オカルトやセクトという言葉が先走りして誤った、解釈と理解が一般(インターネット上も含め)
に概念として広まってしまいました。
まず、知っていただきたいことは、
セクト(Sect)は英語 で宗派、団体、派閥。 フランス語ではSectaire(セクテー)宗派など・・
悪い団体を指す言葉では全くありません。
しかし、ながら、残念な事に、現在、オカルト・カルト・セクトは、反社会的団体を指す場合に使われています。
とくに、フランスの場合、問題です。つまり、フランス語と制度の問題と言えるかと思います。
Miviludesと言うのは
(Mission interministérielle de vigilance et de lutte contre les dérives sectaires)
<セクト的逸脱行為関係省庁警戒対策本部 > ですね。
フランス政府には以前、議会に提出したようなリスト(ブラックリスト・危険宗教団体としての・・)いうものは、
現在、存在しません。 そのリストも、各国政府からの強い信教の自由への侵害として批判された為
(特に、アメリカ政府が強烈に行いました・・)政府・議会は取り下げました。
ただ、上記MIVIDで、追跡・監視対象としてのリストはあるでしょう・その中にフランスの組織が入っているか、どうかは不明です。
現在は反セクト法というものが存在し、反社会的行動する宗教団体の監視・取り締まりをしています。
これは、あくまで国民を非人間的宗教活動、抑圧やその宗教に隷属させる活動・宗教から守るためです。
(今の恐喝的な査問、解任、除名は、フランスやヨーロッパではどうなるでしょうか? 欧州人権裁判所があります)
さて、SGIF 昔のフランスSGIは現在・・
(1)Cultuelle(カルチョレー) 信仰団体・・(葬式、結婚式のセレモニー とご本尊授与)
L'Association Cultuelle Soka du Bouddhisme de Nichiren (ACSBN) という組織で
1905年にできた、cérémonies religieuses(宗教的儀式を行う)法律により、 以下の活動をする
*remise de l’objet de culte(本尊授与)
*mariages(結婚式)
*funérailles(葬式)
*De l’entretien des lieux de culte(会館等の維持・修復)
(2)Culte(カルト)信仰する為の建物(教会)政府に贈与(為、補助金でメンテナンスができる)
(3)営利事業をする会社
の三つに分かれています。
さて、カルトという言葉が、オカルト宗教を指すように一般では、そのイメージが定着してしまった訳ですが。
フランスで認定(法人登録)した上記二つは、その、いわれるオカルト・カルト認定とは全く異なります。
正式な(1)礼拝等のセレモニー活動(2)教会としての登録です。この場合、カルテ・カルチョレー登録になります。
また、この登録組織とは別に、現場の活動は座談会や布教活動をしているとのことですから、それはセクテー(セクト)宗派
(届出不要・憲法に保障された宗教活動・・)として、活動しているように思われます。
欧州各国での「カルト・セクト認定」というものは存在しないのです(マスコミ等が言っているかもしれません・・)。
信仰と布教活動は憲法で完全に保障されています。また、EU憲法でも保障されていますから、カソリック本山のあるイタリア、
また、カソリック国 であったスペイン、プロテスタントの国ドイツでも、EU憲法に従い信教の自由・布教の自由は保障されています。
もし、反社会的活動をしていると認定されれば、フランスではカルト認定ではなく、強制的に解散させられます。
この点については、各国似たり、寄ったりの制度があったと思います。
一般的に、カルトやセクト認定と言っている方たちが、フランスでのカルテ・カルチョレー登録をカルト認定として捉えているのか、
わかりませんが・・意味は全く違いますので、もし、そうであれば認識の誤りであり、誤解です。
ただ、カルト・セクト問題・騒動当時、SGI欧州各国も大変だったことも事実です。
しかし、果敢にマスコミと戦わなかった(対話で誤解を解く)
ことも、悪い方向へ行った、大きなの一つの要因だったと思います。
いくつかの国では現場会員や責任者が、きちっと説明・対処して収まったところもあります。