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ドローンで外来種カメ生息調査

10月22日 12時38分

ドローンで外来種カメ生息調査

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生態系や農作物に被害を及ぼす外来種のカメを、小型の無人機「ドローン」を使って上空から調査する取り組みが、愛知県豊田市の河川で行われています。
調査の対象は、アメリカ原産のミシシッピアカミミガメで、生態系や農作物に被害を及ぼすとして、環境省は緊急対策外来種に分類しています。
豊田市では、このカメが河川で確認されていることから、市と環境省がドローンを使って生息数や行動範囲を調べる調査を、今月から逢妻女川と逢妻男川の2つの川で行っています。
豊田市は今月28日まで調査を行って、報告書をまとめたうえで、来年度の防除対策につなげることにしています。
豊田市矢作川研究所の山本敏哉主任研究員は「非常に効率的に調査ができる。ほかの動植物の調査にも利用して、環境保全につなげたい」と話しています。

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