[win98] セカンドエディション |
Windows98 Second Edition (4.10.2222) に IBM パーソナルコミュニケーションズ 4.3 CSD2 を導入すると、Windows 起動時にハングしたり、通信を開始しようとしても PCSCC014 エラーが発生して通信できないことがあります。
(この問題は Windows98 4.10.1998 では発生しません。)
これは Windows98 SE で更新された NDIS.VXD の不具合が原因で発生するため、マイクロソフトから Q243199 パッケージをダウンロードして NDIS.VXD を修正して下さい。
Windows98 SE Update CD-ROM の setup は Windows98 上からしか実行できません。ですから、起動ディスクで起動してのクリーンインストールなどをしたい場合は、「Windows98 セカンドエディション Upgrarde」もしくは「Windows98 セカンドエディション」を購入する必要があります。
参考:Windows98 セカンドエディションの種類 |
Windows98 セカンドエディション Update CD-ROM |
Windows98 ユーザーがマイクロソフトから購入可能な低価格 CD-ROM |
Windows98 セカンドエディション Upgrade |
Windows3.1/95 ユーザーが購入可能なアップグレード版 |
Windows98 セカンドエディション |
前提なしのいわゆる製品版 |
Windows98 サービスパック1(SP1) はすべてのセカンドエディションに含まれますが、単体は無料でダウンロード可能です。
Second Edition では、ACPI や APM など電源管理機構の実装を改善したのに伴い、不具合の多かった高速シャットダウン機能は削除されました。
このため、MSCONFIG などを使って「高速シャットダウンを使用不可にする」のチェックを解除する (=高速シャットダウンを有効にする) と、シャットダウン操作で再起動してしまいます。
(MSCONFIG の「高速シャットダウン...」項目は、シャットダウン修正プログラムを適用すると削除されます。これは常に高速シャットダウンをオフに保つための措置です。)
Windows98 SE でネットワークドライブへの接続を維持したまま Windows を終了すると、終了処理の途中で システムが停止することがあります。
これは Windows98 SE の障害なので、あらかじめネットワークドライブをすべて切断してからシャットダウンしてください。
これが有効な場合、マイクロソフト社から提供されている Mapped Drive Shutdown Update から Japanese Version をダウンロードして適用して下さい。
また、特定のハードウェアでは、設定でシャットダウントラブルを解消することができません。
この場合、マイクロソフト社から提供されているシャットダウン修正プログラムをダウンロードして適用してください。
さらに追加説明が「シャットダウントラブルシュート」ページにあるので、参照してください。
Windows98 SE を ACPI モードで稼動させている場合、Intel EtherExpress 100 シリーズおよび同じコントローラを搭載した PC では、スタンバイさせようとするとハングすることがあります。
これはセカンドエディションに含まれる E100bnt.sys ドライバの障害なので、セカンドエディションに含まれるものではなく、ハードウェア製品と共に出荷されているドライバ、もしくはメーカーサイトにある更新されたドライバを使用してください。
Plus!98 がセットアップされた環境を Second Edition にアップグレードすると、Windows の起動ロゴが Plus! 導入前に戻ってしまいます。
これは Plus! によって導入される logo.sys (起動ロゴビットマップファイル) が削除されてしまうためなので、次の作業でこのファイルを復活させてください。
- Plus! 98 の CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から次のコマンドを実行します。
Extract E:\PLUS98\PLUS98.CAB LOGO.SYS /L C:\
(ここでは、CD-ROM ドライブが E ドライブと仮定しています。)
- DOS プロンプトウィンドウを閉じ、コンピュータを再起動します。
Second Edition にアップグレード完了後、再起動するとメモリーパリティエラーで起動しないことがあります。
ATI RAGE Fury の古いビデオデバイスドライバが導入されているとこの現象が発生することがあるので、あらかじめドライバを最新のものに更新してから、アップグレードを実施して下さい。
起動しなくなった場合は、次の作業で回復させてください。
- Ctrl キーを押しながらコンピュータを起動します。
- スタートアップメニューが表示されるので、Safe モードで起動します。
- デスクトップの「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [デバイスマネージャ] タブをクリックし、ビデオアダプタを展開します。
- 登録されているビデオアダプタをダブルクリックし、「すべてのハードウェアプロファイルで使用する」のチェックを解除します。
- 「OK」をクリックし、システムを再起動します。
Windows98 は起動ごとにレジストリセットをバックアップしますが、Scanreg.ini ファイルを変更することでバックアップセットの保持数などを変更することが可能です。[参考]
