水槽内に水草を配置し、その技術と芸術性の高さを競う「世界水草レイアウトコンテスト」(関連記事)。その第16回目の開催となる2016年コンテストの結果と受賞作品の画像が、主催のアクアデザインアマノより公開されました。
前回(第15回)に続いて深田崇敬さんがグランプリに輝き、見事2連覇。3位と4位の銀賞でも板倉淳一さん、タナカ カツキさんと日本人が入賞を果たしています。
それにしても、どの作品も美しすぎてひたすら感嘆の息を漏らすばかりです。世界観の作り込みがすごい……。
タイトル:Mighty Cave(神窟)
タイトル:Dreamland(夢のような世界)
タイトル:"The Rest of the Dream"(『夢の続き』)
タイトル:OverTime(光陰)
タイトル:To my friend in heaven(友に捧ぐ)
タイトル:The Forbidden Forest(禁断の森)
タイトル:Hideaway(隠れ場)
タイトル:Journey(旅程)
タイトル:Origin of the Dream Forest(夢の森)
タイトル:Searching for a Dream(夢を尋ねる)
タイトル:Deep Forest Emergence(樹界)
タイトル:Guiding Lights(光が導く)
タイトル:Zionland(シオン)
タイトル:I see you
タイトル:Water world (水底の世界)
タイトル:Season Change(季節のうつろい)
タイトル:The Heart of Darkness(闇の奥)
タイトル:The Rhythm of Forest(森の律動)
タイトル:The Whole Creation(森羅万象)
タイトル:Pool of Light(ひだまり)
タイトル:Passage of Time(時のうつろい)
タイトル:Nostalgia II(原風景 II)
タイトル:BOSC PERDUT(失われし森)
タイトル:The Rainforest 2(熱帯雨林2)
タイトル:Timeless(永遠の)
タイトル:Honeymoon(ハネムーン)
タイトル:Roots of marriage(ルーツ・オブ・マリッジ:妻に捧ぐ)
総評によると、今年は世界68カ国から2336作品もの応募があったそう。審査については第1回目から「水槽サイズやレイアウトのスタイルによらず、世界の審査員が共通の基準で評価する」という考え方で行われ、「毎年発表される世界ランキングが意味のあるものになっていると考えています」とコンテストの意義を述べています。
選評では上位に完成度の高い技巧的な作品が多いとしつつも、過去入賞作品に似た印象の作品もあり、その場合オリジナリティの点で評価・順位が低くなる作品もあったとのこと。歴史あるコンテストだけに、以前の入選作品と比較してみるのも面白そうです。
10月19日には上記の上位作品だけでなく合計2000点もの作品を掲載した「世界水草レイアウトコンテスト2016作品集」が発売。カラーが148ページで、モノクロ32ページには審査員による詳細な作品解説も収録。アクアデザインアマノの販売特約店にて、価格1620円で販売されます。
(宮原れい)
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