蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ドラゴンズ】中日がドラフト会議で1位指名した明大・柳裕也投手(22)=180センチ、83キロ、右投げ右打ち=が22日、東京六大学秋季リーグ・立大1回戦(神宮)で6安打2失点完投、3−2の勝利をもたらした。7回を除く毎回の12奪三振で通算奪三振を歴代単独8位の338に伸ばしたエースで主将の力投で、明大は2季連続39度目のリーグ優勝に王手をかけた。 1位指名から2日後の初登板も柳はプレッシャーとは無縁だった。疲労がたまり、コンディションも万全とは言い難い。それでも抑えるのが真骨頂だ。137球目。最後の打者を左飛に打ち取ると、1万2000人の大歓声を浴びながら帽子のつばを握って一息ついた。 「中日から指名していただいて周りからもそう(ドラフト1位)見られる。恥ずかしいピッチングはできない。とにかく1点でも少なく抑えて、チームが勝てるピッチングをしようと思った」 MAX150キロを誇る右腕も、この日はストレートに伸びがない。20奪三振を奪った15日の早大戦以降、気づかぬうちに疲労がたまっていた。最速143キロだったがカーブ、スライダー、カットボールを織り交ぜて6回まで1安打投球。回を重ねるごとに球を見極められ7回には1死満塁から一ゴロで失点、9回も2死三塁から右中間への適時三塁打で2点目を失った。「最後には投げる球がなくなった」と頭をかいた。(10月23日) PR情報
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