キーボード入力変換スペシャル
動画バージョン第2弾でお送りする今月のパソコン講座は、キーボード入力の「困った!」を解決する小技を紹介します。
※ここでは標準設定のWindows 10をもとに手順を紹介しています。IME以外の入力ソフトウェアをお使いの場合や、Windows 8/8.1、Windows 7では手順が異なる点をご了承ください。
思った通りに単語が変換されない!
パソコンで文字を入力すると、全部入力し終わっていないのに文字が表示されることがありますよね。これを予測変換機能と言います。
予測入力は、今まで入力した入力履歴や、もともと入っているシステム辞書から予測候補が表示されるようになっています。
過去に入力間違いがあると、変換候補に入力間違えをした単語がずっと残っていて思い通りに単語変換できない、なんてことも…。
そんなときは入力履歴を削除すると、予測候補から誤変換がなくなり、すっきり気持ちよく入力できるようになります。
■入力履歴の削除手順(個別に削除する方法)
ここでは、例として「メモ帳」を使用していますが、WordやExcelなどのテキスト入力できるアプリなら同様の手順で行えます。
■入力履歴を残したくないとき
長い単語を何度も入力するのは面倒!
よく使う語句や長い単語を何度も入力するのは面倒ですよね。
そんなときは単語登録すると便利です。
ここでは例として、121ラジオの正式番組名「NECパーソナルコンピュータプレゼンツ デジタル生活応援!121ラジオ」を単語登録する手順を紹介します。
ここでは、例として「メモ帳」を使用していますが、WordやExcelなどのテキスト入力できるアプリなら同様の手順で行えます。
予測候補をもっと早く表示させたい!
予測候補表示までの入力文字数を少なくして、長い単語を素早く入力することもできます。
たとえば「おはようございます」の予測変換は、「おはよ」と入力すると「おはようございます」と候補が表示されます。
これは、初期設定では予測候補を表示するまでの文字数が「3」となっているためです。
そこで「おは」と2文字入力すると予測候補が表示されるよう設定を変更してみましょう。
- タスクバーの右側にあるIMEアイコン([あ]または[A]と表示されています)を右クリックします。
![IMEアイコン[あ]](/contents/296/860/579.mime1)
-
右クリックメニューの[プロパティ]をクリック。

- [Microsoft IMEの設定]ウィンドウが表示されたら、[詳細設定]をクリックします。

- [予測入力]タブをクリック→[予測候補を表示するまでの文字数]欄に “2” と入力します。
[OK]をクリックして設定完了です。

- 入力文字数2文字めで予測候補に表示されるようになりました。

■クラウド候補について
Windows 10には、予測変換機能のひとつとして「クラウド候補」機能が追加されました。検索エンジン「Bing(ビング)」と連動した予測候補を表示する機能です。
入力候補については、Bingで利用されている語句がインターネット経由で表示されます。
料理名など、パソコン内のシステム辞書に載っていそうにない単語を入力するときには便利です。
「クラウド候補」機能は初期状態ではオフになっています。利用する場合は以下の手順で設定を変更してください。
今月のパソコン講座「キーボード入力変換スペシャル」の
詳しい解説は、動画でお楽しみください!
※今月のパソコン講座は番組開始から2分41秒後にスタートします。
第22回配信 コーナー紹介
「今月のパソコン講座」以外も、パソコンについて楽しく学べるコーナーが盛りだくさんです。
●オープニング
●今月のパソコン講座:おすすめコーナー!今月は「キーボード入力変換スペシャル」です。
●ふたりで解決!PCクエスチョン! :パソコン用語や疑問・解決法をクイズ形式で学んでいくコーナーです。
●メール紹介:リスナーからのメールをご紹介。質問にもお答えします。
●エンディング
今後の配信予定
- 第22回:
- 2016年10月18日(火)配信
- 第23回:
- 2016年11月15日(火)配信
- 第24回:
- 2016年12月20日(火)配信
ラジオパーソナリティ