蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【グランパス】名古屋グランパスは磐田と1−1で引き分け、J2降格圏の年間16位に順位を下げた。前半にFWシモビッチ(25)が今季10点目となるPKを決めて先制したが、後半追いつかれた。首位の浦和は興梠の2得点で新潟に2−1で競り勝ち、5連勝で勝ち点37としてステージ優勝へ近づいた。次節に勝つか引き分ければ優勝が決まり、年間勝ち点1位も守った。年間2位の川崎は広島を2−0で下し、勝ち点31で2位に浮上。神戸は仙台に0−3で敗れ、ステージ優勝の可能性が消えた。湘南は大宮に敗れて年間17位以下が確定し、来季のJ2降格が決まった。◆名古屋1−1磐田 息が詰まりそうな濃密な90分間の末に、赤い選手たちはがっくりと両膝に手を付いた。勝てばJ1残留に大きく近づく東海ダービーで、手にした勝ち点は「1」。16位の甲府が勝ったため、入れ替わって再び降格圏へ転落した。今季最後にして初めて観衆3万人を超えた豊田スタジアムで、あらためて突きつけられた厳しい現実。そして残留争いの行方は、11月3日パロマ瑞穂での最終節で決着することとなった。 前半は試合をほぼ支配していた。終了間際にPKで先制。しかし後半開始早々に落とし穴が待っていた。立ち上がりからボールを落ち着かせられず、後半2分にFW永井のパスミスの跳ね返りが絶妙なパスとなり、左サイドからのクロスは警戒していたFWジェイへ。一度はGK楢崎が止めたが、押し込まれた。永井は「僕のミス。申し訳ない」とうなだれたが、DF闘莉王が「バタバタしていた。運も味方をしてくれなかった」、楢崎が「隙を見せた。メンタル的なもの」と指摘したように、チーム全体が集中しきれていなかった。(10月23日) PR情報 試合速報
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