理研と東京電機大が開発
理化学研究所生命システム研究センターの田中陽ユニットリーダーと東京電機大学未来科学部の釜道紀浩准教授らは、ミミズの筋肉の収縮力を利用した小型ポンプを開発した。日本に生息するフトミミズの筋肉組織を1センチメートル角程度のシート状に加工し、ポンプの駆動部に搭載。電気刺激で同筋肉シートを収縮させたところ、毎分5マイクロリットル(マイクロは100万分の1)の流量で水を送ることができた。
成果はオランダの科学誌センサーズ・アンド・アクチュエーターズB・ケミカル電子版に掲載された。
田中ユニットリーダーは「神経組織などを含めてミミズ同様の構造を人工的に作り、最初の電気刺激を別の化学的な刺激に置き換えられれば、電気を全く必要としない超小型ポンプを実現できる」と説明。電気使用に適さない下水管内や血管内で使うロボットなどへの応用を見すえる。
TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画
クラスター爆弾の破壊的な負の遺産
戦争による破壊は、戦闘が終わりを迎えてもやむことはありません。2006年にあった34日間に及ぶイスラエルとヒズボラの交戦では、レバノンに400万ものクラスター子爆弾が落とされ、人々が無差別に殺されました。写真家であり、TEDフェローであるローラ・ブシュナクが、クラスター爆弾の被害を生き延びた人々を捉えた、忘れがたい写真を紹介し、こうした武器を生産し、使用を黙認しているアメリカのような国々に、これらの武器を放棄するよう呼びかけます。[new]
あわせて読みたい
-
国産ジェット「MRJ」、米国にて初の飛行試験を開始 安全性認証取得へ sorae.jp 10月18日(火)16時55分
-
渋滞ポイント海老名JCT、圏央道から東名も状況が改善 回数4割減少 乗りものニュース 10月18日(火)11時2分
-
ミミズの筋肉使ったポンプ開発 エネルギー源はATP 電力不要の超小型ポンプ実現へ ITmedia ニュース 10月18日(火)12時10分
-
赤い曲線が美しい。新型政府専用機「B777-300ER」が塗装後に初披露 sorae.jp 10月14日(金)14時5分
-
「イエスぱねえ マジ神すぎてワロタww」 青学大の講話タイトルに込めた本気の思い 登壇予定者に聞く withnews 10月17日(月)7時0分
読み込み中…