東海 NEWS WEB

ニュース詳細
東南アジアに地場産品売り込み

10月19日 12時34分

東南アジアに地場産品売り込み

3003644521_20161019191012.mp4

岐阜県の地場産業の東南アジア地域への販路拡大を目指そうと、現地のバイヤーを招いた商談会が、岐阜市で開かれました。
この商談会は5年前に隣接する富山県の伏木富山港が国から輸出力強化のため、重点的に整備する港に指定されたことをきっかけに、岐阜県などと富山県が連携して、毎年、開かれています。
今回はシンガポールやマレーシア、ベトナムの貿易会社など、東南アジア地域の10社のバイヤーと、岐阜県内の陶器や刃物のメーカーなど、52社の担当者が参加しました。
このうち、美濃和紙を使った雑貨品の製造・販売を行う岐阜市の会社の担当者は、マレーシアの百貨店のバイヤーに美濃和紙を使ったマグネットや女性用の髪留めを売り込みました。
担当者は「伝統ある美濃和紙に関心を持ってもらい、よい感触を得ることができた。今後、現地で販売できるよう継続して売り込んできたい」と話していました。
主催団体のひとつ、岐阜県産業経済振興センターによりますと、地場産業の国内での販路は縮小傾向にあるということで、産業維持のためにも海外への販路拡大を目指していきたいとしています。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