沖縄県の米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事をめぐり、現場を警備する大阪府警の機動隊員が、工事反対派に「土人」と発言したことで、「言語道断」「差別だ」など、さまざまな意見・批判が噴出している。発言自体は論外だが、現場では機動隊員らに対する劣悪な暴言も多いという。沖縄で放置される異常空間とは。
「(土人)発言は不適切だが、個人を特定して鬼畜生のようにたたくのはやり過ぎだ」「相手もムチャクチャいっている。混乱を引き起こしているのはどっちなのか」
大阪府の松井一郎知事は20日、こう語った。松井氏は前日もツイッターで、機動隊員の発言の不適切さを指摘しながら、「一生懸命命令に従い職務を遂行していた」「出張ご苦労様」と投稿していた。
これに対し、沖縄県の翁長雄志知事は同日の記者会見で「(機動隊員が)よく頑張ったということになると、沖縄県民からしたら筋が違うのではないか」と批判した。
一体、沖縄の現場はどうなっているのか。
産経新聞21日朝刊「政論」欄で、同紙記者が先月現地を取材した様子を、次のように記している。
《訓練場周辺は罵詈雑言に満ちた異様な空間だった。機動隊員を乗せた警視庁の車両に『帰れ、帰れ』と罵り、殴りかかるそぶりを見せる活動家がいた。大阪府警の機動隊員を意識してか、カメラを抱えた男性が『この借りは大阪で返してやるからな』と悪態をついたのも耳にした》
《ある沖縄県警の機動隊員は反対派の活動家から『おまえの子供を学校に通わせなくしてやる』『八つ裂きにしてやる』と言われたと明かす。休日に家族と買い物をしていると、出くわした反対派から『こんなところで何をやっているんだ』と難癖をつけられたこともあるという》
《米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古では、反対派が設置したテントに機動隊員の写真と氏名と役職が張り出されている》《防衛省の沖縄防衛局職員も反対派の暴力でけがを負っている。職員の電話番号など個人情報が記載された書類を奪われた》
沖縄は大丈夫なのか。
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