修学旅行の就寝時間中に男児の下半身を触るなどしたとして、高知南署は21日、強制わいせつ容疑で高知県内の公立小教諭上田将弘容疑者(29)を逮捕した。県教育委員会は、上田容疑者がこの男児を含む少なくとも14人の男児にわいせつな行為をしていたと認定、同日付で懲戒免職にした。
逮捕容疑は9月15日未明、修学旅行先の関西地方のホテルで、男児の布団に忍び込んで下半身を触ったり、自身の下半身を触らせたりした疑い。男児の母親が同署に被害届を出していた。
県教委によると、上田容疑者は2013年にも修学旅行先のホテルで別の男児にキスをした。このほかにも勤務先の小学校で複数の男児に自身の下半身を見せたり、触らせたりするなどのわいせつ行為をした。
学校などの聞き取りに「衝動が抑えられなかった。子どもや保護者の心を傷つけ申し訳ない」と話しているという。