10月21日 21時05分
国土交通省の三重河川国道事務所の元課長が、名古屋市内のクラブなどで、7回にわたってあわせて30万円余りの接待を受けた見返りに、津市の川に橋を架ける公共工事の入札に関する情報を建設業者に漏らしたとして逮捕された事件で、検察は21日、加重収賄などの罪で起訴しました。
起訴されたのは、国土交通省中部地方整備局三重河川国道事務所工務2課の元課長、田中春人被告(46)です。起訴状などによりますと、田中元課長は、三重河川国道事務所が発注した津市の川に橋を架ける公共事業をめぐって、名古屋市内のクラブなどで7回にわたってあわせて32万円余りの接待を受けた見返りに、愛知県半田市の建設会社、「瀧上工業」の営業副本部長、加納泰司被告(52)ら3人に、入札に関する情報を漏らしたとして、加重収賄などの罪に問われています。加納副本部長らは贈賄の罪に問われています。
加納副本部長から情報の漏洩を依頼し、田中元課長は、スマートフォンの無料通話アプリLINEなどで情報を伝えたり、工事の予定価格などが記された書類を、飲食店で手渡したりしていたということです。警察のこれまでの調べに対し田中元課長は、「断り切れなかった」などと供述していたということです。中部地方整備局によりますと、田中元課長は今月3日付けで課長職を解かれ、別の部署に異動したということです。
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