10月21日 12時46分
20日、岐阜県高山市の住宅で、84歳の男性が死亡しているのが見つかった事件で、81歳の妻が書いたとみられる将来を悲観した内容のメモが見つかったことが捜査関係者への取材でわかりました。
妻は事件のあと所在がわからなくなっていて、警察が行方を捜しています。
20日午後4時すぎ、高山市八日町の住宅で、この家に住む岩山弘さん(84)が、1階の部屋の布団の中で首に管のようなものが巻かれた状態で死亡しているのが見つかり、警察は殺人事件として捜査しています。
警察の調べによりますと、岩山さんは81歳の妻と息子夫婦、それに2人の孫の6人暮らしで、このうち妻が事件のあと行方がわからなくなっています。
その後の調べで、妻が書いたとみられる将来を悲観した内容のメモが自宅から見つかったことが捜査関係者への取材でわかりました。
近所の人などによりますと岩山さんは十数年前に脳梗塞で倒れて足などが不自由になり、訪問介護などを受けていたということです。
自宅から数百メートル離れた場所では妻の車が見つかっていて、警察は妻が何らかの事情を知っているとみて行方を捜しています。
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