20年前の埼玉 川口市の殺人 死亡の男を書類送検

20年前の埼玉 川口市の殺人 死亡の男を書類送検
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20年前の平成8年、埼玉県川口市の住宅で当時48歳の女性が殺害された事件で、警察は、ことし6月に死亡した名古屋市の58歳の男が事件に関わったとして、殺人の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、韓国籍で名古屋市中川区の林淳一、本名・朴太淳 (パク・テスン)容疑者(当時58)です。

この事件は、20年前の平成8年2月、埼玉県川口市の住宅で、この部屋に住む坂入幸子さん(当時48)が、首を絞められて殺害されているのが見つかったものです。警察が殺人事件として捜査を進めていたところ、ことし6月、名古屋市中川区のアパートの外にある階段の手すりで首をつった状態で死亡しているのが見つかった朴容疑者のDNA型が、川口市の殺害現場から見つかったものと一致し、警察は、21日、殺人の疑いで書類送検しました。

警察によりますと、朴容疑者は殺害された坂入さんと顔見知りで、事件の直前には2人が近くの飲食店にいたと見られているということです。朴容疑者は自殺したと見られていますが、その前に同じアパートの部屋で74歳の男性を刺して殺害したとして、この事件でも21日殺人の疑いで書類送検されています。