10月21日 19時12分
愛知県の大村知事と名古屋市の河村市長は総理大臣官邸で安倍総理大臣と会談し、県と市の共同開催が決まった2026年のアジア大会について成功に向けて運営面や財政面での支援を要請しました。
愛知県の大村知事と名古屋市の河村市長は、21日午後、総理大臣官邸を訪れ、安倍総理大臣と会談しました。
この中で大村知事は、2026年のアジア大会が県と市の共同での開催に決まったことを報告し「2020年の東京オリンピック・パラリンピックの次の大きな目標になる。ぜひ政府の支援を頂きたい」と述べました。
その上で、大村知事と河村市長は、今後、設立する大会の組織委員会に政府関係者に加わってもらうことに加え、県と市が最大で850億円と見込んでいる開催費用の一部にスポーツ振興くじの収益をあてるなど、運営面や財政面での支援を要請しました。
これに対し、安倍総理大臣は「平和とスポーツのアジア大会に大いに期待したい」と述べ、政府としても大会の成功に向けて支援していく考えを伝えました。
会談のあと、大村知事は記者団に対し、「安倍総理大臣からは愛知・名古屋にとどまらず、日本全体でしっかり応援していく、ぜひ成功させていこうという力強いことばをいただいた。しっかりと連携をとりながら準備を進めたい」と述べました。
また、河村市長は「東京、大阪ばかりでなく、名古屋も大いに盛り上げますからよろしくということを伝えた」と述べました。
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