ところが、Second Edition にアップグレードすると、このファイルは初期化されるので、変更を行った場合は事前にバックアップをとるか、アップグレードに再度設定を行ってください。
Windows98 を Second Edition にアップグレードすると、コントロールパネルの「電源の管理」の設定が初期化されることがあります。設定を保存する場合は Second Edition にアップグレードする前に、次の作業で電源管理の設定を別のスキーム名で保存して下さい。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から、「電源の管理」を開きます。
- 「名前を付けて保存(S)」ボタンをクリックし、任意のスキーム名を付けて設定を保存します。
Second Edition にアップグレード後、標準提供されるもの以外の電源管理スキームで電源設定を変更しても保存されないことがあります。これは、アップグレード前に作成したスキームを使用した場合に発生します。この現象を回避するには次の作業でレジストリを変更して下さい。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を実行します。
- HKEY_CURRENT_USER \Control Panel \Powercfg \PowerPolicies 以下から (標準) および 0、1、3 サブキーを残してすべて削除します。
東芝製 PC を Second Edition にアップグレード後、コントロールパネルの「電源の管理」が起動しなくなることがあります。
これは東芝 PC 独自の電源管理ユーティリティ (Pwrtray) のバージョンが 1.2 以下の場合に発生します。
この症状が発生した場合は、東芝のサポートページから最新の Pwrtray を入手して適用して下さい。
(東芝のサポートページを利用する場合、マシンシリアルや購入店および個人情報などを入力して登録を行なう必要があります。)
修正された Pwrtray が入手できない場合、以下の作業で「電源の管理」を使用できるようになります。
- Second Edition CD-ROM の \Tools\Mtsutil フォルダを開きます
- TOSHPWR.INF を右クリックし、[インストール] をクリックします。
- コンピュータを再起動します。
Windows98 ユーザーに 1050 円で配布される Second Edition Update CD-ROM は、Windows98 からでないと Setup を実行できません。(セットアップ操作は、Windows98 のセットアップと同じです。)ですから、Update CD-ROM を使って Second Edition を新たに導入する場合、(1) Windows98
のセットアップ (2) Update CD-ROM から Windows98 Second Edition のセットアップの順に実行する必要があります。
Second Edition へのアップグレード時にスキャンディスクでハングしてアップグレードができない場合があります。
Norton System Doctor が導入されているとこの症状が発生することがあるため、アップグレード前にいったんノートン システム ドクターをアンインストールしてください。
Second Edition ではオリジナルの Windows98 に比べて最低メモリー要求量が変更されています。
オリジナルは 16MB 以上が必要とされていますが、Second Edition は 24MB 以上が必要です。
24MB 未満のメモリーしか搭載していない場合、不定期に Mprexe でページ違反が発生することがあります。
通常は Second Edition にアップグレードする場合、Second Edition アンインストールのために現在の Windows のシステムファイルを保存するかどうか選択できます。
しかし、以下の条件の場合は無条件にシステムファイルが保存されません。
- すでにアンインストールファイルセットが存在する
- 十分な空きディスクがない
- コマンドプロンプトから、新規フォルダにインストールしている
- 圧縮ディスクにインストールしている
Second Edition にアップグレード後、USB 接続のモデムが使えないことがあります。
3Com 社など、USB 標準に完全準拠していない一部の USB モデムドライバはセカンドエディションでは不具合が発生します。この場合、モデムメーカーに連絡して、更新されたドライバーを入手して下さい。
また、NEC 社製 TA (Aterm) シリーズのほとんどのモデルは、1999/11/01 リリースの新しいファームウェアを使用しないと正しく動作しないことが確認されています。詳しくはAterm サポートページをご覧ください。
Second Edition にアップグレードすると、USBスピーカーが動作しないことがあります。
他のサウンドカードが導入されていると、このカードが優先再生デバイスに設定されるためにこの症状が発生します。USB スピーカーを動作させるには次の作業を行なって下さい。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「マルチメディア」を起動します。
- [オーディオ] タブの再生で優先するデバイスとして、USB オーディオデバイスを選択します。
- 「OK」をクリックして設定を保管します。
台湾 VIA 社製チップセット搭載機で、1つの USB ポートにデバイスが接続されていると、他の USB ポートが正しく動作しないことがあります。
