幸楽苑が10月21日、運営するラーメンチェーン店で提供したラーメンに指が混入していた事案(関連記事)について、再発防止策を発表した。27日に全店舗を休業し、全従業員への教育と店舗内清掃を実施するとのこと。
従業員が指を切り、ラーメンに混入する要因となった「チャーシュースライサー」を、28日から順次撤去するとも発表した。これは以前の報道で「ハムスライサー」とされていた機械を、事案がより分かりやすいよう呼称を改めたもの。全店舗で廃止し、仕込み作業の安全性を確保するとともに、異物混入の防止を図るという。
同社は今後の再発防止・対応策についても、決定次第すみやかに公表するとしている。
(沓澤真二)
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