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【プロ野球】

ヤクルト・寺島「開幕投手が目標」

2016年10月22日 紙面から

ヤクルトからドラフト1位指名のあいさつを受けた履正社・寺島=大阪府豊中市の同校で(竹村和佳子撮影)

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 ヤクルトは21日、ドラフト1位指名した寺島成輝投手(18)=大阪・履正社高=を大阪府豊中市の同校に訪ね、指名のあいさつをした。期待の左腕は「勝てる投手になりたい。(開幕投手は)どんな選手も目指すもの。自分も目標の一つとして頑張りたい」と、球団では1984年の高野光以来、33年ぶりとなる新人開幕投手に色気をみせた。

 188センチ、83キロの堂々たる体格と同様、夢も態度もどっしりしていた。今季は12球団ワーストのチーム防御率4・73で5位に終わり、投手陣の整備が急務。来年の開幕投手について真中満監督(45)は「白紙。外国人、新人でもいい」と話していた。

 そのスケール感が指揮官を魅了しているようだ。ドラフト会議直後、真中監督は「沖縄キャンプに連れていきたい」と明言。高卒新人の1軍キャンプ参加は、同じくドラフト1位だった同校の先輩・山田でもなかった異例の待遇。即戦力としての期待の表れだ。その山田には前日(20日)電話であいさつ。「いい球団だから一緒に頑張ろう」と、声をかけられたという。

 鳥原チーフスカウトも「投げ方は違うが、私が担当した石井一久に匹敵する投手」と、メジャーリーガーにもなったエース級の素材と太鼓判。寺島は「期待してもらえるのは本当にうれしい。応えられるよう、しっかり準備したい」と話していた。 (竹村和佳子)

◆「ドンドン頼って」

 ヤクルト・山田(履正社高の後輩、寺島の1位指名について)「早く一緒に戦いたいと思います。ドンドン頼ってほしいです」

 

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