9月20日、前作ではゾンビ漫画を書いていたイナベカズ、蔵石ユウのコンビによる新刊『食糧人類Starving Anonymous-』が発売されました。
最初に言っておきたいのですが、この漫画絶対に見てはいけないレベルで閲覧注意なので気をつけてください。!
前作もゾンビものを描いていてそこそこグロかったですが、この作品はグロ耐性を持っている人たちですら、震え上がらせるような出来栄えです。
地球温暖化によって、冬でも真夏のような暑さ。人の住める地域は100年前の1,000分の1にまで減少してしまった世界を描いています。
ところでいきなりですが、
色んな漫画や映画などを見るのが習慣化してくると普通の物語じゃ刺激が足りなくなることってありませんか?
まぁ、私のことです。笑)そんな感じで、最近はグロい描写もある漫画に興味を持つ腐れ野郎になってしまっています。
この『食糧人類』という漫画は、そんな初カキコども状態な人たちにが絶対に満足できる内容となっています。
あまりの衝撃だったので、この感情をみなさんと共有したいと思い記事を書くことにしました。
ネタバレも含む内容紹介なので、すぐに読みたいと思った方は途中で止めて、単行本をお買い求め下さい!
食糧人類?Starving Anonymous?(1) (ヤングマガジンコミックス)
- 作者: 蔵石ユウ,イナベカズ,水谷健吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/09/20
- メディア: Kindle版
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読む前に知っておきたいこと
あらすじ
ある日、高校生の伊江とカズの2人は、学校からバスで帰宅する途中、車中に催眠ガスを撒かれ拉致されてしまう。目が覚めると、そこは人が敷き詰められたトラックの上。辺りには冷凍された裸の人間たちが並び、生きた人間たちによって解体されていた‥。ここは一体どこなのか? この地獄から、脱出する術はあるのか?
人権無視どころの騒ぎじゃない扱いを受ける人間
人権!人権!と騒がれる昨今ですが、この作品で描かれる世界には、全くといって人権は存在していないようです。
「ここまで人の命を軽んじて良いものだろうか?」という展開が次々と展開されていきます。
絵による描写で言えば他作品にもたくさんグロいものはありますが、人を人として扱わない描写で非常に不快な気持ちを味あわさせられます。
この後読み進める方は、十分覚悟して下さい。
思考を奪ってデブ化させる養殖場
食糧人類⑴
天井からホースが吊るされておりなにやら思考を奪う美味しい液体によって、人を家畜化していく様子が描かれています。
思考能力を奪われて家畜となった人間は、一心不乱に太る液体を飲まされ続けてこのような姿に。。。
ただ、ひたすらに極度の肥満体を生み出していく。なかなか生理的に受け付けないものがありますよね。
「けど、そんな美味しいならちょっと飲んでみたいなぁ。」と思ったり。
「いかん。いかん。飲んだらおしまいだ。」を繰り返しながら読み進めていました。笑
正直に見てられないくらいグロいシーンなんですが、実際人が家畜に対してやっていることだと考えると複雑なものがありますが。。。
動物に対してそんな扱いをしている人類に対して警鐘を鳴らす作品なのかも。。。ということは絶対なくて、ひたすらグロ好きを満足させたいというサービス精神により生まれた作品なんじゃないかと思っています。
催イン剤を使用される生殖種たち
人に対して繁殖って言葉は、一般的には使わないと思うんですが、まさにそう呼ぶのがふさわしい扱いでが描かれています。
50歳に見える18歳の女子は、既に20人の子供を産まされています。
薬物によりひたすら生殖活動をする動物として扱い、使えなくなったら即廃棄!
これは、発禁でも文句言えないし、映画ならRいくつになるんだよという鬼畜っぷりです。
男なら一度は想像したことのある女の子発情させる薬がこの漫画の中では実現しています。
しかし、その効果があまりにも強烈すぎて正直いって、夢がぶち壊されるような気分になりました。笑)
遺伝子操作により生み出される巨大な虫
食糧人類⑴
幼虫から成虫まで色んな奴がとにかく人を喰っていきます。
これはなんか良くわかんないんですが、スターシップトゥルーパーズに出てくるような謎の生物です。
どうやら人を餌にしてるらしいんですが、その目的などは一先不明でそれがまた不気味です。
単に不気味な気持ちにさせるためにぶっこんできたんじゃないかというレベル。
まとめ
この漫画は、映画化もアニメ化もおそらく期待できない漫画だからこそ扱えるテーマになっているんじゃないかと思います。
言葉だけでも十分胸糞感が伝わると思うのですが、そこに絵による描写が加わるとさらに胸糞で夢に出てくること間違いなしです。
どうも商業的な作品は苦手だという人。グロ耐性がつき過ぎいて、さらなる刺激を求めている人には是非チャレンジしてもらいたい作品です。