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【スポーツ】

被災地での五輪、団体球技を想定 IOC、既存施設使い1次リーグ

2016年10月22日 02時00分

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が2020年東京五輪の複数種目を東日本大震災の被災地で実施するとした構想が、野球・ソフトボールに加え、ほかの団体球技の1次リーグも想定していることが21日、IOC関係者への取材で分かった。バスケットボールやバレーボールが考えられ、既存施設で実施することで、コストをかけずに「復興五輪」を世界に発信する狙いがある。

 IOC関係者は「具体的な競技や会場は未定で今後の検討課題だが、いずれも1次リーグになるだろう」と語った。別の関係者は、同じ施設で複数の競技を実施すれば、経費抑制の観点で効果的と指摘した。

(共同)
 

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