お酒を飲むとほろ酔い気分になれて、ストレスも発散出来ます。しかし、お酒を飲むと二日酔いになって頭痛などに悩まされてしまいます。そこで、お酒を飲んでも二日酔いを防げる方法を紹介しましょう。
食事で二日酔いを防ぐ方法
お酒を飲む時に、タンパク質を摂ったり水分補給したりすれば、二日酔いを防ぐ事が出来ます。
タンパク質
肉や乳製品などを食べた後にお酒を飲むと二日酔いをある程度まで防げると言われています。お酒を飲む前にタンパク質を摂ると二日酔いにならないのは、胃を空っぽにする事を防げるからです。
もしも胃が空っぽの状態でアルコールが入っていくと、胃に与える刺激は強くなってしまい二日酔いになりやすいのです。胃の刺激を中和させるのに、消化するのに時間がかかってしまうタンパク質は二日酔いを防ぐのに有効な食べ物なのです。
水分補給
お酒を飲むと利尿作用によって、水分が失われてしまいます。水分が足りなくなると二日酔いになってしまうのです。脱水症状と二日酔いの症状は、凄く似ているのです。まず頭が痛くなって体がだるくなってしまうのは、共通している症状なのです(脱水症状と二日酔いは関係ないという考えの方もいます)。
二日酔いを防ぐには、血中アルコールを下げる事とアルコールの量を下げる事です。水分補給しておけば、血中アルコールを下げる事が出来て、お酒を飲む量も抑えられるので二日酔いを予防する事が出来ます。
お酒の飲み方で二日酔いを防ぐ方法
お酒の飲み方のペースや量によって二日酔いを防ぐ方法があります。
一気飲みは厳禁
飲み会となれば「俺はお酒に強いんだぞ!」とアピールしたくて一気飲みをする方もいれば、周りの友達が一気飲みを催促する事があります。しかし、一気飲みは二日酔いはおろか急性アルコール中毒になって命の危険もあるのです。
お酒に含まれているアルコールは体内に入っていくと、アルコールを分解しようとしますが、一気飲みなどをすれば分解しきれなくなるのです。そうなれば、血中アルコール濃度が上がってしまい二日酔いになります。あくまでも、おつまみを食べながら、ゆっくりお酒を飲むのが二日酔いを防ぐのに有効です。
お酒の適量
お酒には、適量というものが決められており、この適量を超えるまで飲むと二日酔いになってしまいます。まず体内に入っていったアルコールは、20%が胃で、残り80%は小腸で吸収されるのです。そして血流に進行して行き、全身を巡った後に肝臓で分解されます。所が、肝臓のアルコールを分解する能力には、限界があって、1時間で体重1kgにつき100ml程度と言われているのです。
体重が軽い方ほどアルコールを分解する能力は低いので、お酒を飲み過ぎない事が二日酔いを防ぐ為に必要です。
ちゃんぽん
数種類のお酒を飲む事を「ちゃんぽん」と呼びますが、このちゃんぽんは悪酔いして二日酔いをする危険性があります。なぜ、ちゃんぽんをすると二日酔いになるのかと言うと、お酒の味が変わるので飲みやすくなるからです。その結果、限界まで飲める適量を簡単に越えてしまうので、胃にかかる負担は大きいと言われています。
二日酔いになりづらいお酒
お酒の種類によっては、二日酔いになりづらいものがあります。それが梅酒やグレープフルーツのお酒などです。
梅酒
梅には「ピクリン酸」というものが含まれており、この成分は肝機能を高めてくれる働きがあります。その結果、肝臓の負担を和らげてくれて二日酔いになりづらいと言われているのです。お店などでお酒を買う時はチョーヤのウメッシュなどは、アルコールに弱い方でもある程度の量なら二日酔いを防いでくれるでしょう。
グレープフルーツ
グレープフルーツ割りのお酒も二日酔いになりづらくて有名です。なぜなら、グレープフルーツには、アルコールの代謝を促進するクエン酸や果糖が多く含まれているからです。本来であれば、生のグレープフルーツをしぼったものがオススメなのですが、そのようなお酒を用意していないお店では、グレープフルーツを食べるというのも有効な手段でしょう。
二日酔いを防ぐ7つの方法のまとめ
お酒を飲んでも二日酔いを防ぐ7つの方法を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?私は若気の至りで缶ビールを7本を一気飲みして急性アルコール中毒寸前になった事があります。急性アルコール中毒になると、悪寒が走り全身がブルブルと震えてしまうので、一気飲みだけはしないほうが良いでしょう。
二日酔いを防ぐ方法は、食事・飲み方・お酒の種類などで防ぐ事が出来ます。ただし、今回紹介した方法を行っても、それ以上にお酒を飲んでしまうと二日酔いになってしまうので、お酒を飲み過ぎるのだけは気をつけましょう。