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 21日午後2時7分ごろ、鳥取県で震度6弱の地震を観測した。震源の深さは約11キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・6と推定される。中国地方を中心に、関東から九州の広い範囲で揺れが確認された。揺れの強かった地域では1週間程度、最大震度6弱程度の地震の恐れがあるとして、気象庁が注意を呼びかけている。この地震による津波の心配はないという。

 鳥取県内で震度6弱以上を観測したのは、2000年の鳥取県西部地震(M7・3)以来。当時は最大震度6強を観測した。

 気象庁によると、今回の震源の鳥取県中部では、M4クラスの地震が比較的多く発生している。周辺に明瞭な活断層は無いという。