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松のこも巻き 始まる

10月20日 12時31分

松のこも巻き 始まる

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冬の訪れを前に、松の木を虫から守るためにわらを巻く「こも巻き」の作業が、愛知県安城市で始まりました。
安城市では、毎年この時期、市内の街道や公園などの計1100本余りの松の木に、わらを編んでつくった「こも」を巻く作業を行ってます。
20日は市から委託を受けた造園業者4人が旧東海道の約5キロの区間の道沿いにはえる「クロマツ」にこもを巻いていきました。
「こも」は冬の寒さをしのぐため、枝や幹の中に入りこもうとする虫を温かいわらにおびき寄せて木を守る昔ながらの工夫です。
造園業者の人たちは松の木の高さ1メートルのところに縦が60センチほどある「こも」を丁寧に巻いていきました。
安城市公園緑地課の岡本哲郎さんは「こも巻きが始まると冬の訪れを感じます。旧東海道沿いにあるクロマツは、市の文化財にもなっているので、しっかりと守っていきたい」と話していました。
作業は10月いっぱい行われ、冬を迎える準備を整えるということです。

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