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「天皇陛下がTwitterをしたらどうなるか?」というテーマでハインリッヒ富岡氏が掌編を書いていた。それについて、いろいろなことを考えてみました。

 天皇陛下がTwitterをしたらどうなるか、というテーマで、ハインリッヒ富岡氏が掌編を書いていた。一言でいえば、傑作だった。これほど素晴らしい作品は、日本死ねブログ以来だ。二条河原落書以来だ。文学的に非常に価値がある。
 とはいえ、「小説家になろう」においては、感想欄でリーフレット氏が指摘していた通り、規約違反である。運営から警告が来て、作品削除処分を受け、ID剥奪……鬱展開だ。
 まあID剥奪まではいかんかもわからんが、削除処分は避けられない。
 規約では確か、最近の人とか生きてる人とかを題材に書いてはいけないみたいなことが書かれてある。
 かくいう、わしも以前にリーフレット氏に通報されたことがある。内容は、むちゃくちゃなドタバタフィクションであったが、すき家という実名をうっかり作中に出してしまった。運営から警告が来て削除された。そういう痛い思いをしているので、富岡氏のことが他人事と思えず、気になるのだ。
 さて。
 繰り返しになるが、富岡氏の作品は名作であった。頭のいい読者が読めば、「この作家さんは陛下のお身体を案じているのだなあ……」と、きちんと理解するであろう。
 しかしながら、バカな読者は勘違いして、「この作家は陛下をバカにしてる、けしからん!」と思ってしまう可能性がある。どの国にもユーモアを理解しない人間というのは一定数存在する。我が国とて例外ではない。
 オレの個人的な意見を書く。
 オレは弱い者をいじめるのは嫌いだ。強い者を叩くのはカッコいい。そういう危険思想を持っている。普通の日本人の逆だ。普通の日本人は弱い者を叩いて、強い者にへこへこするのが大好きだ。イッツ処世術!妥当な思想である。
 だからオレがサイトの主であれば、実在する弱い個人を攻撃した小説は全面的に禁止するが、強い団体を攻撃した小説は、文学的価値があると判断できれば認める。オレがもしサイト主だったらね。実に危険なサイトだ。いつか暗殺されちまうね!
 しかしながら、運営を批判するつもりは全然ない。小説家になろうは、危険なサイトではないし、小説家になろう自体がそもそも弱い団体なのだ。陛下を扱った作品を掲載したら、その方面の団体から強烈過激なクレームがやって来ることは簡単に予想される。それはサイトにとって凄いストレスだ。それを避けたい気持ちは実にわかる。最悪、サイト閉鎖に追い込まれるからね。ユーザーのみんなも困っちゃう。
 ゆえに、仕方なく、文学的に妥当だとしても、例えば、実在する強い宗教団体を執拗に批判すれば、ユーザーIDを剥奪したりせざるを得ない。実際、あった。
 また、小説家になろうに限らず、プロ作家でも、知り合いをモデルに小説を書いた某氏は裁判沙汰になった。
 難しいね!
 天皇陛下を皇帝陛下に直して虚構性を強調し、さらに改稿、それをまたさらに改稿して、さらにさらに練って、小説家になろうや陛下に迷惑がかからぬ作品にした上で発表することを富岡氏に提案する。
 繰り返しになるが、富岡氏の作品は傑作であった。このまま消えてしまうのは実に実に文学的損失であり、遺憾である。
 以上です。



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