ドコモオリジナルスマホ「MONO」、一括648円の衝撃価格でデビュー!!
1年間の端末使用が前提条件となっているものの、毎月の支払いから端末の割賦料金がなくなることで出費を抑えることができます。既存ユーザーにとっても嬉しいポイントではありますが、これまでガラケーユーザーにとって最大のネックであった端末代金の高さというのがなくなるので、スマホへの移行がより加速するのではないでしょうか。
しかし、いくら安いといっても性能面で期待はずれであっては意味がなくなってしまいます。MONOのCPUにはSnapdragon617(1.5GHz、クアッドコア)が搭載され、OSにはAndroid 6.0 「Marshmallow(マシュマロ)」を採用しているので、画面操作でもたついたり、処理が遅いと感じることはありませんでした。RAM 2GB / ROM 16GBで、メインカメラ 1,330万画素 / インカメラ 440万画素。バッテリー容量は2,440mAhあり、もちろん防水・防塵機能を備えたモデルです。
デザインはとってもシンプル。XperiaやAQUOS、arrowsといった日本メーカーの遺伝子を感じられるミニマムデザインです。ディスプレイは約4.7インチとなっており、端末サイズは136×69×6.8(mm)で、重さは約138g。片手で楽々と使いこなせるサイズ感は老若男女を問わず広く支持されることでしょう。なお、カラーバリエーション「MONO」という名前にちなんでか、WHITE(ホワイト)とBLACK(ブラック)の2色展開。落ち着いた雰囲気であり、かつ、定番色でもあるこのラインナップも特定世代にだけ響くのではなく、誰もが親しみを持って手にすることができるのではないでしょうか。
本体左側面には、nanoSIM&microSDトレイ用スロットと音量ボタン、さらにマナーボタンを設置しています。マナーボタンにあたる機能は、従来スマホにも搭載されていますが、物理ボタンによるロックがないため、分かりにくかったり、すぐにマナーモードすることが難しいといった問題がありました。
低価格でありながらキメの細かい作りになっていることを担当者に尋ねると「デザインや必要な機能など、お金をかけるべき所にお金をかけ、これ以上は過剰スペックにあたるのではないかという点については無駄を削ぎ落とした。メリハリのついた端末に仕上がった」とのこと。確かにワンセグやおサイフケータイといった機能はないが、防水・防塵機能ははしっかりと搭載されており、カメラ機能についても十分に「キレイ!」と思えるほどの性能を持っています。もちろんスペック面を細かくみていくと、スマホ上級者やハイエンド機が好きな方にとっては少々物足りないものであると断言できますが、日常使いという視点からみると、過不足ない性能を持っていると断言できます。
また、端末と同じくアクセサリーパーツも販売予定。この日展示されていたスマートカバー以外も投入するとのことなので、これからのラインナップにも期待したいところです。
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教えて!goo ITライフch編集部
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