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ふるさと納税で電車操縦体験 三島市、謝礼品企画

(2016/10/23 09:38)
電車の操縦を体験する参加者(右)=三島市の伊豆箱根鉄道
電車の操縦を体験する参加者(右)=三島市の伊豆箱根鉄道

 三島市大場の伊豆箱根鉄道本社で22日、「いずっぱこ 電車操縦体験会」が開かれた。市がふるさと納税の謝礼品として行った企画で、県内外から12人が参加した。ふるさと納税の体験型謝礼品はツアーやゴルフなどがあるが、電車操縦体験は珍しい。
 参加者は制服と制帽を着用し、車両点検などを行う工場線の約70メートル間で1300系車両を往復した。車内放送にも挑戦したほか、運転状況をリアルタイムで把握し、現場に指示する運転指令室を見学した。
 伊豆箱根鉄道関連の土産も付いて、電車好きにはたまらない内容だった様子。愛知県あま市の会社役員(71)は「操縦は初めてで楽しみにしてきた。とても気持ちよかった」と声を弾ませた。
 三島市のふるさと納税は制度が始まった2008年度から件数、寄付額ともに増加傾向にある。15年度は6954件約2億4千万円で、謝礼品費や広告料などの必要経費を除いた純利益は約5300万円だった。
 謝礼品の品ぞろえも拡充し、現在約100種類を用意。地域の産品の名称を知的財産として保護する「地理的表示(GI)保護制度」に県内で初めて認定された三島馬鈴薯(ばれいしょ)などがある。

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