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気をつけよう! Facebookの「タグ付け」に関する基本マナー
Facebookのタグ付けは便利な機能ですが、プライバシー侵害になることも。使い方やマナーで注意しておきたいことをまとめました。
更新日:2013年06月25日
皆さんはFacebookの「タグ付け」機能をご存知ですか?
写真をアップロードする際、写っている人を「タグ付け」することで、その人のタイムラインへのリンクが作成されるという機能です。
▲Facebook上で写真の顔にカーソルを持っていくと、「友達」の名前を入力または選択ができます。これがタグ付けです。
たとえば、友達の山田太郎くん(仮名)と一緒に撮った写真を自分のFacebookにアップしたとします。
そのとき、写真に「山田太郎」とタグ付けをすると、Facebook上でこの写真を見た人には男性の名前が山田太郎ということが表示され、名前をクリックすると、山田太郎くんのFacebookに飛ぶことができるのです。
また、タグ付けされると、山田太郎くんのタイムラインにも写真が自動的に投稿されます。
友達が撮った写真でも「自分が写っている写真はタイムラインにどんどん載せていきたい!」「自分のことをより多くの人に見てもらいたい!」という人には便利なサービスと言えるでしょう。
が、同時に、「勝手にそんなことしないで!」と思う人も当然います。
無許可でのタグ付けはプライバシー侵害になる恐れも!?
酔っ払っているときの写真や、単純に写りが悪い写真など、誰にだってあまり公開されたくない写真はあるもの。「公開されるだけでも嫌なのに、わざわざタグ付けなんて!」と不快に感じる人もいるでしょう。
そもそも自分が写っている写真はあまり公開したくない、という人もいますし、誰と会っているか、どこで何をしているか、その場にいた人以外に知られるのは嫌、という人もいるはず。
実際、タグ付けによって、ある日のある人の行動や居場所が明らかになり、トラブルが生じることもあります。それを本人が望んでいなかった場合、法的にも「プライバシー権侵害」が成り立つのだそう。
そこまでの大事にはならないにしても、誰かを不快にさせることは避けたいもの。写真を公開していいか、タグ付けはOKか、事前に相手に確認を取ることをオススメします!
勝手にタグ付けされるのを防ぐ方法はない!?
さて、自分はマナー違反をしないよう気をつけるとして、誰かから自分が勝手にタグ付けされてしまった場合、どうすれば?
現在、Facebookでタグ付けを防ぐ機能はありません。ただ、タグ付けされた写真が自分のタイムラインに掲載されるのだけは防ぐことができます。
- Facebookのホーム画面右上にある歯車のマークをクリックし、プルダウンメニューから「プライバシー設定」を選択。
- 左側の「タイムラインとタグ付け」をクリック。
- 「自分がタグ付けされたコンテンツをタイムラインに掲載するかどうかを確認する」で、右側の「編集」をクリックし、プルダウンメニューから「オン」を選択。
これで設定は完了です。
今後、誰かがあなたをタグ付けした写真を公開した際は、あなたのタイムラインに掲載するかどうかを確認するメッセージが表示されます。却下すれば、その写真が自分のFacebookに掲載されることはありません(写真をアップロードした人のFacebookには掲載されます)。
プライバシーに関する考え方、自分の写真を公開されることへの抵抗の有無は、本当に人それぞれ。自分と相手の感覚が同じとは限らない、ということを忘れないようにしつつ、お互い楽しく利用するためのマナーと工夫を怠らずにいたいですね!
※2013年6月17日時点の情報となります。
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パソコン通信からネットに親しみ、ユーザー視点に立ったデジタル活用術の記事を『日経新聞』『日経ネットナビ』など多数の媒体で手がける。「イマ・ヒト・ココロ」が執筆テーマで、恋愛アナリストとしての著書も。思春期はドイツ在住。好物はお茶とROCK。 ⇒ダヨリン普通日記