくて死んだ本人だから。
フ○○ク・ユー
イエスは「you are not my father」の自分の回を見ちゃったんだよ。
不明
(註：動画は、米国の親子DNA鑑定バラエティ「you are not my father」を
オーストラリアのコメディ番組が、キリスト教に絡めて風刺したもの)
不明
宗教的な考えの多くに反してるから、自分はイエスじゃないほうが嬉しい。
君には、この作品がヘルシングと同じ人によって書かれたことを思いださ
せてあげよう。バチカンに吸血鬼駆除用のぶっ飛んだ軍事部門を創設した
人物だ。プロテスタントだからって理由でとりあえずイギリス人を殺しま
くったし、南米に脱出を図るナチス当局を助けたり・・・キリスト教への
敬意を平野耕太先生の作品に求めるのは無茶だ。
クリスチャンだけど、私は冒涜的なんて思うことはまったくないよ。楽し
いものは楽しいだけだから。(まあ、頑なに文句を言う人も中にはいるだろ
うけど・・・)
28歳 女性
敬虔なカトリックだからといって
物語を愉しむ余裕がない、なんて思われるのは酷い偏見だわ・・・(笑)
不明
皆、イエスの視点になって考えてみて欲しい。彼がどのタイミングで
こちらに来たのか・・・磔で死んだ直後か、それとも復活を遂げた
あとか。磔にされた直後でも、天に昇ったあとでも、あれだけの苦行
のあと、神の御国へ行こうとした矢先に、いきなりこっちの世界に飛
ばされたらあまりに理不尽すぎて狂っても何も不思議じゃないだろう。
不明
磔にされた直後に来たのがここだったと考えると・・・
不明
彼がこの世界に居ることこそが神に裏切られた証左だな。
不明
Eli, Eli, Lema Sabachthani?
(我が神、我が神。何ゆえ、わたしをお見捨てになったのですか？)
えっとつまり、彼はここでの聖杯戦争(holy grail war)に勝ち残ったおかげ
で現実世界での復活を果たしたってこと？
不明
そんな話をどっかで見たような気が・・・
>聖杯戦争
待って？彼のほうがオリジナルな気がするんだが。
つまり、このアニメが第一次聖杯戦争ってことか？
不明
「そうして祝福しておられるうちに弟子達の元を離れ、イエスは天
に召し上げられた。そこは、白い石造りの通路に扉が壁を埋めてい
る奇妙な場所であった。水晶板を目につけた男は『つぎ』と告げた」
不明
イエス：What the hell？！
不明
ははは。(笑)
(註：1話、豊久の「なんじゃあ？！」の字幕が"What the hell？！"でした)
おまけ (イエスの死の分析まとめ)※長文＆暴力的注意＆グロ注意※
聖書以外のその他多くの創作物だと、鞭打ちや十字架を背負ってること
や釘打ちばかり強調されて、磔は七つの言葉だけ残してあっという間に
過ぎたみたいな扱いだけど、本当に過酷なのは磔られた後なんだよ・・・
彼がどれだけ苦しんだか、こことかここ、このサイトを見ればわかる。
不明
Jesus Christ・・・
(註：リンク先はイエスの死の科学的、解剖学的詳細。アリゾナ州医師
会とメイヨー・クリニックの分析。以下最後まで抄訳※グロ注意※)
①鞭打ちは血を失わせるが、磔自体は動脈をあまり傷つけず、血は、さ
ほどでない。ただ呼吸の度に激しい苦痛に襲われ、体力が落ちるほど
窒息し、死に至るこの刑は「責めさいなまれる(excruciating)」という表現
にも名残りが見える。(ラテン語由来で、元々は"out of the cross"の意)
(左は、鉛玉と羊骨を革紐で結んだ短い鞭。中央左は、鞭打ち用の杭に
繋がれた受刑者。縞状の裂傷はかなりの失血を引き起こす。中央右は
鞭打ちする側の位置を上から見た物。右は、傷をつける向き)
①磔はペルシャで生まれ、アレキサンダー大王がエジプトとカルタゴへと
導入、ローマにはカルタゴ経由で伝わる。最大の苦痛の中でゆっくり死
ぬよう考えられた最も不名誉かつ残忍な処刑法で、重罪人に適用された。
(左は、T字架の横棒を刑場へ運ぶ受刑者。キリストの頃、一般に使われて
いたのは低いＴ字架で、ラテン十字架(通常の十字架)の使用は殆どなかっ
た。右は、イエスの名とその罪「ユダヤの王」を3カ国語で記した罪状板)
①T字架の横棒は34～57kg(普通の十字架は136kg超)、鞭打ちの後、城壁
