桜に献玉!

テーマ:
と一倍負けず嫌い
グビーをさせたら右に出るものなく
とこ気にあふれ
いせい堂々と勝負し
ちずに華やかに
ぶんの生きざまを貫きとおした



ラグビーをさせたら、右に出るものはいないカリスマスター「ミスターラグビー」が早すぎる「ノーサイド」を遂げた。

ラグビーのエンブレムの桜のように華やかで、桜の精かと見間違うほどのあざやかなステップとパスで人びとを魅了した。

桜のような美しさと凛とした強さをもっていて、最後は桜のような見事なちりっぷりである。

その人を三宮の繁華街で見たことがある。
グランドの上でプレーしているときと同じような優雅さとしなやかさ、色気があった

口ひげを蓄えた精悍な顔つきと本質を射抜くような眼が印象的であった。

1989年にV1を達成した時、その表彰式で『林さんが賞状をもらうべきです。林さんしかいないですよ。なあ、みんな、そうだろ!』と男気を出したという。

伏見高ラグビー部時代の恩師山口元監督は、訃報を聞いた時、「今まで怒ったことはないが、順番を考えんかいと言いたい」と声を震わせたという。

人の来し方は、なんとも楕円のボールの如くどこに転がるかわからぬものである。

献玉。






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