これは、USB デバイスの初期化が正しく行われないために発生し、問題を解決するためには VIA のページから新しいフィルタドライバをダウンロードして適用して下さい。
VIA チップセット + AMD 社製 CPU の PC で Windows98 SE を稼動させた場合、CPU クロックによっては USB が正しく動作しないことがあります。
これは Windows98 SE に含まれる USB ドライバの障害なので、マイクロソフトから
Q240075 修正の日本語版をダウンロードして適用してください。
VIA MVP3 チップセット搭載機を、Windows98 Second Edition にアップグレード後、デバイスマネージャに登録された多くのデバイスに (!) マークがつくことがあります。
これは VIA 社提供の IRQ ルーティングドライバが上書きされるためですが、マザーボードメーカーなどから更新された BIOS を入手して BIOS をアップデートすると共に、新しいマザーボードドライバを入手して適用してください。
Windows98 SE にアップグレードしたのに、Internet Explorer 5.0 がアップグレードされないことがあります。(Second Edition に含まれる IE5.0 のバージョンは
5.00.2614.3500 です。)
以前の Windows98 で Windows Update から「お気に入り問題の修正プログラム」をダウンロードして導入しているとこの現象が発生します。アップグレードされなかった場合、Windows\System にある Iemigrat.dll ファイルを別の名前に変更後、Second Edition を再導入してください。
Internet Explorer 5.0 には修復機能がありますが、Windows98 SE に含まれる IE5.0 は修復機能を実行できません。これは仕様です。(修復は、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」の [インストールと削除] に IE5.0 が登録されていないと実行できません。)
修復を行うためには、IE5.01 SP2 などをインストールしてください。
以前の Windows で IE5.0 を導入した時に IE4.0 を残す設定をしている環境を、Second Edition にアップグレードした場合、互換モードの IE4.0 が使用できなくなります。これは Second Edition が互換モードの設定を保持しないためですが、次の作業で IE4.0 を復活させることができます。
- [スタート]−[プログラム]−[MS-DOS プロンプト] を起動します。
- DOS プロンプトで以下の2つのコマンドを実行します。
cd "\program files\internet explorer - 4
compatible"
iesqrl /3
- Exit とタイプして MS-DOS コマンドプロンプトを終了させます。
Windows98 でアプリケーションの追加と削除の [Windows ファイル] から FrontPage Express を導入していた場合、Second Edition にアップグレード後 FrontPage Express をアンインストールできなくなります。
Second Edition からは FrontPage Express が Windows の標準コンポーネントでなくなったため、アプリケーションの追加と削除の [インストールと削除]、[Windows ファイル] のいずれにも FrontPage Express の項目がなくなってしまうために、この問題が発生します。
どうしても FrontPage Express をアンインストールしたい場合は、次の手順で Windows Update から一度 FrontPage Express を導入後、アンインストールしてください。
- インターネットに接続します。
- [スタート]−[Windows Update] をクリックして Windows Update に接続します。
- 製品の更新をクリックし、FrontPage Express にチェック後、「インストール」をクリックします。
- FrontPage Express が導入されたら、インターネットの接続を切断します。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
- FrontPage Express をクリックし、「追加と削除」ボタンをクリックします。
IE5.5 を導入した場合、Windows Update から FrontPage Express はインストールできません。
Windows98 や Windows95 を Windows98 Second Edition にアップグレードすると、特定のサウンドデバイスが使えなくなることがあります。
ESS ES1869 サウンドデバイスはアップグレード後にデバイスマネージャに Code10 エラーが表示され、使用できなくなることがあります。この場合、一度デバイスマネージャからこのデバイスを削除して再認識させてください。
- 「マイコンピュータ」を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [デバイスマネージャ] タブをクリックします。
- サウンドから ES1869 Plug and Play AudioDrive を削除します。
- コンピュータを再起動後、ES1869 デバイスが正常に認識されます。
Second Edition にアップグレードすると、画面のプロパティの [設定] タブの「詳細」ボタンから「大きいフォント」を設定できなくなることがあります。
