三重県四日市市にあるプラネタリウムが、世界で最も多くの星を同時に映すことができるとして、ギネス世界記録に認定され、２２日、記念の式典が開かれました。
四日市市立博物館のプラネタリウムは、去年３月のリニューアルオープンにあわせて新たな投影機が設置されました。
投映機は東京の会社が製造したもので、１億４０００万個以上の恒星を同時に映すことができます。
博物館によりますと、このプラネタリウムがことし７月、世界でもっとも多くの恒星を同時に映すことができるとして、東京や長崎などほかの４つのプラネタリウムとともにギネス世界記録に認定されたということです。
２２日、記念の式典が開かれ、投映機を作った会社の社長が「ものづくりに関わる者として大変うれしい。星はとてもリアルなのでぜひ楽しんでほしい」とあいさつしました。
このあとプラネタリウムの上映が行われ、家族連れなどが満天の星空や宇宙から見た地球などを目を輝かせながら見ていました。
三重県鈴鹿市から子どもと訪れた３３歳の母親は「星空がとてもきれいでした。ギネス世界記録に認定されたことでより輝きが増したように思います」と話していました。