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“リサイクルで金メダルを”

10月21日 19時12分

“リサイクルで金メダルを”

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使用済みの携帯電話やパソコンから回収した金で4年後の東京オリンピックのメダルをつくろうという取り組みが愛知県大府市で始まりました。
これは、21日、女子レスリングの吉田沙保里選手らオリンピックメダリストを多く輩出している愛知県大府市の至学館大学で大府市などが会見して明らかにしました。
会見には吉田選手のほか、リオデジャネイロオリンピック金メダリストの川井、登坂、土性の3選手も出席し、大府市の岡村秀人市長が「携帯電話などの回収を進めるとともにオリンピックの機運も高めたい」と述べました。
そして、パソコンから回収した金でつくった直径10センチ重さ100グラムの金メダルの試作品を披露しました。
携帯電話やパソコンには金など数十種類の希少な金属が使われ、使い終わった電子機器は都市鉱山とも呼ばれています。
各自治体は国の制度に基づいて回収していて、大府市も市内10か所にボックスを設けてリサイクルを呼びかけています。
試作のメダルについて、吉田選手は「大きさはアテネオリンピックのものと同じくらい。全然リサイクルとわからない」と話していました。
また、川井選手は「リオのメダルよりもこっちの方が光っている感じがする」となどと感想を話していました。
大府市では、今後、東京オリンピック関係者に採用を働きかけたいとしています。

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