これはダイアモンドマルチメディア社の Diamond Stealth 3D 2000 ビデオアダプターで、特定の解像度を使用しているときに発生するため、ダイアモンドマルチメディア社のサイトから更新されたドライバを入手して適用するか、現在と異なる解像度/色数の設定を行ってください。
Second Edition をアンインストールすると、Second Edition の Outlook Express 5.0 で受信したメールメッセージが読めなくなることがあります。アップグレード前の Windows に Outlook Express 5.0 が導入されていないとメッセージ形式が違うため、メールを読めなくなります。
この場合、次の作業で OE5 のメッセージ形式を OE4 の形式に変換して下さい。
Windows98 の場合
- Outlook Express 4.0 が起動していたら終了させます。
- Second Edition CD-ROM の \Tools\Mtsutil\Oemig フォルダを開きます
- OEMIG.INF を右クリックし、[インストール] をクリックします。
- コンピュータを再起動します。
- Outlook Express 4.0 を起動し、[ファイル]−[インポート]−[メッセージ] をクリックします。
- 指示に従って、OE5 形式のメッセージをインポートします。
Windows95 の場合
- Second Edition CD-ROM の \Tools\Mtsutil\Oemig フォルダを開きます
- OEMIGLIB.DLL ファイルを、C:\Program Files\Outlook Express フォルダにコピーします。
- Directdb.dll ファイルを、C:\Program Files\Common Files\System フォルダにコピーします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から以下の2つのコマンドを実行します。
regsvr32 C:\Progra~1\Outloo~1\oemiglib.dll
regsvr32 C:\Progra~1\Common~1\System\Directdb.dll
- コンピュータを再起動します。
- Outlook Express 4.0 を起動し、[ファイル]−[インポート]−[メッセージ] をクリックします。
- 指示に従って、OE5 形式のメッセージをインポートします。
Second Edition をアンインストール後、Windows Update サイトに接続するとエクスプローラでページ違反が発生することがあります。
多くの場合、アンインストールによって Java VM が損傷しているためなので、Microsoft の Java ページから最新の Java VM をダウンロードして適用するか、Windows98 SP1 CD-ROM から Java VM を導入してください。また、Windows Update で発生する一般的なエラーについては、Windows Update トラブルシュートページを参照してください。
インターネット接続の共有 (ICS) を導入したにもかかわらず、コントロールパネルの「インターネットオプション」を起動して、[接続] タブに「共有」ボタンが表示されないことがあります。
何からの理由で、インターネットオプションのファイルが古いものに置き換わっているとこの現象が発生するので、次の作業で新しいファイルに置き換えて下さい。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から sfc を起動します。
- 「インストールディスクからファイルを1つ抽出する」にチェックします。
- 修復したいシステムファイルとして inetcpl.cpl を指定し、「開始」ボタンをクリックします。
- 復元元として Windows98 Second Edition CD-ROM (E:\Win98 など) を指定します。
- ファイルの保存先としてシステムフォルダ (C:\Windows\System など) を指定して、「OK」をクリックします。
- 同様に Inetcplc.dll ファイルについても 3-5 の手順を実行して下さい。
また、インターネット接続共有ウィザードを途中でキャンセルすると、ICS はアンインストールされるので、「アプリケーションの追加と削除」の [Windows ファイル] タブから再導入する必要があります。
Second Edition を上書き再導入すると、インターネット接続共有 (ICS) が正しく動作しないことがあります。
この場合、次の手順で ICS を削除後、再導入してください。
- [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] から「アプリケーションの追加と削除」を起動します。
- [Windows ファイル] タブをクリックし、インターネットツールをダブルクリックします。
- インターネット接続共有のチェックを解除して、「OK」をクリックします。
- 「OK」をクリックしてアプリケーションの追加と削除を終了します。
(再起動を求められたら、再起動してください。)
- 上記 1〜2 の手順を再度実行します。
- インターネット接続共有にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
- 「OK」をクリックし、インターネット接続の共有ウィザードが起動したら、ウィザードに従って設定を行ってください。(クライアントは再設定する必要はありません。)
Windows98 Second Edition から「チャンネルバー」機能は削除されました。Windows95 や Windows98 でチャンネルバーがある状態でアップグレードした場合は保持されますが、新規インストールした場合はチャンネルバーを使用することはできません。
