いよいよ佳境に入ったNHK大河ドラマ「真田丸」で、ひと際存在感を放っていたのが俳優の草刈正雄(64)だ。主役の堺雅人(43)演じる真田幸村(信繁)の父・昌幸役を好演。9月末の放送で死去すると「昌幸ロス」なる言葉も生まれた。そんな再ブレーク中の草刈だが、実は昌幸役は“棚ボタ”だったというから驚き。最初に制作サイドがオファーをかけたのは、別の超大物俳優だったという。
草刈にとって昌幸は当たり役となった。9月25日の放送回で亡くなるとファンからは「昌幸ロスだ」の声も。そんな草刈がトークショーを行った10月9日の「真田丸」大阪城パブリックビューイングには5500人が集まった。その席で草刈は「(出番がなくなり)寂しいですね。終わった瞬間はホッとしましたが、もう少し付き合いたかった」としみじみ語り、最後は「では、おのおの、ぬかりなく!」とおなじみのセリフで締めた。
ドラマ関係者によると「あまりの人気ぶりに昌幸を主人公としたスピンオフ作品の制作も浮上しています」という。
本業以外でも引っ張りダコ。「ミスタードーナツ」のイメージキャラクターとして新CMに出演したほか、今月11日には「ベストジーニスト2016」にも選ばれた。収入大幅アップは確実だ。そんななか、芸能プロ関係者が意外な秘話を明かした。
なんと「草刈さんは2番手だった。NHKが最初に昌幸役のオファーを出したのは別の俳優だった」。別の役者とは大物俳優の役所広司(60)。
実は草刈は、31年前の1985年度にNHKが放送した時代劇「真田太平記」で幸村役を演じている。それだけに今回の昌幸役は、オールドファンのためにNHKが狙ったキャスティングかと言われていたが、そうではなかったのだ。
確かに役所といえば脚本の三谷幸喜氏(55)ともごく親しい間柄で知られる。だが、その役所には断られたという。
事情をよく知る関係者は「業界では役所さんは『主演クラスでないと出ない』といわれています。昌幸はあくまで脇役。オファーの時には、こんな“昌幸フィーバー”は予見できないだけに仕方ないでしょう」。
今回の草刈の大ブレークを見ると、役所が“逃がした魚は大きかった”のか。
「業界ではやはり『(オファーを)受けとけばおいしかったのに…』という声も聞かれます」とは前出芸能プロ関係者。
そんな役所も来秋公開予定の司馬遼太郎原作の映画「関ヶ原」に徳川家康役で出演するというから楽しみではある。
ともあれ、草刈に昌幸役が回ってきたのはまさに天運。ある雑誌のインタビューで草刈は「40年の俳優人生でやっと出会ったのが、この真田昌幸」と話しているが、再ブレークの秘話も話題になりそうだ。
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