おはようございます!さゆ吉です。
不妊治療の話5回目です。
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こんにちは赤ちゃん
半分あきらめ、半分は「もしかしたら妊娠できるかもしれない」という想いで挑んだ2度目の顕微授精。妊娠検査薬で陽性反応が出た時は嬉しくて嬉しくて、病院でちゃんとした判定が出るまでは毎日のように検査薬で確認していました。今考えるとバカみたいなんですが、1本700円くらいする妊娠検査薬を10本くらい使い切りました(苦笑)でも、それくらい嬉しかったのです。不妊治療を始めて9か月間、辛かった日々にようやく終止符をうつことができました。
成功のカギは?
仕事やダイエット、料理・画力など、世の中の事は努力すれば大抵良い結果に結びつきます。だけど、そうはいかないのが不妊治療。こればかりは、残念ながらどんなに頑張っても良い結果が出るとは限らないのです。治療中は出口の見えないトンネルを探してるみたいで本当に辛く、失敗する度に心が折れていきました。それでも赤ちゃんをあきらめる事ができなくて、頑張ってしまうんですよね。
9か月間でもこんなに辛いのに、何年も不妊治療を続けてる人や、何度も体外授精(顕微授精)に挑戦されてる方のストレスは想像を絶します。私の意見ですが、パートナーの支えなしでは過酷な不妊治療を乗り切る事は難しいのではないかと思います。実際、私は失敗する度に主人に八つ当たりしていました。それでも、主人は何も言わず見守ってくれ、一緒に頑張ってくれました。今ではとても感謝しています。
あとは、不妊治療の話④にも少し触れたんですが、鍼治療に通ったのが良かったのかなと思っています。医学的根拠はないそうですが、不妊治療には鍼治療が効果的だそうです。何度挑戦してもダメな方は、一度試してみてもいいかもしれませんね。でも、鍼治療も保険がきかないので1回の施術代が高いんですよね;私が行っていた所は1回につき5000円程でした(確か10回くらい通ったと思います)やっぱり、赤ちゃんが着床したい!って思えるくらい、居心地の良い身体づくりをする事が大事なのでしょうね。
特定不妊治療助成金制度
ここで知っておいて欲しいのが、体外授精(顕微授精)には国から助成金が出ます。高額な医療費、少しでも取り戻したいですよね。助成金を受け取るには色々条件があります。市によって条件が違うので、もし今後、体外授精(顕微授精)を考えてる方は詳しく調べてみるといいでしょう(病院でも教えてくれます)
まとめ
世の中には、赤ちゃんが欲しくてもできない夫婦ってたくさんいます。また、妊娠できても悲しいことに流産してしまう場合だってあるのです。別に恥ずかしい事ではないと思いますが、隠れて不妊治療をしてる人もいるでしょう。これを読んでくださってる皆様にお願いですが、なかなか赤ちゃんができない夫婦に「早く赤ちゃんつくりなよー!」「赤ちゃんまだ?」など、気軽に言わないで欲しいのです。
本当に子供が欲しくないと思ってる夫婦だったらいいんですが、そうでない場合めちゃくちゃ傷つきます。私は職場の上司に結構言われてたので、正直「ほっといてよ!」って思ってました。悪気はないのはわかってるんですけどね^ ^; あと、年賀状の家族写真は独身の友人や子供がいない夫婦のところにはなるべく送らないようにしています。まぁ、ここまでは気をつかわなくていいかもしれませんが(苦笑)
以上、長々と書いてきた不妊治療体験談ですが今回で終わりです。二年以上前の話なので、記憶が曖昧だったり行程をだいぶ省いて文章を書いてるので、参考になるかどうかわかりませんが…ここまで読んで下さってありがとうございました!
今、頑張っている貴方のところに赤ちゃんが来てくれるのを心より祈っています。
さゆ吉