また、アップグレードした場合でも、コントロールパネルの「画面」で [Web] タブにある「すべてリセット」ボタンを押してもチャンネルは削除されてしまいます。
Second Edition にアップグレードする前は正常に動作していたにもかかわらず、アップグレード後にバックアップが動作しないことがあります。
これはアップグレードによってバックアップ装置が複数登録されてしまう場合に発生するので、マイクロソフトバックアップを起動し、「バックアップを保存する場所」のプルダウンメニューに同じ名前の装置が2つ登録されていないか確認して下さい。(どちらかは使えません。)
ASUS P2B シリーズマザーボード搭載機にセカンドエディションを導入後、ACPI モードで稼動させるとスタンバイから復帰しないなどの不具合が発生することがあります。これは、P2B シリーズの特定バージョン (1008) の BIOS がセカンドエディションに対応していないためなので、修正されたバージョンに更新するか、1007 など稼動実績のあるバージョンに戻してください。
Cyrix Media GX 200 を使用した PC を Second Edition にアップグレードすると、不定期にハングするようになります。(特にインターネットに接続するとハングする確率が高くなります。)
このプロセッサはサポートされません。ハードウェア互換リストを確認して下さい。
Windows98 CD-ROM の Tools\Reskit フォルダには TweakUI が用意されていますが、Second Edition には TweakUI がありません。
TweakUI を使用したい場合は、マイクロソフトの Web サイトからダウンロードしてください。
Second Edition の IE5 にある [リンク] バーまたは [お気に入り] - [リンク] から [Windows Update] のリンクをクリックした場合、「ページが表示されません」または「ページが見つかりません」といったメッセージが表示されて、Windows Update に接続できないことがあります。この現象は
Second Edition をクリーンインストールした場合や、IE5 が導入されていない Windows9x を Second Edition にアップグレードした場合に発生することがあります。
この場合、Windows Update へは [スタート]−[Windows Update] で接続して下さい。
Second Edition にアップグレード後、[プログラム]−[アクセサリ] にあった「同期」が消えていることがあります。
同期タスクの実行は、IE5 を起動し、[ツール]−[同期] で実行して下さい。
Windows98 SE や Windows2000 のエクスプローラでは、詳細表示にしても「属性」(HSAなど) を表示する列がなくなりました。
この列を表示させたい場合、以下の手順でレジストリを変更してください。
(Windows 2000/Me の場合は「エクスプローラを詳細表示しても「属性」列がないのですが」を参照してください。)
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動します。
- HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Explorer \Advanced にあるDWORD 値の ShowAttribCol を 1 に設定します。
Office97 SR2 にはセカンドエディションと互換性の無い Mapi32.dll が含まれるため、Mapi 関連の操作をするとページ違反が発生するようになります。
これを回復させるには、次の手順でセカンドエディション CD-ROM から Mapi32.dll をリストアして下さい。
- Windows98 CD-ROM をセットします。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から SFC を起動します。
- 「インストールディスクからファイルを1つ抽出する」にチェックし、Mapi32.dll を指定後、「開始」ボタンをクリックします。
- 復元元に、Windows98 CD-ROM の Win98 フォルダを、ファイルの保存先に Windows\System を指定して「OK」をクリックします。
Windows98 CD-ROM に含まれる WMS.EXE を、Windows98 Second Edition で実行すると MAPISP32 でページ違反が発生することがあります。
ここでどうしても、Windows Messaging を使いたい場合は、Mapi32.dll をリネームしてから WMS を実行して下さい。
また、WMS.EXE を実行すると、Mapi を扱うアプリケーションが正しく動作しなくなり、Outlook Express でメールの送受信ができなくなるなどの不具合が発生することがあります。
Microsoft FAX を Second Edition で使用する場合、Windows95 や Windows98 で正しく Microsoft FAX が動作している環境を Second Edition にアップグレードしてください。
日本の大手 PC メーカー各社の Windows98 Second Edition 対応状況は、以下のページをご覧下さい。
Windows.FAQ > Windows98.FAQ
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