阿久沢悦子
2016年10月21日13時55分
世の中を笑わせ、考えさせた研究に贈られるイグ・ノーベル賞。今年は、前かがみになって股の間から後ろを見る「股のぞき」の効果を実験で示した立命館大の研究者らが「知覚賞」を受賞した。実は73年前の戦時中、同じテーマの卒論を東京帝大で書いた学生がいた。
「あ、お父さん」
仙台市に住む斎藤永子(ながこ)さん(63)は9月下旬、同賞の授賞式を伝える動画を見て思わず声を上げた。受賞した立命館大の東山篤規(あつき)教授(65)が、会場で股のぞきを披露して笑いを誘っていた。それは永子さんの父で、東北大名誉教授の故・宮川知彰(みやかわともあき)さんがよくとっていたポーズだった。
宮川さんは1943年10月、…
残り:781文字/全文:1066文字
トップニュース
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部