こんにちは!けさぱさです。
こないだ、とあるバンドのライブに遊びに行ったら「○○さん、実は結婚してた〜。知らなかった〜。なんかショック〜。」と、落ち込んでいるファンの子を見かけました。
なぜ、バンドマンは結婚を隠すのでしょうか?
バンドマンが結婚を隠す理由
言う必要がないから
バンドマンは音楽を売っています。
バンドメンバーは、その音楽を奏でる人間です。
「結婚しました!いえーい!」
とか、そういうのは、ぶっちゃけ音楽とは関係のない話です。わざわざ言ったところで「へぇー」と、気にもとめないファンも中にはいます。
それに
「結婚しました!いえーい!」
と言ったところで、反応がなかったら、なんだか滑った感もハンパない。
バンドマンには繊細な人も多いです。
「だから何?って思われたらどうしよう...」とか、無駄な心配をするガラスハートの持ち主もたくさんいます。
事務所に止められてるから
こればっかりはバンドマンを「嘘つき!」と恨んでもどうしようもありません。
バンドマンは、事務所と契約をして「所属させてもらってる」立場です。
それを破って「実は結婚してるんだぜベイビー!」と言うことは、お世話になってる事務所を裏切る行為です。非常にロックだとは思いますが、そう簡単にできるわけがない。
色恋の対象としてメンバーをみるファンがいるから
バンドマンは音楽を売っています、と、先ほど書きましたが、音楽と同時に夢も売っています。
バンドマンに恋するファンの女の子たちだって、数えきれないほど沢山います。恋をしていないにしても、メンバーの結婚に対して「ショックだ」と言っちゃうようなファンも沢山います。
そういうファンを切り捨ててまでして結婚を公表するメリットはあるのか?って考えると、あんまりありません。せいぜいバンドマンの奥さんが安心するくらいですね。
バンドマンのキャラクター的に結婚が似合わないから
バンドマンはバンド内でキャラクターを演じます。
口下手キャラや童貞キャラ、そういうキャラクター性で売っているバンドマンが「結婚しました!」なんて言ったら、色々と路線変更の必要性も出てきます。
「ヘタレキャラが結婚した!」っていうのは、ある意味とても面白いです。ファンの間でも盛り上がるでしょう。しかし、それは切り札でもあります。
切り札はここぞ!という時に使うものです。
やみくもに「はい!結婚した!はい!結婚公表!」とやるよりは、結婚公表は計画的に行ったほうがバンドの寿命も長くなります。
ワタシのバンド仲間に、ファンから「ヘタレキャラ」として愛されているバンドマンがいます。彼女なんていない、むしろ素人童貞...?なんて思われている彼も、実は既に結婚しています。きっと彼が結婚を公表するのは、まだまだ先だと思います。
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逆恨みが怖いから
色んなファンに手を出す馬鹿バンドマンもいます。
また、手は出さないにしても、女の子を気付かないうちに惚れさせちゃう、罪なバンドマンもいます。
そんなイケイケなバンドマンが「結婚した」なんて公表すれば、確実にファンからは恨まれます。
「グッズも買った、ライブも通った、遠征もした、、、それなのに!」といった具合に、ファンが大暴走しちゃう可能性はないとは言いきれません。
奥さんを守りたいから
はい、バンドマンの奥さん方、安心してください!
ちゃんと愛されていますよ。
現場を知っているのは、紛れもないバンドマンの彼です。ライブハウスのドロドロさ加減も、自分におくられる色恋目線も、怖いファンも痛いファンも、彼は把握しています。そういうことに、愛する奥さんを巻き込みたくないんですよ。
女の嫉妬ってマジで怖いからね。バンドマンの奥さんからしたら「知らんがな!」ってことで敵意をバリバリに向けられたりするからね。
まとめ
バンドマンのファンの皆さんへ。
憧れのバンドマンに結婚を隠されていても落ち込まないでください。
バンドマンの奥さんへ。
心配だとは思いますが、これもバンドマンの旦那の愛の証のひとつです。
そして、バンドマンへ。
奥さんもファンも泣かせないように頑張ってください。
それでは!