ズボラーの為のジェネリックR-1ヨーグルトの増やし方を書いていきますよ。
牛乳一本丸ごとヨーグルトになります!
ご注意 市販のヨーグルトの培養には細心の注意を払ってください。こちらの作業を不衛生な環境で行うと雑菌が繁殖したり腐敗したものが出来上がる可能性があります。当サイトでは出来上がったヨーグルトの品質や安全性には責任は持てません。全て自己責任で行ってください。
なお、R-1ヨーグルトの成分がどこまで培養出来たかは確認が取れません。
その辺りを納得できた方のみ試し下さい。
まずは引用元 R-1は増やせる!?
こちらを読むと、どうやらR-1からヨーグルトを増やすだけではなく、R-1乳酸菌も増やせそう!!
培養のためには、43度の状態で12時間培養する必要があるそうです。
しかし、ズボラーには通常のヨーグルトメーカーは面倒で使えません。
そこで用意したヨーグルトメーカーはこちら↓
大体4000円弱。毎日ヨーグルトを食べるなら元はすぐ取れますよ。
牛乳のパック丸ごとヨーグルトに変わるのでヨーグルトは食べ放題気分でたくさん食べられます!料理などに大量消費しても全然気になりません!
このTIGERのヨーグルトメーカーは、45度でヨーグルトを発酵培養出来ます。
他のものだと、30度台後半から41度くらいまでの物が多いそうです。
セットした時の温度が45度で43度よりもやや温度が高いのですが 蓋の部分がペラペラで外気とよく触れるので45度でも多分問題ないです。ズボラーな方はきっと許容範囲。
カスピ海ヨーグルトを作りたい方は同じタイガーから出ているこちらを買っても良いと思います。上の物と比べて、実売価格は200-300円しか変わりません。
本当はとても大切な、温度管理。その辺りをきっちりやりたい方は別な商品を購入してください。ただ、値段も扱いもそれなりで1万円を超えちゃいます。
用意するもの
ズボラでも作業の前には薬用石鹸などで手を洗い。
しっかり除菌しましょう、絶対ですよ!
- ヨーグルトメーカー(牛乳パックごとヨーグルトにするタイプの物)
- R-1ヨーグルト半分弱(ズボラーは飲むヨーグルト一択!)
- 牛乳1パック(900mlタイプの物には注意してください。)
- 砂糖30g(抜いても良い、グラニュー糖などを袋から直接流して使用。雑菌に触れている可能性があるので容器に入れ替えたものは避ける)
これだけの量を牛乳パックに入れると、溢れる可能性があります。R-1ヨーグルトは半分よりやや少なめ位にしておくか、牛乳を少し減らしておくと良いと思います。
牛乳を減らす際も雑菌などが入らないように気をつけてくださいね。
試してはいませんが、特濃の牛乳を使えば固く仕上がると思います。
「山崎はるかのメモ」さんによると、砂糖を入れない場合、発酵時間は8~10時間で済むそうです。
スケーラーの上におくと入れてる量がわかるのでオススメですが、プロズボラーの方は目分量で良いかもしれません。その際は溢れに気をつけてください。私はまだまだアマチュアなのでスケーラーを使っています。砂糖を流し込む際も便利です。
材料が入れ終わったらこんな感じで振ります。
gifなのでエンドレスに振っているように見えますが、実際には2度3度しか振っていません。牛乳が口に当たるか当たらないか位の感じで振っています。少しでも漏れたら不衛生なので激しく降るのは絶対NGです!
漏れると不衛生なので、振る前には口はしっかり折ってください。
で、ここまでやったらあとはセットするだけ。
引用元の 「山崎はるかのメモ」さんに習って12時間待って、その後冷やします。
うちは夕方にセットして、朝取り出して冷やしています。
飲むヨーグルトを使う理由
ヨーグルトが飲むヨーグルトなのは、ズボラーだからです。飲むヨーグルトタイプでも牛乳の発酵には全く問題ありません。
飲むヨーグルトは混ざりやすさが神です。
普通の固形のR-1ヨーグルトでももちろん問題はありませんが、その場合スプーンの煮沸消毒が必要になります。
実食
手順と培養温度が大雑把なので、R-1の成分がどこまで培養出来ているのかは分かりませんが、かなり近い味。
甘さのムラが少しあるような気がする。
「山崎はるかのメモ」さんは、お鍋で牛乳と砂糖を温めて砂糖を溶かしてしっかり作っています。うちは砂糖も溶かさずただ軽く振って混ぜただけなのでムラがあるのは当然です。
実際のR-1ヨーグルトと比べると少し酸味と甘さのバランスが違う気もします。
再現度でいえば、85%位と言うのが正直な感想ですが、かけた手間と出来上がる量を考えたら文句は全くありません。
ホエー(乳精)もしっかり出来ますよ。
毎朝食べる方なら、ヨーグルトメーカーの元は本当にすぐ取れると思います。
R-1ヨーグルトを培養している方は多いと思いますが、きっとこの方法が一番楽だと思います。
次の培養用に種菌を取るなら、容器を熱湯で消毒し、しっかり除菌してくださいね。
以下公開特許
生乳、脱脂粉乳、砂糖を使用し、SNF9.7%、FAT3.05%、砂糖3.0%に調製した溶液(以下発酵乳Mix)にL. bulgaricus OLL1073R-1、S. thermophilus OLS3059(FERM P-15487)をスターター菌として加え、43℃で発酵を行った。酸度0.7で発酵を終了し、4℃で1日保存することで最終酸度0.78となった。
特許にはほとんど作り方が書いてあります。種菌の他には、生乳、脱脂粉乳、砂糖しか使ってないことが書いてあります!
スターター菌って言うのは種菌のことですよ。
飲むヨーグルトの作り方
普通の牛乳の代わりに低脂肪乳を使えば飲むヨーグルトになります。
固形のR-1ヨーグルトの無脂乳固形成分は9.3%。飲むR-1は無脂乳固形成分は8.1%しかないなので、そのあたりを調整すれば良いのですが、低脂肪乳を使うことでその辺をクリアできます。
が、成分の培養にどの程度成功するかは未知数です。
味はR-1ですよ。
作り方だけが知りたかった人はここで終わりです。
R-1乳酸菌は本当に凄い!!
報道などでご存知の方も多いかと思いますが、風邪やインフルエンザなどのウィルス・がん細胞に攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる力を持っています。科学的に実証されているのでこの辺は間違い無いでしょう。
このような効果は佐賀県有田市の小学生に協力してもらい調査を行っています。1073R-1乳酸菌を含むR1ヨーグルトを食べた有田市に小学生がインフルエンザにかかったのは0.64パーセントでした。 それに比べ隣の市の小学生たちは10.48パーセントとなりました。このような調査結果によって、1073R-1乳酸菌が免疫力の向上に役立つとされているわけです。 このラクトバチルス・ブルガリクスOLL1073R-1という乳酸菌が使われているのが、明治ヨーグルトR-1です。
代表選手の槙野選手も食べるR-1ヨーグルト。
(C)FOOTxBRAINより
(C)FOOTxBRAINより
(C)FOOTxBRAINより
食べるヨーグルトの種類には注意する
LG-21も健康に良いですが・・・
LG-21なんかも非常に良いヨーグルトなのですが、個人で培養はほぼ無理との事です。
なので、うちは簡単に培養できて大量に食べられるR-1を作り続けています。