外にある処刑場まで自ら裸で運ぶのが普通だった。また、執行時は法律
により受刑者に軽い鎮痛剤として、ミルラを混ぜた葡萄酒が与えられた。
②苛烈な鞭打ちで衰弱していたイエスは、横棒を運ぶこともできず、通り
がかりのキレネのシモンが代わりに運ぶことになる。葡萄酒も拒絶した
イエスは、強盗二人と共に磔にされる。
マルコ福音書15章21-23節
そこへ、アレキサンデルとルポスの父シモンというクレネ人が郊外から
来て通りかかったので、人々はイエスの十字架を、無理矢理彼に背負わ
せた。そして、彼らはイエスを「髑髏/ゴルゴダの場所」へ連れて行った。
兵がミルラを混ぜた葡萄酒をイエスに与えようとしたが、イエスはお飲み
にならなかった。
ヨハネ福音書19章19-20節
ピラトが罪状板を十字架の上に掛けた。そこには「ナザレのイエス、ユダヤ
の王」と書かれていた。イエスが磔にされた場所は都に近く、多くのユダヤ
人がそれを読んだ。板は、ヘブライ、ラテン、ギリシア語で書かれていた。
(左は鉄の釘、真ん中は手首の釘を打つ場所、右は手首の断面図、それを
面で表したモノ。正中神経の切断や、長母指屈筋を貫く可能性はあるも
のの、主要な動脈を傷つけず、骨を損なわずに釘を打つことができる)
①文献では「手に釘を打たれた」とされており、これが掌に釘を打たれた
誤解の元になっているが、古代では通常、手首までを手/handsの一部に
含めて考えており、書物と考古学的証拠が矛盾しているわけではない。
②また、キリストが釘ではなく縛られていた可能性もあるが、この後のロ
ーマ式の拷問的な磔では釘が使われていたことと、医学的なアプローチ
においては、釘でも縄でも過程が変わらないため、ここでは割愛する。
(左は、柱に対する両足の向き。右上は、第二中足骨の隙間の釘を打つ
位置。右下は、足の断面図(Cross section)、釘の通り道を示してる図。
釘打ちを終えたのち、罪状板を、受刑者の頭上のＴ字架に固定する)
①兵士や観衆、野次馬などで、受刑者の着ていた服を分配するのが普通
であり、重症度によって数時間～数日間ほど苦しみの幅があるものの
兵士がすねの骨を骨折させることで、死を早めることもできた。
マルコ福音書15章24節
イエスを十字架につけた。
そしてくじを引き、だれが何を取るのかを決めて、イエスの衣服を分けた。
(呼吸の仕方。左は、肺が広がった状態。右は息は吐いた状態。肘を曲
げ、脚の釘に体重を乗せて、体を持ち上げることで初めて息を吐ける。
ひと呼吸にこの上下運動が必要である為、脚を折られると死が早まる)
①磔にされた人はあらゆるハリウッド映画と違い活動的に動く。上下
運動を続けなければ死が迫るのに加えて、低換気状態で、心臓の拍
動が早くなり、苦痛の中でも生理的反射で呼吸が求められるからだ。
②磔にされてから間もなくイエスの肩、それから更にしばらくして肘
と手首が脱臼する。これは、聖骸布に残る彼の腕の痕跡が通常より
20cmほど長いことにも窺える。ここで彼は「渇き」を告げる。
ヨハネ福音書 19章28節
この後、イエスは全てのことが成し遂げられたのを知って「我渇く」
とおっしゃられる。
①イエスは架上から7つの言葉を話した。短い、簡潔な発言でも呼吸の為に
伴う苦痛は相当だった。脱水症状も悪化し、頻脈220超、頻呼吸、多汗等
ショック状態に陥り、イエスは肺水腫を発症。呼吸を更に悪化させる。
②金曜日の3時、イエスは大声で叫んだのち、頭を垂れ、召された。槍で刺
された直後、血と水が流れ出たことから、肺水腫および、心外膜と心臓の
間に液体が溜まる「心タンポナーデ」の状態であったことが推測できる。
マタイ福音書27章46節
3時、イエスが大声で、「エリ、エリ、レマ、サバクタニ/我が神、
我が神。何ゆえわたしをお見捨てになったのですか」と叫ばれた。
マタイ福音書27章50節
イエスはもう一度大声で叫んで、ついに息をひきとられた。
ヨハネ福音書19章33-34節
ただ、兵士がイエスの所にきた時、既にイエスは死んでおり、それを見て
彼の足を折ることはしなかった。しかし、そのうち1人の兵が槍(ロンギヌ
スの槍)でその脇腹を突きさすと、すぐ血と水が流れ出た。(引用ここまで)