2016.10.22 04:06(3/4ページ)

大谷、“リアル二刀流”デビューの地で勝つ!8番投手でいざ鯉料理

大谷、“リアル二刀流”デビューの地で勝つ!8番投手でいざ鯉料理

マウンドをチェックする日本ハム・大谷=マツダ

マウンドをチェックする日本ハム・大谷=マツダ【拡大】

 セ・リーグの本拠地でDHがなく、打席にも立つ。先発登板時に打席に立った試合は、今月12日のCSファイナルステージを含めて今季8戦8勝だ。今や代名詞の“リアル二刀流”は、このマツダスタジアムで始まった。13年6月18日の広島戦に「5番・投手」で先発。投手としては4回4安打3失点も、五回から右翼守備につき、3打数1安打1打点。チームの逆転勝利に貢献した。

 この日の練習前。栗山監督は球場を眺めながら、3年前を思い返していた。「広島市民球場に行って、翔平の起用を決めたな…」。登板日の午前に広島市民球場跡地を訪れ、熟考。近代の日本プロ野球では極めて異例となる、投手を打線の主軸に置くことを決めた。大谷は今年、「1番・投手」でも先発し、先頭打者本塁打をマークするなど、さらに飛躍。指揮官が広島で下した決断が、現在につながっている。

【続きを読む】

  • 練習中、本来の左打席とは逆の右打席の構えをしておどける大谷。よく見ると、ゴルフの握り方のようですが…(撮影・鳥越瑞絵)
  • 大谷は決戦の地、マツダスタジアムで調整した(撮影・矢島康弘)
  • 練習する日本ハム・大谷(中央)ら=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  • 記者の囲み取材に答える日本ハム・大谷=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  • マウンドで構える日本ハム・大谷(中央)と宮西=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. 日本ハム
  5. 大谷、“リアル二刀流”デビューの地で勝つ!8番投手でいざ鯉料理