ロンドン五輪の銀メダルはく奪 ロシア選手が薬物陽性反応
IOC=国際オリンピック委員会は、ロンドンオリンピックのドーピング検査で採取した検体の再検査で、ウエイトリフティングの男子85キロ級で銀メダルを獲得したロシアの選手が陽性反応を示したとして失格とし、メダルを剥奪すると発表しました。
失格となったのは、ロンドン大会のウエイトリフティング男子85キロ級で銀メダルを獲得した、ロシアのアプチ・アウハドフ選手です。
IOCによりますと、アウハドフ選手のロンドン大会での検体から、禁止薬物に指定されている筋肉増強剤の陽性反応が出たということで、アウハドフ選手を失格とし、銀メダルを剥奪するということです。
また、ロンドン大会で陸上の男子棒高跳びに出場したウクライナの33歳の選手の検体からも新たに禁止薬物の陽性反応が出たとして、この選手を失格にすると発表しました。
IOCは、ロシアの組織的なドーピング問題を受けて、WADA=世界アンチドーピング機構と協力し、北京大会とロンドン大会の検体について最新の技術で再検査を続けていて、これまでにもこの2つの大会に出場したメダリストを含む選手の検体が禁止薬物への陽性反応を示したとして、選手の失格やメダルの剥奪が相次ぐ事態となっています。
IOCによりますと、アウハドフ選手のロンドン大会での検体から、禁止薬物に指定されている筋肉増強剤の陽性反応が出たということで、アウハドフ選手を失格とし、銀メダルを剥奪するということです。
また、ロンドン大会で陸上の男子棒高跳びに出場したウクライナの33歳の選手の検体からも新たに禁止薬物の陽性反応が出たとして、この選手を失格にすると発表しました。
IOCは、ロシアの組織的なドーピング問題を受けて、WADA=世界アンチドーピング機構と協力し、北京大会とロンドン大会の検体について最新の技術で再検査を続けていて、これまでにもこの2つの大会に出場したメダリストを含む選手の検体が禁止薬物への陽性反応を示したとして、選手の失格やメダルの剥奪が相次ぐ事態となっています。