2016.10.20 11:51

羽生三冠「『灰色に近い』発言は事実」ソフトの不正使用疑惑に妻のツイッターで発信

羽生三冠「『灰色に近い』発言は事実」ソフトの不正使用疑惑に妻のツイッターで発信

羽生善治三冠

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 将棋ソフトの不正使用疑惑が浮上している三浦弘行九段(42)について、羽生善治棋聖=王位・王座=(40)が、妻の理恵さん(45)のツイッターに「灰色に近いと発言をしたのは事実」などと、この問題に触れた書き込みをしていることが20日分かった。

 同日発売の週刊文春によると、羽生三冠は三浦九段について「限りなく“黒に近い灰色”だと思います」という内容のメールを日本将棋連盟の理事に送っていたという。羽生三冠のツイッターへの投稿は、この記事を受けたものとみられる。

 ツイッターでは、「一部報道で誤解を招くような表現がありましたのでこの場をお借りして説明をさせて頂きます。まず、灰色に近いと発言をしたのは事実です」などと説明。発言の事実を認めたが、「そして、今回の件は白の証明も黒の証明も難しいと考えています」と続け、「疑わしきは罰せずが大原則と思っていますので誤解無きようにお願いを致します」と理解を求めている。

 週刊文春によると、羽生三冠は10月11日朝、日本将棋連盟理事の島朗(あきら)九段(53)に「限りなく“黒に近い灰色”だと思います」とメールを送ったという。同連盟が15日に京都市で開幕する「竜王戦七番勝負」で挑戦者に決まっていた三浦九段が出場しないことになったと発表したのは、翌12日だった。

 ネット上では「羽生三冠の『疑わしきは罰せず』がすべて」「羽生さんの意見については文春のミスリードだったか」などの声が上がっている。

 週刊文春には、三浦九段と対局予定だった渡辺明竜王(32)が取材に応じており、同じ記事の中で、棋譜の一致率や離席のタイミングなどから「クロ」だと確信したことを明かしている。(WEB編集チーム)

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