10月22日 12時20分
病気や災害などで親を亡くした子どもたちを支援する「あしなが学生募金」の活動が22日から始まり、名古屋市でも支援を受けているアフリカの学生やボランティアらが協力を呼びかけました。
「あしなが学生募金」は、病気や災害などで親を亡くした子どもたちが高校や大学に進学できるように募金や振り込みで支援するもので、街頭での募金活動は毎年、春と秋に行われます。
また、93回目を迎えた今回からは、街頭募金でアフリカの遺児への支援も呼びかけます。
秋の活動が22日から全国約200か所で一斉に始まり、名古屋栄でも、ボランティアの高校生や支援を受けているアフリカの学生など30人が協力を呼びかけました。
高校2年生のころ病気で父親を亡くした青山稜さんは「この奨学金のおかげでいま建築士になる夢を追うことができている。お金がなくて進学や夢を諦めることがないよう多くの学生を支援したいです」と話しました。
また、支援を受けアフリカから留学しているセノガ・パイアスさんは「アフリカにも学校に行きたい人は多くいます。この募金があれば学校に行くことができます」と話しました。
あしなが学生募金は22日と23日、それに29日と30日にも行われます。
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