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“地下鉄脱線を想定”復旧訓練
10月19日 09時35分
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大地震で走行中の地下鉄が脱線したことを想定し、素早く乗客の避難と復旧作業を行う訓練が名古屋市で行われました。
この訓練は名古屋市交通局が毎年、行っています。
市営地下鉄や交通局の職員など約60人が参加し、大地震で走行中の地下鉄が脱線した想定で行われました。
訓練では、まず、職員が乗客の無事を確認したあと、脱線した6両編成の地下鉄の先頭車両にハシゴを設置して、乗客役の職員を降ろし安全な場所まで誘導しました。
そして、整備担当の職員が脱線した線路がゆがんでいないか調べた上で、専用の機械を使って列車を慎重に持ち上げて線路に戻し、別の列車でけん引して移動させる復旧作業を行いました。
名古屋市交通局の永井昭弘さんは「南海トラフの巨大地震が発生した時には、お客様にけがをさせないことを最優先に被害を最小限に抑えられるよう努めていきたい」と話していました。
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