10月19日 12時34分
ことし3月、観覧車のゴンドラの扉を閉めないまま運行するなどのトラブルがあった名古屋市の遊園地で、安全対策が完了したとして、19日、観覧車など2つのアトラクションの営業が再開されました。
名古屋市千種区の東山動植物園の遊園地では、ことし3月、幼稚園児や中学生らが乗った観覧車がゴンドラの扉を閉めないまま運行されたほか、スロープを滑り降りるアトラクションで乗り物どうしが衝突するトラブルがありました。
これを受けて、遊園地はトラブルがあった2つのアトラクションの営業を停止していましたが、安全対策が完了し、名古屋市の許可が出たとして、19日、7か月ぶりに営業を再開しました。
遊園地によりますと、観覧車には、ゴンドラの扉が閉じていることを感知する装置を取り付けたほか、スロープを滑り降りるアトラクションでは乗り物が途中で停止しないよう、コース上にコンクリート製の壁を整備したということです。
また、すべての職員がトラブルに迅速に対応できるよう安全管理の研修を実施したということです。
遊園地を運営する東山公園協会施設課の佐藤俊哉主幹は「職員の今の緊張感を維持して、今後も安全に遊園地を運営していきたい」と話していました。
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