首相 殉職した自衛隊員を追悼

首相 殉職した自衛隊員を追悼
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安倍総理大臣は、殉職した自衛隊員の追悼式に出席し、「尊い犠牲を無にすることなく、国民の命と平和な暮らしは断固として守り抜いていくことを固くお誓いする」と述べ、隊員の霊を慰めました。
追悼式は、任務中に事故や病気などで死亡した自衛隊員の霊を慰めるため、毎年、防衛省で行われており、ことしは安倍総理大臣や稲田防衛大臣、それに遺族ら合わせておよそ370人が参列しました。

追悼式では稲田大臣が、ことし4月、鹿児島県の山中に航空機が墜落して死亡した航空自衛隊の6人の隊員ら殉職した31人の名簿を慰霊碑に納めました。

そして安倍総理大臣が「み霊は強い使命感と責任感をもって、職務の遂行に全身全霊をささげた、かけがえのない自衛隊員であった。『真に国民のための自衛隊たれ』。この理念を身をもって示された皆様は、私たちの誇りだ。その尊い犠牲を無にすることなく、御遺志を受け継ぎ、国民の命と平和な暮らしは断固として守り抜いていく。そして世界の平和と安定に貢献するため全力を尽くすことを、固くお誓いする」と追悼の言葉を述べました。
このあと遺族らが慰霊碑に花を手向け、殉職した隊員の霊を慰めました。