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“事故想定”名古屋空港で訓練

10月20日 20時08分

“事故想定”名古屋空港で訓練

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着陸した旅客機が出火したという想定で、地元の自治体や病院などが参加した救助訓練が、愛知県の県営名古屋空港で行われました。
愛知県の豊山町や小牧市などにまたがる県営名古屋空港で行われた訓練には、地元の自治体のほか、病院や看護学校の学生など約300人が参加しました。
着陸した飛行機のエンジンから出火したとの想定ではじまった訓練では、はじめに駆けつけた消防車が1か所に放水を集中させる練習を行いました。
また、消防や自衛隊が顔や体にけがを負ったように見える特殊なメークをした学生たちを担架で運びました。
そして、愛知県のDMATの医師や看護師などが、けがの程度に応じて治療の優先順位をつけるトリアージを行い、重傷と診断された女性は県の防災ヘリで搬送されました。
名古屋空港の河合誠副空港長は、「将来、現場に立つかもしれない学生たちにとってもいい経験になったと思う。過去に大きな事故があった空港なので、大規模な訓練を通して、いざという時に1人でも多くの命を救いたい」と話していました。

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